2013年03月12日

化学赤道

「赤道のあたりを越えると何か変わるんだよねー、やる気出るっつうかなー」という人が結構多い。まさか同じ地球なのに変わるわけないじゃんと普通は思うものだが、最近ぼくが見た面白い資料に「化学赤道」というのがあった。

 

北半球と南半球の空気が全く違うのは下記サイトで表されている。310日に東京で黄砂に見舞われた東京あたりは大気の汚染度がすんごく汚くて表示レベルのほぼ真っ黒に近いどす黒い暗色赤。

 

中国から黄砂が来る時期になると朝鮮半島から日本の九州、そして本土へと暗色赤が広がってきてついには東京まで暗色赤に染めてしまう。

 

東京に住む友達がその日たまたま天気が良くて窓を開けてたら突然黄砂に降られて部屋の中が砂だらけになった。すぐに窓を閉めて掃除をしたのだが、部屋の中に干していた洗濯物は全滅、再度洗濯である。

 

けれど面白い事にそれだけ汚い空気でもどうやら北半球は北半球の中だけで空気が回っていて、気流に乗って北半球をぐるぐると回るが、それが南半球に落ちて来ることはない。それがどうも化学赤道と呼ばれているものだ。

 

場所で言えばオーストラリアのちょっと上あたりに北半球と南半球を分離する空気層があり、これが大気を区別しているようだ。だから北半球の空気は南半球に来ないので南半球の空気は常に最高レベルの真っ青である。

 

水道のシンクに水を溜めて栓を抜くと、北半球と南半球では水の流れ方が逆になる。空気もそれと同様に北と南では反対に回っている。地球というコマの上半分と下半分が逆に回っているようなものだ。

 

冒頭に紹介した友人の言葉だが、これってある意味理屈ではなく肌感覚で理解しているのだろう、赤道を越えると何かが変わるってのは間違いないようだ。それを理性で「そんな事あるわけないじゃん!」と抑えこむと、せっかくの「良い気」の流れが悪いままになる。

 

これは実例だが花粉症に悩まされている人々がオークランド空港に降り立った瞬間に完全に花粉症が消えてしまう事はよく聞く話だ。それほどに大気は大切だ。毎秒ごとに吸い込む空気の中には様々な汚染物質が含まれている。肌に触れる空気も同様だ。

 

その汚染された空気の中には杉の花粉もあれば黄砂の中に含まれる有害物質もあるしとても人間の体を綺麗にしてくれるものではない。てか、公害で汚染された真っ黒でどんよりとしたドブ川でその水を飲みながら泳いでいる様を想像したら実感として分かると思う。

 

シンガポールを夜の930分に出発して機中泊でオークランドに戻る。機中泊2泊連続ってのもあんまり経験しない事だな。日曜日の夕方まで仕事して真夜中過ぎ、つまり月曜日の朝0:30分のフライトで羽田を出発して朝06:50にシンガポールに着きそのまま仕事をして月曜日の夜21:30のフライトでシンガポールを出発して翌日の12:30にオークランドに到着。

 

今回はかなりきつい日程であったがオークランドに着きさえすればそこでは化学赤道に守られた青い空気が待っている。

さあ、家に帰ろう。

空港の長期用の駐車場に停めてたオンボロ車を引っ張りだして、家に帰ろう。



tom_eastwind at 16:16│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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