2012年02月04日
守ってあげたい
今日は小咄なのでまじめな話を期待している人は読まないでください、腹が立ちます。
「ご気分の悪い時やおこまりのときは、受話器の非常用ボタンを押してください」
今泊まってるホテルのバスルームの壁に取り付けられた電話の下に付いてるパネル。
ぼくはたぶん頭の中が普通ではない構造になっていると思う。例えば過去に遭った事故が精神性の病気を引き起こしたりするのは、僕の頭の中ではタイガーホース(TigerHorse)となる。これこそトラウマ(笑)だ。
だもんで上記のパネルを見た瞬間、思わず笑ってしまった。
「御気分の悪い時」なるほどね、「おら〜、おれさ、今日さ、むっちゃむかついてだよ、気分悪いんだよ〜!」って電話に向かって怒鳴ったら、電話を受けた人、どう感じるだろうか?
「おこまりのとき」これも笑える。「あの〜、宿泊代が払えないんですけど〜、困ってるんですよね、助けて下さいよ。え?だっておこまりのときは電話しろって書いてるじゃないですか〜」
英語ではこのような表記になっていた。
If you feel unwell or require some assistance, please push the Emergency Button.
このように日本語で表記する場合は妙に丁寧に書きすぎると違う意味に取られる事があるので要注意だ(笑)。てか、そう取るお前の方がおかしいだろと言われたどうしようもないが、日本人が日本語に対してよくいう事に「日本語は英語に比べると曖昧な表現が多いよね」があるが実際はどうだろうか?
実際にそうだ。英語の方が表現が直接的ではある。ただここで誤解して欲しくないのは、日本語だって理論的に話すことは十分に可能だという点。そして英語だって意味不明なYesかNoか分からないような表現をする人もいるのは事実。
ちなみに広東語は英語に近く、直接的に分かりやすく表現する。文章の作り方も例えば
英語=I want to buy this.
広東語=我想買1個
我(私は)想(望む)買(買う)1個(これ⇒正確には1ではなく“リ”と言う発音だけど対応する文字出てきませんので代役参上です)
英語のBecauseも広東語では最初に「やんわい〜」と来る。日本語だと後ろに来る。
日本語だとYesやNoが最後に来るから最後まで聞かないと分からないと言われるからそれを理由に日本語が分かりにくいと言ったりするが、最初にYesを持ってきても良いのだ。「はい、そうです」「いいえ、違います」を最初に持ってきて「その理由は〜」とやっても良い。ただそうすると日本語は「きつく」なってしまい日本人が好まない言い方になるからあえて遠回しの言い方を選んで、それがいつの間にか日本語がYesNoがはっきりしない言語であるって言われるようになった。
ちなみにぼくはいつも結論を先に持ってくる、それから理由を説明する。その話し方はいつも奥さんを怒らせる。例えば「ねえお父さん、これ食べる?」と何か持ってくるとぼくはにこっともせずに「いらない」と言ってしまう。奥さんはそんな時必ず”Say , Thank you” と言う。少なくとも最低の礼儀はわきまえろと言う事であろう(笑)。
説明会や個人面談でもいつもそんな感じでストレートに話をするので、人によってはかなり不愉快にさせる事がある。申し訳ないとは思うが内容が内容だけに曖昧な話をすることも出来ないのでYesとNoは明確にしている。
それにしても言葉とは難しいものである。想っているのに伝わらなかったり悪気はないのに相手を怒らせたりその気もないのに妙に期待させたりやる気もないのに「頑張ります!」とか。
ホテルではユーミンの歌「守ってあげたい」が生ピアノで演奏されてます。
♪初めて言葉を交わした日のその瞳を忘れないで〜♪
そうだ、言葉だけじゃなくて目も大事。「目は口ほどにものを言い」と諺がありますからね(笑)。
さて、明日は東京に戻り月曜日の会議の準備です。
