2013年01月07日

消えていくサヨク〜教育再生会議

日本の大きな流れを考えていく中で「団塊世代」は常に意識しておかねばならない。この世代が戦後の安保闘争を生み戦いに負けた人々は長い髪を切って帝国主義の塊のブルジョワ層の仲間入りをして企業戦士として70年代以降の日本経済成長を支えて来た。

 

安保闘争の闘士になるくらいだからそれなりに志もあり弁も立つわけで、それを使って学生時代は仲間をアジっていた。その技術を仕事に生かせば勿論優秀なサラリーマンが出来上がるわけだ。

 

彼らはサラリーマンを享受して円満退職、後は国家の年金や企業年金を受け取り、田舎暮らし、海外クルーズ、ガーデニングなどなどのんびりとした生活が待っているのだが、人ってのはどうやら21歳の頃に身についた思考能力がずっと続くようである。

 

それが原発反対デモあたりからあちこちに出現し始めている。円満退職後に自分を縛る上司や起業がなくなり21歳の頃に身についた何でも反対の癖がまたも頭をもたげてきたのかどうか分からないが、縛るものがいなくなった彼らは60歳過ぎても元気に毎日「やりがい」を探して何でも反対していくのだろうなと思うとそれなりにウンザリする。

 

しかし安倍自民党政権の下で教育再生会議が始まれば安倍首相にとって常に仮想敵国である似非サヨクである日教組などは最も最初に叩かれる組織となるだろう。民主党政権時代に随分と日教組はやりたい放題だった。教育再生会議とは日教組潰しのためである。

 

敗戦時に中国戦線や北満州で戦っていた日本陸軍兵士が中国やソビエト軍に何年も抑留されてキャンプで過酷な労働に耐えつつ同時に共産主義を教えこまれた。

 

そしてキャンプの中では次第に伝統的な日本を守ろうとする守旧派と洗脳サヨクが分裂するようになり背後に中ソを味方につけたサヨクが全面勝利、負けた守旧派は激しい労働と寒さの中で死んでいき特別待遇を受けた彼らサヨクは十分に洗脳された後に帰還船で舞鶴港に送り込まれた、中ソの指示を受けて。

 

それから彼らは日本解体計画にかかった。ストライキや警官殺しなどは主に共産党が受け持ち社会党は教育再生にかかり日教組を設立して日本人を子供の時に洗脳させてバカな奴隷にしようとした、中ソの命令に基づいて。

 

日本が古来から持つ文化をすべて否定させて戦前教育の「間違い」をあげつらい、日本が間違った戦争をしたから「反省」させてこれからはすべて中国やロシアの言うことを聞いて行動するように仕込んだ。

 

これは現実の話だが、1960年代に文化人とか評論家とかサヨクとか呼ばれた連中は殆どが中国大使館やソビエト大使館にフリーパスで出入りしていた。彼らの雇用主の元へ。

 

中国の国民党軍などは戦争の時は逃げまわり民間人の服を着て民間人を盾にして安心していた日本兵を射撃しびっくりして撃ち返した日本兵が誤射して民間人を殺すと「日本軍の虐殺〜」とほざいた。便衣兵だ。ロシアは戦争が終わる寸前に河に墜ちた犬を叩くように満州に進出して略奪と強姦を繰り返した。

 

米国はもちろん自国のために日本を復興させたのだし感謝する云われはないもののそれでも中国やソビエトに比べれば十分に公正であった。米国発の技術を日本に提供してそれが結果的に日本の工業を発展させることになった。まだ著作権がうるさくなかった時代の話である。

 

その意味でも日本が中ロよりも米国贔屓になるのは理解出来る。その最先端にいたのが岸首相であろう。安倍さんのお爺ちゃんだ。戦争に負けたのに日本の経済成長を助けて法治主義を導入してくれた。彼がCIAの手先であったとしても日本の国益から見れば悪くない選択だと思う。もしあの時共産党や社会党が革命に成功していたら、今頃日本は北朝鮮のような国家になっていたのだ。どっちが良いか?

