2012年02月11日

もし今日が人生最後の日だったら

★抜粋開始

「もし今日が人生最後の日だったら、あなたは後悔を口にしますか。それはどのようなものですか。」人生最後の時を過ごす患者たちの緩和ケアに数年携わった、オーストラリアの Bronnie Ware さん。彼女によると、死の間際に人間はしっかり人生を振り返るのだそうです。また、患者たちが語る後悔には同じものがとても多いということですが、特に死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は以下のようになるそうです。

 1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」

「他人に望まれるように」ではなく、「自分らしく生きれば良かった」という後悔。Ware さんによると、これがもっとも多いそうです。人生の終わりに、達成できなかった夢がたくさんあったことに患者たちは気づくのだそう。ああしておけばよかった、という気持ちを抱えたまま世を去らなければならないことに、人は強く無念を感じるようです。

 2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」

男性の多くがこの後悔をするとのこと。仕事に時間を費やしすぎず、もっと家族と一緒に過ごせば良かった、と感じるのだそうです。

3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」

世間でうまくやっていくために感情を殺していた結果、可もなく不可もない存在で終わってしまった、という無念が最後に訪れるようです。

4. 「友人関係を続けていれば良かった」

人生最後の数週間に、人は友人の本当のありがたさに気がつくのだそうです。そして、連絡が途絶えてしまったかつての友達に想いを馳せるのだとか。もっと友達との関係を大切にしておくべきだった、という後悔を覚えるようです。

 5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

「幸福は自分で選ぶもの」だと気づいていない人がとても多い、と Ware さんは指摘します。旧習やパターンに絡めとられた人生を「快適」と思ってしまったこと。変化を無意識に恐れ「選択」を避けていた人生に気づき、悔いを抱えたまま世を去っていく人が多いようです。

 以上、どれも重く響く内容でした。これを読んで、あなたは明日からどう過ごしますか。

(文=阪井亮太)

★抜粋終了

 

元ネタは豪州のガーディアン紙だ。英国系の考える事なので日本人とは違うかなと思ったが、意外と変わらないな。

 

最近のコメントで「それだけ飛んでいると非効率というか、もっとなんとかできないものでしょうか?社長が忙しい会社は信用がある会社ですが、大きくならない会社です。」批判ではなく、社長が自分で動き回るのは非効率であるというのはよく理解出来ます。ご指摘ありがとうございます。

 

この問題はもうかなり昔に自分なりに結論を出した問題なのです。他にも日本から出張で来たビジネスマンが「これだけの事をここでやるくらいなら、同じことをアメリカやアジアでやればもっと事業展開出来るでしょ」と、何故そうしないのか分からないという風に質問された。

 

もっともっと仕事を効率だけで考えれば北半球で展開した方がよほど大きなビジネスになる。その為に社長が自分で動くんじゃなくて社員を育ててと言う理屈も当然です。けどそれは成長を前提とした計画であり成長を前提としなければ現在の効率で考えればぼくが直接お客様と最初のコンタクトを取る事が一番手っ取り早いのは事実なのです。

 

それだと社員が育たないというけど、結構それでも成長しますよ。当社は社長も社員も同じ立場で適材適所に配置した結果、ぼくの出張が増えて他のスタッフがオフィスワークをするようになった面もありますね。ぼくは事務作業がとても苦手なのです(苦笑)。

 

実際カナダのバンクーバーにオフィスを二つ持ってた時期があるがニュージーランドよりもよほど稼げる。しかしその為には年に数回バンクーバーまで飛ばねばならない。通常の出張に合わせてバンクーバーとなると、まさに一か月近い出張となる。それが果たして良い事なのか?

 

最初の記事にもあるが、誰しもいろんな後悔があると思う。誰しも幸せを求めて生きようとしている。そして幸せとは、僕なりに追求した結果、それは冷徹な「自己満足」である事に気づいた。つまり人によってドーパミンの発散方法は違うわけで、社会における他人の存在などどうでも良いところで自分だけのサークルに立てこもってサリンをばら撒いた人もその時点では間違いなく「法悦」を得ていたのだ。

 

だから幸せと言うのを何かホンワカしたものだとだけ捉えるとしたら少し違うと思う。もちろんホンワカな部分もある。幸せとは悲喜こもごもで両方あわせもっているものなのだ。だからサリンを撒いた人はその時点では法悦であり今は自責の念にかられているから不幸せ。

 

お金儲けも同じようなところがある。儲けている最中は楽しくてしかたがない。毎晩遅くまで仕事をして家に帰らず。夜中まで会議を行いそれで企業を発展させてきた、その結果ある日久しぶりに自宅に帰ると「子供と実家に帰ります」と一枚の置手紙があった。

 

お金儲けを家族全員が大好きでお父さんはおカネだけ持って帰れば良い、あとは不要と言う家族全体の合意を得たうえで仕事を遅くまでするなら良かったが、合意なしでやったものだからお金だけ手元に残り晩年は子供に見捨てられた寂しい生活になる、そういう事だってある。

