2012年08月16日

枕でも銃でも

りょうまくんは水曜日からウェリントンに行ってる。戻るのは日曜日。以前ここでも書いたがりょうまくんの参加しているウエストレイクボーイズのコーラスチームが入賞したようで、ウェリントンの全国大会に参加することになった。

 

コーラスチームは30名くらいで全員男の子であるが、へー、旅費かかるでしょって奥さんに聞くと一人740ドル、すでに学校にはカードで支払い済み、あんたの仕事は私の口座にお金を振り込むことだけよと、軽く笑っていなされた・・・。

 

コーラスで入賞するのは良いが30名もいると中には突然の出費が払えない子供もいるのではないかいと聞くと、今回は学校でファンドライジングという一種の寄付を募るらしい。

 

この仕組は面白い。学校で活動をする時にお金が必要な場合は、先生がチョコレート会社とかと契約して通常より安く仕入れてそれを子供に持たせて近所に売りまくる。稼いだお金で必要な費用を捻出するのだ。

 

子供がチョコを持って帰ってくれば親としてもいくつか買うし、うちでは近くの子供が売りに来た場合は箱単位で買うようにしている。

 

こんなのは社民党あたりからすれば「そんな、子供に物売りをさせるなんて何事!」とか「もし子供がお金を落としたら誰の責任なのよ〜!」とか、絶対に文句が出るだろうな。

 

だって先生の労働強化に繋がりますからね、出来るだけ働かずにお金がもらえる仕組みを作るのが日教組の仕事だし子供がそんな事をして自立精神を持ってしまうと日本国民が強くなって中国も韓国も北朝鮮も困った事になってしまう。

 

「やだ〜、また日本に支配されちゃうの?」てな事だろうが、困るのは支配層だけであり一般民衆からすれば共産党より余程マシと思うのではないか(笑)。ファンドライジングも出来ずに修学旅行に参加出来ない日本の子供の気持ちなど考えようともしない日教組よりはNZのように現実的対応策を作り出す方が、ありもしないくそったれ平等とか出来もしない非武装国家とかよりずっとましだ。

 

りょうまくんは出発の2日くらい前からせっせと旅行かばんに荷物を積めては出したりして持っていくものを確認している。コーラスでは服装に決まりがあるのでお父さんの黒いTシャツを寸借している。しかしそれ以外の荷物についてはあまり決まりがないので好きなモノをカバンに詰め込んでる、もちろんdaisukiなアポロチョコも含めてだ。

 

これも日本だと持っていくものすべてに規定があって、鉛筆の長さまで先生が定規で測って寸法を決めるのだろうが、ニュージーランドではこのあたりかなり自由である。

 

逆に自由過ぎて日本から来たばかりの親からすると「ちゃんと決まりを作って下さい!私たちは自由にするって事に慣れてないし自由な教育なんて受けてないし誰かに縛られて定規で測ったようなことしか出来ないんです〜!」とか言い出すのだろう。

 

学校は規律を教える場所、その意味ではニュージーランドの学校の方が規律が厳しくてもおかしくはないのだが、同時に社会とは自由な場所であり自由に考える能力が要求されることを知っている教育者は、子供たちに自分で考えるようにさせている。

 

持ち物は自由とは言えどアーミーナイフをカバンに入れてはいけないとか他人に迷惑をかけてはいけないとかを団体教育の中で教えていく。何故ナイフを持ってきてはダメなのか?ダメだからダメではなく、そこに常に合理的な理由を考えさせて子供たちに思考能力を付けさせる。

 

14歳前後の男の子たちが30名も勢揃いして飛行機に乗るんだから随分うるさいどんちゃん騒ぎになるんだろうな。宿泊先を見ると普通のホテルであり、ほー、こいつら枕投げとかしながら先生に怒られるまで徹底的に遊び倒すんだろうなと思うと、ついつい笑えてしまう。

 

そんな事を思いつつニュースを見ると社民党の福島みずほ氏が大阪維新の会の選挙公約「憲法9条改正の是非についての国民投票」についていちゃもんをつけてる。この人どこから金をもらっているのかなんてどうでも良いが、いい加減に現実を見ようよ。

 

すでに自衛隊を持ち対米従属から離れて独り立ちしようとしている日本は東北アジアに中国、韓国、北朝鮮、ロシアとヤバ筋の隣国に囲まれている。これからの日本は普通の独立国家として周囲と付き合う必要がある。そんな時に現実問題として武器なしで何が出来るか?食い物にされるだけだ。

 

非武装国家がどーのこーの言う前に北朝鮮が日本人を誘拐した事実さえ認めようとせずに「き、北朝鮮さまがそのような事をするはずはありません!」とほざいてたんは誰なのかしっかり思い出して欲しい。

 

武器を持たずに自衛は出来ない。武器を手放したから北朝鮮がバカな事をやった。自分や家族が誘拐されたらどうする?政府にすがって泣きまくるか?それとも戦うか?

 

ニュージーランドは平和な国であるが、平和を守るためのコストもしっかり理解して国連に兵士を派遣している。彼らが戦闘で死亡することがあっても怯むことはない。りょうまくんたちの友達も軍隊に入ったり警察に入ったりするだろう。もしかしてりょうまくんも軍隊に入るかもしれない。けど今のニュージーランドの軍隊であれば親としても背中を押してあげたい。

 

誰かがやらねばならない、それなら枕を投げて遊んでる男の子でも枕を銃に持ち替えてアフガニスタンに行くだろう。無責任に平和を騒ぎ子供に何も考えさせずにロボットに仕立上げて北朝鮮に自国民を誘拐されて黙ってるよりは、ニュージーランドのようにちっちゃな国家でも国際平和を守るために戦う姿勢を見せる、そのほうがずっと国を守る=国民を守るって意味で正解であろう。



tom_eastwind at 17:39│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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