2012年12月09日

2033年地図で読む未来世界

 ★記事抜粋開始

マーサー「2012年世界生活環境調査‐都市ランキング」を発表

マーサー ジャパン株式会社

2012/12/04 15:00 [ マーサー ジャパン株式会社のプレスリリース一覧 ]
 

マーサーは「2012年世界生活環境調査‐都市ランキング」を発表した。調査結果によると、世界で生活環境水準が最も高い都市は、前回に引き続きウィーンとなった。チューリッヒが2位、オークランドが3位と続き、4位にミュンヘン、5位にバンクーバーが入った。デュッセルドルフはひとつ順位を落として6位となり、7位にフランクフルト、8位にジュネーブ、9位にコペンハーゲン、そしてベルンとシドニーが10位となっている。

***抜粋終了

 

どのような基準で「生活環境を調査」したのか興味があったので最悪の都市を見てみると最下位のイラクのバグダッド(221)だったので、死亡度数かな、それなら納得がいく。決してニュージーランドで一年に一件の殺人事件がないってわけではない。毎年殺人事件は発生している。だた他の都市に比べれば治安の良さは肌感覚として分かる。

 

ちなみに都市インフラサービスの項目では「電気の供給、水の利用性、電話・メールサービス、公共交通機関、交通渋滞、現地空港からの国際線運航路線数」等が要素となりシンガポールが首位。当然ながらしょっちゅう停電が起こるオークランドのインフラはあまり優秀ではない(苦笑)。

 

生活環境調査でアジアの都市では、シンガポールが25位で最高位となり、日本の東京(44)、神戸(48)、横浜(49)、大阪(57)が続いている。その他上位100位に入ったアジアの都市は、香港(70)、ソウル(75)、クアラルンプール(80)、台北(85)、上海(95)となっている。

 

中国が入ってないのは当然だろう。普通に生きていくだけで大変な上に政府レベルではハニー・トラップから始まって民間レベルでは贈賄と、違法行為なしではまともに仕事も出来ない上に、かと言って違法行為をすれば共産党支配下でいつ逮捕されてもおかしくない。その上に黄砂で汚染され空気を吸うだけで喘息になりそうな環境は、素敵な環境とは言い難いだろう。

 

東京が44位というのは政治の乱れやそれに起因する外資企業への無法な取り締まり、最近の無差別殺人などが影響しているのかもしれない。

 

公共サービスではロンドンの評価が高く6位となっている。ロンドンの都市インフラは、空港、地下鉄、バス、および鉄道などの広範囲に及ぶ公共交通システムを含む、高水準の公共サービスの提供が反映された結果、高順位となっている。ただ生活環境評価では38位だ。家賃の高さ、時々のテロ事件、シティの交通渋滞などが影響しているのか。

 

ロンドンといえば1800年代後半、日本の明治時代でさえもテームズ川に流れる生活汚水の為に夏場はあまりにも臭くなり国会開催が不可能になったり、ソーホーでは井戸水に染み込んだ汚水の為にコレラが発生して多くの死者を出した。

 

歴史的に見ればソーホーという街はロンドンという大都会を支える不浄の地区であったから屠殺場や肉屋などが並びかなり不衛生な場所であったのだろう。今でもロンドンのシティを歩くとソーホーの入り口はまるで城壁の門のようになっておりすぐ隣りの高級住宅街から見れば地域全体が城壁に囲まれたような雰囲気になっている。

 

こうやって見ると現代のオークランドは田舎でありながらもかなりバランス良く成長した都市であると言える。人口140万人だが都市が南北に長く伸びているせいで人口密度は薄い。

 

シティから車で10分も走れば羊や牛が放牧されておりバーベキューを楽しめるコーンウォール公園があり同じくシティから車で15分も走れば海沿いの無料駐車場付きのミッションベイビーチがある。

 

人々は騒々しいシティに住むよりも船で通える離島に住むのを好み(当然だ、残業もなく休みも多く会社にいる時間は人生の3分の1なのだから)、庭がなければ家じゃないと思ってる。

 

そう考えてみれば生活のクオリティ、品質の高さって意味では現在のオークランドはそれなりに良い街なのだろうと思う。

 

2033年地図で読む未来世界」という本をamazonで購入した。3,800円とずいぶん高い専門書だが、これからの未来に起こるであろう様々な減少を分析している。人口爆発、経済成長、資源枯渇、エネルギー、食糧危機、農業、国際紛争、移民、自然災害など様々な要素を通じて2033年の世界がどう変わっていくかを科学的に分析している。

 

とくに2033年、世界の人口が85億人を突破して水と食料とエネルギーが国家や地域の生き残りの要素となる時今からほんの21年後、今10歳の子供が大人になって自分の子供が生まれるような時代になると、まさにどの国家、地域で生活しているかが自分たち家族の運命を決めることになるだろう。

 

「今の生活が良ければ」なんて考えるのは、年金で子供の借金を増やし次世代につけまわしをするだけに過ぎない。自分たちの住む国がどうなっていくのか、自分で責任を持って家族を支えていくしかない。

2033年 地図で読む未来世界
2033年 地図で読む未来世界
 



tom_eastwind at 16:47│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