2012年05月26日

夢のお告げ

昨日も古い友だちと飲みに出たのだが珍しく一次会で終わらせて9時過ぎには自宅に戻った。と言うのも今日は朝から大事な会議があり頭をしっかり開店?回転?させておく必要があったからだ。

 

自宅に帰り「あらま、早いわね」という奥さんに「俺だって出来るんだもん」って顔でにこっと笑ってシャワーを浴びてすぐ寝たら、なんだか嫌な夢を見た。それは3〜5年を目処に北朝鮮と日本が戦争になる夢だ。

 

ぼくは予知能力はないけど足し算と引き算と集団心理というのは普通に分かる。まともに書けば10ページくらいのレポートになるが思い切り端折って書くと、それは現在の北東アジアが置かれている情勢から予測されることだ。

 

その夢は日本を中心とした北東アジアを空から見つめるところから始まる。

 

今年2012年はプーチンがロシアの大統領に返り咲きこれから豪腕を振るうのは目に見えている。彼らは南下して不凍港が欲しい。北朝鮮では金正恩が周囲の助けを得て指導者になったがまだ完全に軍を押さえていない。韓国ではイミョンパク後の大統領選がある。中国では習近平が首席となることはほぼ確定している。

 

つまり東北アジアの中露韓北朝鮮と日本を囲むすべての国が今年せーのどん!で指導者が変わったのだ。日本に彼らの国家で言うような指導者は存在しない、その代わり集団無責任短期交代型会議が長期間にわたって日本を支配している。

 

そして今年一番の役者が米国である。今年の大統領選で民主党共和党のどちらが勝つにしても米国が日本と韓国から撤退して第二国境線(グアム以東の放棄)まで下がりモンロー主義(米国単独孤立主義)が復活するのは明確であり、それは去年末の米軍の沖縄政策の大変化によって確認された。

 

つまり今までは対米従属主義で米国の不沈空母として中露に睨みを利かせていた日本が米国の後ろ盾を失い自立を迫られる事になった。そうなると日本で出てくる世論が「普通の大国になろう、軍備を持とう」だ。それはすでに海外派兵という形で進んでおり防衛庁は防衛省に格上げされて災害救助の自衛隊という形で国民に信頼を得る方針を取っておりそれは成功を収めている。

 

南進して北海道を欲しいロシアは最初は二島返還で平和的にいこうとしたがこれに対して積極的に受け入れなかった日本に対しては次は強硬策である。日本を太平洋の盾として使いたい中国。両国との貿易で国を豊かにしながらも国民と軍隊の不満を向ける先を考える金正恩。

 

彼はあるとき閃く。「そうだ!ロシアが北海道の不凍港を使えるようにして日本が独立国でありながら中国に朝貢するようになれば、ぼくちゃんの覚えは目出度くなるじゃん!」と考えて日本挑発を行う。

 

中国だって北朝鮮は自分の東北の属領くらいに考えているから米国の傘を失った日本を北朝鮮が挑発するのは今後100年の計を組むためにも役立つのであえて止めないしロシアも同様である。

 

そうなれば日本民族の個性として今まで米国という右側に振れまくっていた針がまずは真ん中、つまり愛国精神に一気に戻る。一旦日本に対して挑発行為が行われたら日本は理論的に計算した対応が出来ない。スピードメーターを振り切ったオートバイのようにものすごい勢いで突き進む。

 

ここで中国もロシアも常に誤解するのだが、日本人の一番の得意技は目的と手段をすぐ逆転させる事だ。つまり戦争とは本来自国の意志を他国に強制するための最後の手段であり、その手段でさえ結果的に他国を完璧に破壊したり国民を殲滅させてしまえば本来目的を果たせなくなるのだが、日本はそれが分からない。熱くなると目的を忘れて相手を叩き潰すまでやってしまい戦争という手段にのみ固執してしまう。

 

ここで思い切り端折るがこれはもう日本民族の持つどうしようもない個性としか言いようがないが、日頃は何の勉強もせずに不満は一人前にこぼして、そんな時に税金が上がったり仕事を失ったりでも政府に対してデモも打たないが他国が攻めてきたら我も我もと愛国精神満ちコさんになって武器をとって最前線で戦い後備では竹槍でB29を落とす訓練をするようになる。「高度1万メートルを飛ぶ爆撃機を竹槍で落とせるかどうか、それはキミらの愛国精神次第なのであ〜る!」

 

世界では国境を挟む両国の戦争は常に起こっている。最近ではタイとカンボジアがプレアビヒア寺院付近の国境紛争で軍隊が出動して発砲騒ぎになったのは新しい話だ。キプロス紛争では今だギリシアとトルコがお互いを不倶戴天の敵としている。

 

そんな中、戦後60年以上も平和が続いたこの北東アジアは、ある意味ではかなり高度な政治的中立が出来ていたと言える。しかしこの地域の指導者が一斉に交代して皆が自国民に対して影響力を行使したく、金正恩が自国の軍隊を抑えきれなくなった時にどうなるか?

 

これが日本が北朝鮮と戦争行為に及ぶ直接的理由であるがその後押しをするのが中国とロシアであり本来抑止役となる米国がいない場合、戦争が拡大する恐れがある。今までの北東アジアの均衡が崩れてそこに国内問題を北朝鮮が持ち込んで来たら何が起こるか?

 

ニュージーランドのような南太平洋の小島で他国が数千キロの海路を侵攻して戦っても得られるものは羊肉くらいしかないとすればまず現在の世界情勢でニュージーランドが戦争に巻き込まれることはない。

 

夢の中で韓国が見えなかったのは、この時点ですでに北朝鮮政策に同化しているからなのかもしれない。同化はしているが国境は今だ閉鎖している。今ここを開けてしまえば金正日がどれだけ嘘を言って国民を騙していたかが暴露されて民衆の怒りを生み出してしまう。もっと経済発展しない限り開放は出来ない。

 

1989年ルーマニアのチャウシェスク政権が冷戦終了後その北朝鮮を真似た独裁体制に怒った民衆によって反乱を起こされ国外逃亡寸前に逮捕投獄され妻と共に公開銃殺された事件が金一家の脳裏から今だ離れないから外国を見せるわけにはいかないのだ。

 

日本はまさに東北アジアで米国の「不沈空母」となり得るし逆に言えば中国の「太平洋の盾」となり得るしロシアの「不凍港」にもなる、まさに戦争銀座みたいな位置にある。北朝鮮は支配者が何もせずに国民の反乱で座して命以外に失うものがないならく外国に戦争仕掛けてひとりでも多くの道連れを選ぶだろう。

 

その時自立する道を選ばされた日本は愛国主義に走り北朝鮮相手に戦うのか、それはどこまで戦火が広がるのか?どうなるだろうか?ぼくらはどうすべきだろうか?

 

夢のお告げは朝6時30分の目覚ましIphoneで一気に霧消してそこで終わり。



tom_eastwind at 15:35│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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