2012年02月18日

KENなう

昨日は久しぶりに古い仲間とアンザックストリートのKENで焼き鳥と焼酎を楽しむ。IT系の社長さんと教育関連で働いてる仲間。みんな昼はくそみそに現場で頭使って働いてるので、今日は何があったとかどれもリアルな話ばかりだ。つまり社長夫人の午後のお茶会ではなく現場で油で手を汚しながら感じた事を話すので学ぶことが多い。

 

ニュージーランドの留学環境や教育業界の今後とかアジア人の動向とか、新聞では出ないネタや日頃は聞けない裏話をお互いに情報交換して楽しむ。焼き鳥KENさんとはもう13年くらいの付き合いかな、彼が初めてKロードにお店をオープンしたのが20世紀最後、その開店当時からお客として家族で通い、今はアンザックでこうやって古い仲間と焼き鳥食ってると、おお、時間の流れを感じますね。

 

数日前にもネタになったSNSが、それぞれの業界ではどう取り組むべきかなんて話も出て来た。FACEBOOKやるべきか?これは結局あなたが所属する業界xあなたの社内での位置づけx市場=やるかやらないかって事であり一人一人答が違ってて当然だと思う。

 

ただ一番ダメなのは「xxちゃんがやってるからわたしもとりあえずやってみようかな」とか、社長が「何だ、最近SNSが流行ってるんだって?だったらうちもやんなくちゃ」と言う、目的が明確でないし戦略もないしましてや効果が目に見えないのにどう評価するのかとか、そういう全体的な戦略がないままに始める事だ。

 

生身の自分を外に晒すことが出来るのか?仮面はどれだけ長くかぶっててもいずればれる。本音の自分を語る事がSNSを長続きさせるコツだと思う。だから本音がないままに周りに格好付けでやるのなら、止めた方が良い。ペットブームに乗って可愛い猫を飼うようなものだ。結局自分で面倒見られずに捨ててしまい、子猫は野生にも戻れずに野山で朽ち果ててしまう。

 

昨晩は311のすぐ後に福島にボランティアで入った人と話をする機会があった。震災後一週間もせず、ちょうど仕事を辞めて次の予定まで時間があったのですぐ動けたとの事。当時は現地でさえも食糧調達に苦労していた時期で、彼らは地元の人の迷惑にならないようにすべて自給自足で食糧を用意してしっかり足固めして現地に入り込んだ。この団体は主に動物愛護が目的であり震災後に放置された動物を助けるのが目的だった。

 

現地ではほとんどすべての家で動物を飼っていたようで犬小屋があるのだが、鎖に繋がれたまま死んでた犬とか。ほんっと、ここだけは声を大にして言いたいのだが、日頃はペットを「家族の一員です、きっぱり」と言いながら自分がやばくなると捨てるって、あんたそれでも人間ですかと言いたい。だったら最初から飼うな、動物が人間並みの扱いならその動物をお金で売買するなんてまさに奴隷貿易じゃんか。ほんとに家族と思って動物と一緒に生活するのなら、きちんと最後まで面倒を見てほしい。

 

その団体には被災者から電話がよくかかってきたという。「あのさ、うちの犬、xx番地なんだけどさ、ちゃんと助けてくれよな」本人は被災先の温泉地で風呂に入りながら、全く立派なものである、お前の首に鎖かけて犬小屋に放り込んでやろうかって感じだ。

 

福島とか原発はぼくはあまりテーマにしていない。原発事故以前はかなりネタにしていた。とくに浜岡原発とかは即時停止がぼくの意見だった。何度も書いた。しかし現実にこのような事故が起こってしまうと、ぼくの立場でこれ以上書ける事がなくなった。あまりに身近過ぎるのだ。

 

ぼくが今まで「311以前」事故が起こるまえに自分なりに学んだ事がこれから現実に起こるわけであるがそれを書いてしまうと「ステマですか?」とか「左巻きの原発反対派」とかレッテルを貼られてしまう。ぼくが軽水炉の仕組みを勉強したのは高校生の頃だ。構造的にぶっ壊れるよね、直観的にそう思った。理論的に考えても、やはり危険だった。費用対効果が合わない、普通に計算してそう思った。原子力の研究はするべきだがそれは神の世界に近づくことであり使用する人間がそれだけの心構えがないままにおもちゃのようにもてあそぶ危険性は、あまりにリスクが高過ぎると思った。

 

ぼくは文明を発達させるべきだと思ってるが原発が必須の手段だとは考えていない。ほかの手段があるわけだしその為には文明の発達を100年くらい遅らせてもよいと思う。ニュージーランドは50年前までは馬車が牛乳配達をしていた。今は水力発電と石炭発電でエネルギーの殆どを賄っているし地熱発電も盛んである。自分の制御出来る範囲内で生きていける国だ。急ぐ必要はないでしょ、明日地デジがなければ人が死ぬわけではないのだし。

 

犬は私の家族よ、そう言ってブログで写真を載せておきながらいざ震災となると犬小屋に鎖を付けたまま逃げ出して「かぞく」を見殺しにする奴ら。被災地の温泉からボランティア団体に電話して「あ、助けといてね、よろしく」で終わる奴ら。原子力の制御も出来ないままに目先の金儲けに走る奴ら。

 

昨日の唯一の救いは、KENで働いてる菊川玲似の可愛いアルバイトの子がピース写真を古い仲間のツイッター投稿に提供してくれた事かな、はは、よければ「NZ大好き」から検索してみてください。



tom_eastwind at 11:46│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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