2013年07月31日

旅バッタ

昨日は台北に泊まる予定が結局キャセイ航空のオークランド出発が3時間遅れてしまい香港発台北行きの最終便に間に合わず香港で一泊となった。オークランド空港側の滑走路のトラブルらしく何でもカンタス航空が着陸した際にブレーキの不調で暫く空港閉鎖になったとか。



理由は何でもよい、要するに香港に泊まった事は幸運だった。何が幸運かって言うと丁度同じ便でうちの奥さんも香港に向かっており、本来は僕がそのまま台北に行き彼女は香港の空港ホテルで一泊する予定だったので運良くその部屋に泊めてもらい(泊まるの?高いよ(笑)と言われたが・笑)久しぶりに子供のいない二人だけの時間が楽しめたって事だ。



昨日の11時間のフライト、機内ではゆっくりと映画を3本続けて観る。至福の時間である。



一本目は韓国映画で北朝鮮スパイがベルリンで陰謀に巻き込まれる話。なかなかの活劇でありまさに金大中元大統領バンザイです。彼の時代に韓国は映画に国費をつぎ込みそれまでの二束三文映画を一気に向上させて今の韓流映画ブームを作ったのだ。ただちょっと笑ったのがプログラム紹介の時の英訳が最初のはBerlin Fire (ベルリンの砲火、ベルリンの火) だったのに映画の中の英訳では Berlin File (ベルリン書類)になってた。英語も一文字違うと全然意味が違う。でもって正確なのはFileでした。



その次の「プラチナデータ」豊川悦司と嵐の二宮和也という組み合わせが面白い。二宮くんなんて呼ばれてるベビーフェイスだけど演技もなかなかのものだ。豊悦という超ベテランの上で実にバランスよく跳ねまわってるって感じ。



しかし筋書きは優性思想がテーマで、下手に触れられないネタでありながらきちんと正面から捉えた上で作者は自分なりの主張をしている。結果的にその主張は世間の大部分の建前の部分を代表するものではあるが、それ以外の結論は出せんでしょ。



ぼくが東野圭吾をどうしても好きになれないのはこの部分かもしれない。途中まで楽しく読ませてくれるのに最後でガーンと落とされて、そりゃないよ、になるのだ。だから東野圭吾は小説ではなく最初から映画だけを楽しば良いのだとこの作品を見ながら気づいた。



そういえば機内のもう一本の日本映画は「藁の楯」だって。おー、キャセイ航空の映画選び担当者、いい筋してますね。これなら外人に観られても恥ずかしくない映画です。そういえばこの映画では大沢たかおと藤原竜也の演技も良くて、これからは大人好みの演技派の土台の上で若年層に受けるキャーキャー系に派手な演技させて客層を増やしていく作戦なのかなと思ったり。



ジャッキー・チェン主演のアクション映画”Chinese Zodiac”も安心してジャッキー映画を楽しめた。日本名は「ライジング・ドラゴン」で英語名や中国名とは全く違うが「燃えよドラゴン」の印象が強い日本人には分かりやすくて良いですね。



往年のアクションに更に今回は磨きをかけて実に良い。何かインディアナ・ジョーンズを土台にしたのかジャック・スパローなのか両方を掛けあわせたのか、どこかで見たような既視感を持たせながら脇役に韓国のクオン・サンウがいたり。



とくにびっくりしたのは中国の俳優ヤオ・シントン(姚星彤/Yao Xingtong)で、若き日のマギー・チャンにそっくり!思わず奥さんに(他人の奥さんではない)「この人マギー・チャンかな?」って聞いてしまった。奥さんは「さすがにそれはないでしょ、マギー・チャンは今はもう48歳だし、ここ10年映画から離れてるもん。けど、うん、似てるね」



僕は個人的に香港女優で彼女が一番好き。今も香港ではトップ女優として扱われており、素肌美人で個人生活は奔放で演技派でまさに人生を楽しんでいる女性だ。

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この人がマギー・チャン












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この人がヤオ・シントン

何?似てないって?









昨日は11時間の長距離フライト。今日は香港から台北が1時間40分で飛び上がったと思ったらもう降下開始だ。機内食もあったけど面倒くさいので香港式紅茶(紅茶とコーヒーを半分づつにしてミルクたっぷり)だけもらって香港空港のコンビニで買ったパンで済ませた。



台北空港に到着してロビーのカフェでお客様と個人面談を2時間ちょい行う。ニュージーランドを選ぶ基準は人それぞれだろうが、やはりあの日本人によく合う大自然とその自然を守ろうとする人々が古い日本を思わせるのかな。



台北の面談を終わらせるとそのまま荷物を持って関空行きにチェックイン、その後はパソコンにしがみついてメールであちこちに様々なネタを振り、ひと通り振り終わったところで時計を見るともうそろそろ出発だ。16:00発の台北発関空行きは飛行時間が2時間19分、機体は古いやつだがちゃんと空を飛んでたので問題なし。



機内では自宅から持ってきた未読の本を早速開く。この本の感想はまた別の日にするとして、機内の周りを見るといつもの景色がある。



つまり妙に日に焼けて周りをきょろきょろと気にしつつド派手な格好が全然似合わないこの手の人間って「お、おれってイケてるよね、かっこ良いよね、みんなおれの事、見てるよね!」といつも不安を抱えている哀れな人種である。



こういうどう見てもサラリーマンに見えない連中がそのくせ乗務員が新聞持ってくるとありがととも言わずにすぐトロリーの上のエロ新聞をかっさらって堂々と広げてビール飲みつつすけべページを開いてる。女性乗務員はふーって「いつもの事」って顔で次の座席に向かっている。



かたや日本人サラリーマンといえば何か出発寸前まで電話であーだこーだ大声出してて、地上スタッフに英語で何か話そうとしているのだが全然伝わらない。「だーから、ビー、B9,ビーキューつってんだよ!何で英語出来ないのあんた!」って、君は日本語喋ってるし(笑)。



着てるものは立派なのに一生懸命にやってることがとても滑稽に見えるのが平均的な日本人サラリーマンなのかと笑えるが、そんな連中が機内に乗り込むとふてくされたように椅子に座って乗務員のサービスにありがとうの一言もない。



乗り合わせた西洋人はいつもにこにこ普通に「おお、ありがとー!」と英語で話している。自分が苦しい状況にいるかもしれないけど他人に毒を振りまくことはしないしThanks!というだけの心の余裕がある。



ぼくはこのフライトがキャセイ航空なので最初から最後まで広東語で通して通路の反対側のおしゃべり好きそうな大阪の日本人老人夫婦に「あんた日本人?」と旅のつまみにされないように煙幕張ってた。



関空に着いたのが夜の8時。台北とは1時間の時差がある。それから大阪駅にある面談場所のホテルに移動してチェックインしたのが夜の10時。



ふいー、今日も香港から台北、そして関空とバッタのように飛びました。


 Maggie Chan images

この人がマギー・チャンです。
 


 


 


 


 


 


 




tom_eastwind at 02:29│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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