2013年07月18日

クイーンズタウンの風景

添付の写真はクイーンズタウンのゴンドラから眺めたクイーンズタウンの街の中心部とワカティプ湖と遠くに見えるリマーカブル山脈。ほんと、まるで絵葉書のような美しさだが、使用カメラはIphoneのカメラにしか過ぎず、これはカメラのせいで綺麗なのではなく景色が本当に綺麗だって証拠ですね。



世界の3大がっかりの一つがシンガポールのマーライオンだってのは有名だがニュージーランドの観光地はどこへ行っても写真そのものの感激がある。今回のスキーツアーに参加されたお客様もこの景色には相当に感激されたようで、ご案内冥利につきる。



ニュージーランドの良い点は何も誇張せず何も騙さず何も隠さずに堂々と正面から正論で来る点でもある。ビジネスをする時も同様で、常に公平を大事にしており取引の際も殆どの場合は嘘がない。公明正大で誠実を尊ぶ国民性がそのまま法律にも反映されているのがこの国で仕事をしていてよく感じる点である。



取引をする時はきちんと礼儀を持って相手の話を聞くしNOならすぐに返事をする、何故なら自分の専門分野については常に勉強しているから判断も早いのだ。興味がなければ最初からはっきりそう言う。無駄な時間は使わない。だってニュージーランドの仕事は完璧に夕方5時に終わるのだ、残業なんてしている暇はないから就業時間中は思いっきり集中して仕事をする。



だから日本でビジネスをしていていつも違和感があるのが、取引相手と話をしても、その内容に全く興味を示さずフンフンと聞くけどすぐに無視するような場合だ。興味がないなら最初から聞かなければ良いのに聞くだけ聞いて「それでは後ほど社内で検討してー」のどうのこうのと、でもって翌週様子を聞くとまだ検討もしてないとか。



ビジネスライクってのを日本人はちょいと勘違いしているんじゃないかと思う瞬間だ。ビジネスは時間との勝負だ。なのに最初から「やらない」と決めているのに会って聞くのは、それで相手のメンツを立てるためとか社内で仕事をしているふりを見せるとか、全然本来のビジネスと関係のない話である。



それと多いのが相手の話を聞いたら必ず「何か裏があるんじゃないか?」と疑心暗鬼モードになって何も一切信用しなくなる場合だ。これなど、その話が本当かどうかなど普通のビジネス知識があればすぐ分かるわけであり疑心暗鬼になる事自体が本人に調査確認能力がないことを示している。



健全な疑問を持つことは基本である。ただ、常に社会の様々な現象に対して健全な疑問を持っていればどのような案件が来ようが判断がつくはずなのに、社会人でありながら日頃の社会の動向に全く興味も好奇心も示さずひたすら自分の利害や社内人事ばかり考えているのが見え見えである。



日頃何も勉強せずに調査能力や判断能力がないからいざ何かあった時に全く対応出来ずにすべてのものに疑心暗鬼になって結局時機を逃しているのだが本人はそれがわからない。



今日のコロネットピークで一緒に滑ったお客様は東京でビジネスを経営しており、趣味も多才であり常に社会に目を向けて自分で勉強しているからどのような話題でもついていける。その彼がニュージーランド移住を考えたのが4年ほど前。



東京という街に生きて現実のビジネスを運営していれば様々な情報が入ってくる。そして先々の事を考えれば、こりゃ今の日本は避難するのが正解と判断されてニュージーランドにやってきた。



他にも当社のお客様は現役の経営者で勘の優れた方が多く、皆さんが口裏を合わせたわけでもないのに移住の理由を聞くと全員がほぼ同じ答えだ。



日本の教育、治安、経済、政治の方向性などを考えると、これはやばいぞという勘が働くのだ。そして自分で企業を経営しているから判断も早い。



そういう判断力も決断力も実行力もある経営者からすれば、目の前に目に見えぬ巨大な時代の変化、パラダイムシフトが起ころうとしているのに何もせずにただひたすら目先のちっちゃい事にこだわり何も勉強せずただ毎日をだらだらと生きている連中を見ると焦燥感を通り越して諦めになってしまい「ああ、そうかそうか、どうぞご自由に」という気持ちになるのだろう。



みなさんは今日がスキーの最終日、夕方の飛行機でオークランドに戻るので午前中思いっきり飛ばして足をパンパンにしながら街に戻ってきた。



スキー場の一日リフト券は97ドル、約8,000円である。レンタルスキーで一日5,000円くらいだし山の往復のバス代も2,500円くらいかかるので、一日遊べばそれだけで一人一万円が飛んでいく。それでもスキー場には地元民、オーストラリアから来た若者や家族、欧米から夏休みを利用して来た家族などで大賑わいだ。



一個1,000円くらいする(標準サイズ、特製ではありません)ファーグバーガーはあいも変わらず店に入ることさえ出来ない混み具合だし街はスキー客で大賑わいだ。ほんと、この街にいると日本の安売りとか賃下げとかまさに地球の裏側の話である。



日本で今のニュージーランドの景気の話をすると必ず「そんな事あるわけないじゃないですか」と鼻で笑われる。毎年土地の値段が上がって物価も給料も毎年5%くらい上昇してますって言うと「何嘘言ってるんですか、土地の値段が上がったりするわけ、ないじゃないですかー、ははは」と笑われる。



クイーンズタウンの写真を見て「そんな綺麗な場所があるわけねーじゃねーか、カメラがいいんだよ」と、自分の目で確認もせずに半分嫉妬と半分疑心暗鬼で勝手に決めつける人々。



ははは、笑うのはこっちだ。日本の常識が世界の常識と思い込んでるバカが自分の馬鹿を晒す瞬間でもあるからだ。



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tom_eastwind at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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