2012年06月17日

どっちが大事なのだろう?

★引用開始

https://twitter.com/h_ototake/status/213611056705183744

[引用]マスコミの方々へ。高橋容疑者の逮捕は、たしかに視聴率が取れるのでしょう。部数が伸びるのでしょう。でも、それがいま本当に伝えるべきトップニュースでしょうか。いまなされようとしている政治的決断は、我々の生活に大きな影響を与えようとしています。報道の使命、いま一度考えてみてください。

★引用終了

 

ツイッターで乙武さんがつぶやいた事だ。日本で生活をしていないのでどの程度ニュースで報道されているのかよく分からない。

 

オウムのニュースと言っても事件があった時は僕は日本にいなかった。事件の当事者からすれば死ぬまで忘れられない事件だが、日本全体から見たらどうだろうか?やっぱり大きな問題だ。当時のニュースを見ても外国から見てもたしかに全体的なニュースだった。

 

では今回逃亡犯が捕まったというのもその流れでいけば大きなニュースか?中くらいか?よく分からんな。人によって認識が随分違うのだろうと思う。

 

ニュージーランドで日本の情報を読むときに良いのは、不要無用な情報がかなり削除されているという点だ。

 

日本で普通に生活をしていると情報の渦というか嵐というか、とにかく何をしなくても情報が耳や目から入ってくるけれどニュージーランドだと、こちらから積極的に取りに行かない限り情報が入ってくることはない。

 

なのでキーワードだけ決めておいてそれ以外のムダな情報や自分に関係ない情報を削除出来るのは良い。だからみのもんたにそそのかされることもない。嘘でも100回言えば本当になるってのは有名な話だが、みのもんたがそれらしく100回言えば本気で信じる人も多いから彼が高い収入を得てテレビで仕事も出来るのだろう。

 

ただ、逃亡犯の話と現国会で決定された原子力規制委員会設置のどちらが記事として重要かと言えば、これは規制委員会の方だろう。終わった事件の最後の一人の話とこれからの日本の原発運営を比較すればどう見ても原発のほうが重い。

 

それも今回の規制委員会は、見せかけは三条委員会と言いながら抜け穴だらけである。ノーリターンルールには5年間の例外措置を入れており本人が戻りたいと言えば戻れるようにしている。更にこの5年間で規制委員会の労働条件整備を行うが、それが整わなければ延長の繰り返しだ。つまりノーリターンルールは実質的に適用されない。

 

また40年廃炉はしっかりと例外措置を作りすでに例外措置を実行して20年追加している。つまり経産省はこれからも原発推進でいくと宣言したようなもので、それを国会が後から認可したわけであり国民議論は全く放置されたままである、どうみてもこのニュースのほうが国民に対する影響という点では明らかに大きい。

 

原発を今後どうするのか?エネルギー政策をどうするのか?国民全体が考える問題だ。感情論だけで反対と言っても無意味だし経済効果だけ考えて推進するのもどうかと言える。

 

ただ一つだけ今回のような法案を通したいのなら、経産省が自分たちの権益のために原発を継続したいなら、原発は霞が関に作ってくれってことだ。

 

マスコミは様々な情報を流して情報操作をすることは多くの国民がわかったと思う。ただ今回のような法律の抜け穴を報道するマスコミはいないので、自分から情報を取りに行かないとこういう事実も分からない。

 

オウムの事件を隠れ蓑にして重大な法案が知らぬ間に国会を通過した。



tom_eastwind at 16:07│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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