2013年01月12日

朝鮮学校無償化と北朝鮮スパイと準備しておくべきこと

★抜粋開始

朝鮮学校無償化でも内偵、逮捕の北工作員が反対団体に

2013.1.12 08:38産経

 北朝鮮の指示で諜報活動をしていた工作員と大阪府警が断定した兵庫県尼崎市の運送会社社長、吉田誠一容疑者(42)=著作権法違反容疑で再逮捕=が、朝鮮学校への高校授業料無償化適用や補助金支出に反対している民間団体の動向を探る調査活動をしていたことが11日、捜査関係者らへの取材で分かった。

 

 朝鮮学校が北朝鮮や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の政治的影響下にあることなどから安倍晋三政権は無償化を適用しない方針を示したが、朝鮮学校をめぐる問題が北朝鮮工作員の活動対象にまでなっていた実態が浮かび上がった。

 

 対象となっていたのは、大阪を拠点に北朝鮮の人権問題に取り組む団体「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」(守る会)。同会は朝鮮学校が金日成(キムイルソン)主席、金正日(ジョンイル)総書記父子を礼賛したり、拉致問題を歪曲(わいきょく)したりする思想教育の児童・生徒への強要を問題視し、機関誌などを通じて無償化適用や補助金支出に反対する運動を続けている。

 

 関係者らによると、吉田容疑者は無償化や補助金問題が議論になり出した平成22年ごろから昨年6月に逮捕されるまで、守る会の中心人物の一人で作家の萩原遼さん(75)らの活動内容や写真を入手し、朝鮮総連関係者らに伝えていたという。

 

 吉田容疑者は北朝鮮工作機関の指示で北朝鮮情報を扱う別の民間団体に潜入するなどし、北朝鮮に批判的な団体や人物の情報を収集していたことが判明しており、守る会の動向調査も工作機関の指示で行っていた可能性がある。

 

 萩原さんは「メンバーが写真を撮られるなど、動向を探られている気配はあった。朝鮮学校問題が教育議論を超え、北朝鮮の政治的工作の対象になっていたと改めて感じた」と話した。

★記事終了

 

最初の部分はざっと流して読んでいたのだが萩原遼氏の名前が出てきたところで少しシリアスになった。

 

この人の作品は会社のtom文庫に5冊くらい揃えている。1950年代の北朝鮮の金日成による政治クーデターが当時の日本にどれほどの影響を与えていたか?多くの在日北朝鮮が金日成によって殺された。1960年代の北朝鮮帰国運動は金日成による在日資産の巻き上げであったという衝撃的な事実、1970年代の北朝鮮が楽園と信じられていた時代の、実は飢饉が繰り返され政治は独裁化して日本から北朝鮮に帰還した人々が次々と山中の工事現場や炭鉱に追いやられて餓死していた事実。

 

彼は当時共産党員であり新聞赤旗記者として平壌に駐在していた事もあり共産党員という北朝鮮の味方でありながらあまりにも実態を知ってしまったという理由で殺される危険性を感じたという。

 

その後彼は赤旗を実質的に首になりその後は作家活動で北朝鮮の恐ろしい実態を公に晒してきた。最近は情報がないなと思ってたら「守る会」を作って北朝鮮の弾圧されている人々を守る仕事をしていたのか。

 

日本にはスパイ防止法がない。人権擁護法案が民主党政権下で法律化されようとしていた。人権擁護法はいかにも人権を擁護するようなネーミングだがその実態は時の実力者が個人情報を集めたり北朝鮮や中国の活動家が動きやすくするための法案である。

 

運良く自民党に政権が戻りそこに安倍さんがいたからこの法律は立ち消えになるだろうが、そうでなければ恐ろしい事になっていただろう。民主党サヨク+日教組+中国北朝鮮活動家=まさに日本の奴隷化である。

 

官僚は何故止めなかったか?それほど気にしていなかったのかもしれない、彼らは血筋の良い選良であり自分たちにトラブルになる法律とは思ってなかったのだろう、それに本当にやばくなれば日本最大の暴力団である公安警察を使えば法律などどうでもなる。

 

しかし一般市民はそうはいかない。北朝鮮学校の無料化なんてバカな話が通るようになったら世界の笑いものだ。日本人を拉致しておいてその主犯である金正日を拝むような学校に金を出すなどアメリカ人が聞いたらひっくり返るぞ。

 

オークランドの日本人補習校だって地元政府の補助を受けているわけでもなくすべて日本人団体からの寄付で成り立っている。当然だ、ニュージーランドの教育方針をとっているわけでもなくニュージーランドの価値観を教えるわけでもない私立塾に金を出すわけがない。

 

何故独裁国家を拝むような学校が日本の国益に叶うと思いついたのか?それは民主党内部にいる北朝鮮崇拝者=金を貰って北朝鮮のために働く政治家がいるからだ。拉致があった時も「そんなこと、北朝鮮様がやるわけありませんわー」と言ってた連中だ。日本を骨抜きにして自分たちの食い物にしようとする近隣諸国から金を貰って日本を売ってたまさに売国奴のようなものだ。

 

今日ぼくが書きたかった事は数日前に書いた原発記事と同様で、国民が知る時間のある時に「北朝鮮?あーら、怖いわねー」と他人ごとみたいにニュースをななめ読みして放り出し友達とお茶して「あらま、今日の洋服おきれいね!」なんて言っておらずに、今起こっている現実をしっかりと勉強して来る日のために少しでも心の準備をしておくべきだって事だ。

 

特に北朝鮮の実態を知りたければ萩原遼の本は勉強になる。相当暗い内容だが、あの本を読んだ後は北朝鮮の恐ろしさが肌で感じられることだろう。そして自分が今何をすべきか、またもし北朝鮮が攻めてきたらどうするのか?自分がその時の被害者にならないようにするためにはどうするべきか?

 

「そんな事言い出したらきりがないよ、北朝鮮、中国、ロシア、韓国だって決して味方と言えないよ」そりゃそうだろう、世の中すべての事に物理的に対処することは不可能だ。地震から逃げることは出来ない。けれど地震が来た時の為に非常用セットを持ってる家庭は多いだろう、特に東京では。

 

それと同じで北朝鮮で何かあった時にどう対処すればよいか、北朝鮮の実態を知っているだけで少しは対処方法を思いつける。学んでも結局生かし切れないかもしれない。けれどこういう話がある。

 

第二次世界大戦時、満州北部でロシアが攻めてきた時、日本兵は塹壕を掘ってたこつぼ作戦に出た。その時にも同じような話があった。「どうせ直撃弾が来たらどれだけ塹壕を深く掘っても無意味でしょう」しかし実際に戦車が攻めてきた時、誰もが少しでも自分の塹壕を深く掘り始めた。

 

北朝鮮も同様の脅威である。敵が攻めてきてからでは遅い。何かあった時の為に、その時にパニックにならない為にも今の日本が置かれている危機的状況を少しは理解しておくべきだ。では何から始めるか?まずは萩原遼の本を読むことをお勧めする。



tom_eastwind at 14:50│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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