2013年10月06日

アルバニー^にて 駄文

アルバニーにて

 

日曜日の朝久しぶりにアルバニーモールに行く。ここはいいな、気持ちが落ち着く。というのも人々の顔が良いからだ。落ち着いた家族がゆっくりと買い物を楽しみ子どもたちがキャッキャと笑いつつも常識の範囲内でおとなしい。

 

これが南に行けば行くほどモールごとに民族性が出てきて、例えばセントルークスではインド系が目立つしマヌカウに行けばマオリやアイランダー、ハンターあたりだとハンドバッグをたすき掛けにしたあまり身なりのよろしくない中国人とかだ。

 

今日の目的は色んなお店巡り。いつも来るモールだがぼくは興味がないものには全くと言って良いほど目が届かない。視界の中にあるのに見えてないって感じ。

 

1980年代日本にいる時に夏場になると中洲の屋台で皆がラジオの野球ニュースにかじりついて焼酎を飲みながら熱く語っていたその隣で、僕はポツーンと文庫本を広げて読んでたものだ。だから未だ持って野球に関してはどっちがセ・リーグでどっちがパ・リーグなのかもよく分かってないし今でも興味ないので知る必要がないと思っているのでいくら聞いても頭に入らない。

 

それと同様にどこのモールにどんな店があるかなんて全く考えずに、アルバニーに行けばDVD店とニューワールドスーパーマーケットと屋外カフェであるコロンブスに行くだけだった。

 

ところが今回東京と香港を回って仕事をしていると、やはり多くの方がオークランドの小売ビジネスに興味を示す。しかしどの程度ブランドショップがあるかなんて考えた事もなかったから今回はほぼ初めて小売のお店を実際に入店してところどころで買い物をすることにした。

 

最初は地元大手スーパーであるファーマーズに行く。すると普段はお客より店員よりが多い店だがさすが週末、そこそこ人が入ってて、店員と同じくらい客がいた。

 

そこで最初にグッチの香水を探す。たまたま日本で買った雑誌「ゲーテ」で男性用オー・デ・コロンの記事がありそこにグッチが紹介されてたからだ。

 

ところがこのお店では各会社の商品を並べているのだが、グッチの幅30cm程の棚には商品が全部で10個くらいしかなく、もちろんすべて女性用。まあいいや、じゃあ奥さん用にって一個買いつつ他の棚も観たのだが、あんまり聞いた事のない化粧水とかが並んでて、何だけ駅のホームのキオスクを想起させてくれて悲しい笑いが広がってしまった。

 

次のお店は宝石屋だが日本のようなブランド物はほぼ存在しておらず「うちは自社製で作っててー」と嬉しそうにほほえむ店員さんに「ネックレスありますか?」と聞くと「あるよ!これなんていいよ!」と普通そうなのを見せてくれた。

 

見かけそんなに高そうではなかったので「じゃあこれください」と言って嬉しそうな店員さんにクレジットカードを渡すと、彼はますますニコニコしながら「じゃあここにサインを!」と言われて見ると、ゼロ一個大杉ない?

 

まあいいや、買ったんだから今更どうこう言うのもみっともない、次はなめてかからず必ず値札を観ようと思った次第である。

 

それからもあちこち覗いたけど、いわゆるブランドとして認識された小売店はスワロフスキのみで、ほかはカントリー・ドーロ、じゃない、カントリー・ロードみたいなオーストラリアのブランドだったり。

 

やっぱなー、キーウィからすればアルバニーなんて素晴らしいモールなんだろうけど、東京や香港を観たあとではやはりどうしても落差だなーなんて思いつつ、最後によく立ち寄るコロンブスカフェで紅茶とエッグトーストを注文する。両方で15ドル。出てきた紅茶とトーストをかじりつつ正面に開ける草原を見る。

 

空は晴れて青空、空気は澄み渡り風は柔らかく、緑はどこまでも光り鮮やか。

 

ふーむ、贅沢。やっぱりこの国はブランドの国じゃないな、自然、それも大自然とか荒っぽいイメージじゃなくて綺麗に整備された害獣のいない国が売りなんだなって、またも感じた次第。単なる日曜日の駄文でした。



tom_eastwind at 14:05│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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