 

ここが幸せの一つの秘密で、「それは持続できるのか?」と言う点だろう。一瞬幸せでもその後がダメだったら、どうなのよ?お金儲けは手段であるとよく言うが中には出世が全てと言う人もいるだろうし色んな価値観があるだろう。

 

だから大事なのは自分の価値観が何なのかを理解して、それは持続できるのかを考えてみて活動を起こすべきだと思う。そしてぼくにとっては自分の仕事もとても大事だし5万人社会を作っていきたいと考えているが、同時に家族と過ごす時間がとても大事で、その時間こそ最もゆっくり出来て家族の為に何かして家族が喜んでくれたらうれしい、そういう「与える喜び」に無条件に浸れるのが家族の良い点だろう。

 

ぼくも奥さんも大都市で生活をしてきてカラオケ、パチンコ(僕はしないが)、麻雀、クラブ、映画館、などなどの娯楽施設は十分に遊んできた。今はそれよりも静かな田舎で綺麗な空気を吸って自然を眺めて楽しむ方が好きだ。

 

だから仕事のサイズは小さくても利益は少なくても毎日3時過ぎには会社を出て途中で買い物したり自宅に帰って料理を作ったり、奥さんが自宅の庭で栽培しているハーブを採ってきて料理に乗せて喜んだり、そんな生活を選んだ。

 

これは価値観の問題だ。今ちょうどNZ大好きで「NZの良い点悪い点」の書き込みが盛り上がっている。NZから出ていきたい派は当然の如く「田舎で何もなく娯楽もなく人はなまけてバスは時間通りに来ないし」と言う。そう、それはすべて事実。そしてその歴史的政治的な背景を理解したからと言って退屈な人には退屈であろう。

 

だから住みたくないのに住んでいるから腹が立つのだ、自分の価値観に合った場所を見つけてそこに引っ越すべきなのだ。その方が精神衛生上よっぽど良い。

 

冒頭の抜粋記事は豪州なので精神構造は日本人よりもキーウィに近いと思う。ただもしキーウィにこういうアンケートをした場合「後悔、それって何だっけ?」と回答が返ってくるかもしれない。それほどに殆どのキーウィは「自分に忠実に生きている」し「あんなに一生懸命働かない」し「自分の気持ちは素直に出す」し「友達を大事にする」し、同じ英国から来たけどその後の歴史的地理的変化が両国民に違いを生んだのは事実だ。

 

では豪州で何が起こりNZで何が起こらなかったか?簡単に言えば豪州は急激な経済成長を望んだ。農業国として広い農地を確保する為にオージーはまずアボリジニを虐殺して居留区に押し込めて子供を奪った。次にウランがアボリジニ居住区から発見されたのでアボリジニを追い出して大ウラン鉱山を作った。次々と大地に穴を空けて鉱石を取りだし元々誰のものでもなかった地下資源を一部白人だけが手に入れて大金持ちになり、豪邸を買いヨットパーティを楽しみ一流ホテルのレストランで最高の料理を食い、そしてふと気づいた。あれ?周りに誰もいない・・・。田舎の土地成金がはしゃいでいるだけで学も品もない事に気づいた。

 

お金がなければ誰も近寄ってこないし電話をしても返事もない、おカネさえあれば誰でも集まるけど。一緒に騒ぐ仲間はいても大事なことを相談出来ない。まるで一人じゃんか。

 

NZは基本的に貧乏な国である。娯楽もない。ただ、助け合いとか家族のきずなは強い。お金がなくても相談できる友達があり、街に戻れば友達がいる。世界に飛んで行った友達とも連絡を取ってて旅行に行けば狭い家でも泊めてくれる。

 

NZでは皆が笑顔だ。たぶん最初誰かが思い切って他人に笑顔で接したのだろう、笑顔は無料だもんね。そしたらその他人が次の他人にもやっぱり笑顔で話しかけた。すると次の他人は次の次の他人に笑顔で接客をした。そうしていつの間にかNZではいつでも笑顔の社会になり、それが都市生活のぎすぎすさを少しでも緩和させて(当然だ、笑いながら怒れる人は少ない)田舎では誰もが笑顔で生活をするようになった。

 

NZが良いのか豪州が良いのか、それはその人の価値観であろう。若くて挑戦したい人は東京やニューヨークや上海を目指せば良い。言葉は悪いがオークランドを田舎とすればシドニーは独自の文化を持たない中途半端な成金町である。挑戦と言うなら世界のトップを狙うべきだ。

 

ただ僕は自分がいろんな国で生活をしてきた経験上言えるのは、幸せってのは実は一番近いところにあるって事だろうと思うので、皆さんなりに「持続できる幸せ」が何なのか、週末に考えられてみればいかがでしょうか。



tom_eastwind at 09:27│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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