 

岸首相の時代は徹底的に共産党を弾圧した。公安警察は共産党潰しのための警察であった。お爺ちゃんの意向を引き継ぐ安倍総裁も同じ意向なので、まず刀は労働組合を切り裂くだろう。

 

岸及び安倍首相の思想の基本は国家社会主義である。北一輝の薫陶を受けたお爺ちゃんが戦後日本で官僚と共に実行した政治制度は戦後の日本の状態にちょうど合っていた。一部支配者が日本全体を仕切る社会民主主義だ。

 

彼らの考えでは「政府は常に正しい、例え一時の間違いがあっても国民に主権を渡して国家そのものが崩壊するようなことがあってはならない。国民はビギナーズラックで一回は成功するかもしれないが、それは継続しない。政府は時々間違いをするけど継続した間違いはしない、何故なら彼ら支配層は選ばれた中でもさらにトップエリートなのだから」という思想だ。

 

ただ問題はこの「一時の間違い」のバブル以降の無政府状態の長さだった。サヨクを追い出す時には独裁的にまで力を高めて追い出しを量り1960年代から70年代初頭にかけて後藤田正晴が主導して出来るだけ日本人を殺さずに左翼思想だけを追い出した。悪魔祓いの様なものだ。

 

けれどその力が行きすぎて己の力を過信した。敗戦体験のある官僚が危機感を持って運営してきた自民党と官僚も定年退職して次の世代は敗戦という失敗経験のないおぼっちゃん官僚が日本を支配するにつれバブル崩壊を目の前にして自分の保身に走り「先送り」を始めて失われた20年を作る原因となった。あの時支配層の中に本当に危機意識を持つリーダー的官僚がいればバブルの被害はここまで広がらなかっただろう。

 

1992年の香港時代、ぼくは名古屋から来たオーナー企業の社長から話を聞く機会があった。当時の日本はすでにバブルは崩壊していたがまだ多くの人に実感がなく、日経はまた上がるだろうと思っていた。

 

しかしこの社長は「tomさん、すでに土地バブルは崩壊したよ。今ならまだ10兆円程度の損失で収まるかもしれないが、ここで打つ手を間違えれば被害は更に拡大する、そして今の政府に腹を括って問題を処理する連中はおらず誰もが自分の任期の2年だけ先送り出来れば良いとだけ考えている、だから被害はもっと拡大するよ」

 

そしてその後、この社長の言ったように日本経済は崩壊した。そして米国型報酬制度の導入が結局は賃金カットでしかなくローンで住宅を買った家庭は崩壊しかろうじて残っていた人同士のきづなもなくなり他人を顧みない日本は失われた20年に突入することになる。

 

そんなところにうまく潜り込んで既得権益を主張したのが一時期下火になっていた組合である。民間がどれだけ苦労していようが市役所や県庁や学校の先生に一旦なればそこから先の生活は一生保障されていた彼らはデモやストライキではなく各職場の管理職との交渉で次々と権利を獲得していった。

 

そして中国やソビエトに教えられたように日本を「悪者」に仕立て上げて子どもたちに悪者日本の歴史を刷り込みありもしなかった事件をいかにもあったかのように教えてなおかつ自分たちはそんな悪い日本を変えようとする良い人々だと教えこんだ。

 

その結果として壊れた教育と使い物にならない若者だけが残り、まさに教育は崩壊した。その集大成が民主党左派による民主党乗っ取りと組合活動の強化である。日教組のアタマの中には自分たちの利益しかない。組合員を増やして権利を強化して既得権益を更に膨らませるためにあの手この手で民主党を利用してきた。

 

しかし彼らにはこれから社会に出ていこうとする若者たちの労働条件や権利などは何も考えていない。今組合員でいる世代だけを救えば良いのだから。

 

ぼくは民主的な共産主義は共感は得られる。しかし中国的な独裁主義は共産主義ではない。世界の中で共産主義に近いものを作り上げたのは実は日本であり金持ちも貧乏人もいない格差の少ない社会を作ってきた。

 

ところが中国やソビエトでは民主主義の名のもとに一部権力者だけが法を超えた権力を持ち一般の民間人は公安警察やスパイを恐れて本音の発言など出来なかった。日本だってどうのこうのと言うが、そんなのは赤ちゃんの泣き言に等しい。本当の恐怖政治を経験してみれば日本だって良い国じゃないかと思える。

 

今回の教育再生会議では是非とも健闘してもらいたいものだ。もちろんどんな形に出来上がるのか分からないが、今の日教組を潰す方向であるならどんな事でも歓迎だ。

 



tom_eastwind at 14:50│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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