2013年03月09日

本日説明会

日本で生活をする一般的サラリーマンだと起業とは非常にハードルが高くて自分には到底ムリだろうと最初から諦めているケースが多い。

 

今回も個人面談でお話をさせて頂いたが、肌感覚で言えばニュージーランドで起業するというのは日本の上場企業に社員として就職する程度だ。日本は社員として就職するために(成功するために)小学校の頃から大学に向けて勉強を開始しているわけでその準備期間は小学校5年からとしても約10年である。

 

起業家ビザは成功したと見做される最初の3年だけ頑張れば永住権は取得出来る。頑張るとは会社を黒字化して社員を採用することだ。(ただこの表現は精確ではなく大雑把にわかりやすく書いているのでご注意下さい、文意全体を読めば分かるはずなのだが一部分だけ切り取って「あなたこう書いたじゃないか」と言われても困るのだ)。

 

ぼくの得意技の一つは技能移民を起業家移民にする為のアドバイスだ。日本人は専門特化した業種が多いために実はそのままでは技能移民の要求をクリアー出来ない。しかし専門性を活かせば起業家ビザでいける場合がある。僕の仕事はその部分をいかに広げていけるかだ。

 

税務、特に国際税務がわかり米国で資格を取ったような人であれば、今のオークランドなら税務コンサルタントという仕事がある。これは現地の税理士事務所と提携して自分は広告をして日本人ビジネスのそれもスモールビジネスに特化して社長に直接税務提案をする。

 

実はこの分野ってのは結構手付かずで、キーウィは日本の税務を知らず日本の税理士はNZの税務を知らず、しかし日本国籍を持ちNZでビジネスを経営している社長からすれば両方が分からないと無駄な税金を払うことになる。

 

だから起業して広告して対象となる潜在顧客の需要を細かく読み取れば食えるビジネスになる。最初の1年程度は自分でやってある程度軌道に乗れば地元の税務コースを終了した若者を採用して補助業務をやらせれば更に新規顧客の獲得が可能になる。

 

他にも個々数年の日本人の増加で不動産を購入する日本人が増えている。しかし彼らは建設のプロではなくましてや外国の物件など想像もつかない。

 

そこで日本で一級建築士の免許を持ち海外の事業所で現場で働き監督をしていたような人であれば、これも起業が可能だ。

 

ニュージーランドの住宅事情は「完璧清潔無欠陥」を当然とする日本人には理解が難しいところがある。それを専門家の立場から説明してもらい更にそれをどうリフォームすれば日本人基準の住宅になるか、海外で働いた経験のある専門家であれば、日本品質、納期、予算、すべて日本感覚で対応出来る。

 

これも初期投資が少なくて済むコンサルティングビジネスだ。実際の作業は地元の建築士に依頼して自分はあくまでも購入者の代理として住宅建設の際の作業を管理するのだ。

 

他にも色んなケースがある。自分はサラリーマンだからと思い込むだけではなく、サラリーマンでも仕事の内容に応じては起業家で申請する可能性があるってのは考える時の要素に入れても良いのではないか?

 

ただこのようなサラリーマンから起業の場合は相当に技が必要だ。まずは発想の自由さ、出来るか出来ないかではなくどうやったら出来るかを考える。次にそれを現実の市場が存在するのか調査が必要だ。更にそれを弁護士が理解出来るか?更に移民局が理解出来るかの現実性調査も必要だ。

 

実際に起業家で申請するとしたら起業家ビザ取得後に何をやらねばならないのか?どのように具体的なマーケティングをするのか?そして一番大事なのはご本人の粘り強いやる気である。これがなければどれだけ良い箱を作っても動かない。

 

今日の午後から説明会と個人面談が夕方まで続く。ぶっ通しでしゃべり続けることになるので今朝はしっかりと和朝食を食べた。米は腹持ちが良いので何とか夕方まで持ってくれれば良いがこのあたりの管理はぼくが一番苦手とするところだ(苦笑)。

起業家ビザの組立なら誰よりも得意とするが今日何をどれだけ食えば良いかが分からない。人には適材適所があるって事ですね、ははは。 

 

 

 



tom_eastwind at 14:41│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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