2012年12月16日

封神演義♪

木曜日は山水レストランの新マネージャー紹介のパーティ。20年以上の付き合いがあるオークランド旅行業界の重鎮から食材仕入れ会社、その他様々な業界からお集まり頂き賑わった。

 

金曜日は会社のクリスマスパーティで日頃あまりお会いする機会のないスタッフの家族にも一年の感謝の意味でご参加頂いた。もう皆さん年末って事ですっかりパーティパーティな気分。

 

あと3日で会社もクリスマス休暇に入り約3週間のお休みになるので、その前にやるべき事をやって置かなくてはと、各自相当パニックなのだけど、パーティになれば頭はすっかりパーティモードになれるのが素晴らしい。

 

うちの会社はONOFFがかなり明確で、どんなに仕事が忙しくても自分の予定を動かす人はあまりいない。地域のクラブ活動、コーラス、飲み会、子供の迎え、まず自分の予定をしっかりまとめて、それに合わせて仕事の速度や量を自己調整している。

 

うちの仕事はネットに繋がったパソコンさえあれば世界中どこでも出来るので、子供の迎えに午後早めに帰り子どもたちの食事が終わってから自分の部屋でネットを繋げて昼間やり残した分をさっさと片付ける。

 

うちの場合、会社の行事で夜とか終末に何かを入れることはない。みんな昼間はそれぞれ自分たちの部門で仕事をしていても、夜や終末になると気の合う仲間たちと楽しくやっているようだ。「ようだ」ってのは、ぼくもONOFFは使い分けるべきだと思ってるしOFFに会社を関連付けさせてもらいたくない為にあえて何も聞かないからだ。

 

20世紀の工場じゃあるまいしぼくらは部品ではなく一個の人間なんだから会社に依存心を持つのではなく、自分が生活のための収入を得ながら仕事を通じて様々な事を学びつつ地域社会で人脈を作りそれが次の成長につながれば良いと思っている。

 

今年はうちを卒業して他社に移籍した若者がいるし日本に帰国して他社で働いていたのがまた当社に戻ってきたり、うちは出戻りの多い会社である。出戻り回数4回目なんて人もいる。

 

日本じゃあちょっと考えられない出戻り組の多さであるが、他社で学んでまたうちに戻ってきて新しい仕事に飛び込んでいけるのも、会社に依存しない生き方が出来るからだ。日本社会も早いうちに個人の自立が進んでいけば自己責任も理解出来るようになり、現在の日本のような無責任で他人任せで何かあれば自分の事を棚に上げて他人を批判することもなくなるだろう。

 

日本では今日が総選挙なんだけどこちらでは全然盛り上がりないっすね。今回の総選挙で日本国籍を持つ永住者がどれくらい事前海外投票をやったのかは聞いてないしパーティの時も選挙の話は全くなし。

 

結局こちらに永住してしまえばこちらの社会の政治の方が大事だし日本の首相が誰かってよりもジョン・キー首相の次の一手の方がずっと気になる。こちらで生きていくというのは多くの場合日本旅券を除けば日本政府に頼るものはなく自己責任で解決するしかない。

 

依存出来る組織はないのだし自己責任で生きるって道を自分で選択したのだから太平洋の赤道を渡って北半球にある離れた祖国の選挙よりもまず自分って事になるのだろう。

 

現在オークランドに在住している日本人は大体1万5千人くらいだろう。そのうちワーキングホリデイビザが約2千名、ワークビザが1千名、学生が数百名、その他は永住権保持者だと推測している。何人くらいが在外投票をやったのかな。

 

ぼくは基本的に在外日本人でも日本国籍がある限り選挙に参加すべきだと考えている。政治はまさに自分と天の間くらいに離れているがそれでも自分で住みやすい国を作るための第一歩が選挙だからだ。

 

けれど現実的には外国に住む日本人は選挙に参加するためにいろんな手続きが必要で、日頃あまりお世話になってない日本国の選挙に参加するためのハードルは高く設定されている。

 

これは民衆に出来るだけ選挙から離れてもらいたい政府=官僚の基本方針だ。「民は依らしむべし知るべからず」は徳川時代から続く日本支配層の基本方針であり彼らの分厚い壁をぶち破ってまで参加しても、あんまり良いことないよって言うメッセージである。

 

明日には選挙の結果でどこの政党が与党になるか分かる。それから連立の話が出てくるのだろう。自民党と公明党はまたも連立でいくのだろうか?最近の動きを見る限り池田党ではなく庶民のための公明党に近づいているからその意味で自民党とも政策が近くなるのかもしれない。

 

ぼくは今の自民党はそれなりに評価している。一応支配層に属してはいるが民衆のことは結構配慮していると感じる。野党になって民衆の大事さを理解した自民党政治家と1年で交代した安倍さんが今回はしっかりと与党として舵取りをするだろうと思う。おかげで円が急落してニュージーランドに送金する人からすればありがた迷惑ではあるが(苦笑)。

 

いずれにしても来年は移住の仕事が更に輪をかけて忙しくなりそうだ。日本中から問い合わせの数が半端ではなくなっている。移住スタッフを増員して来年に対応する予定。移住が増えるって事は自己責任でものを考える日本人が増えるという事だから良いことだと思う。

 

さてっと、木曜と金曜の連チャンパーティで疲れた体を土日に「封神演義」読んで復活させよっと。



tom_eastwind at 15:52│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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