2013年12月19日

無防備都市

国家安全保障戦略が出来た。今までのような米国の不沈空母として中ロからの第一次攻撃を押さえるための陸軍中心よりも海と空を守る方向に向かった。オスプレイ17機、無人偵察機の導入3機、戦闘車を導入などである。特にこの戦闘車はまだその実践能力は分からないが発想はすんごい良い。機動性を考え同時に目前の敵を叩くには最高の武器である。

 

このような行動は普通の日本人からすれば戦うための準備と思うかもしれない。そして僕が日頃から書いている平和主義からすればずれると思うかもしれない。

 

しかし僕は歴史的に戦争を見てて理解しているのは、戦争を止めるのは軍隊であると言うことだ。世の中は常にゲーム理論で動いている。

 

このあたり、社民党等の「武器を持たない事で相手が攻めてきませーん!」なんてどこの国からカネを貰っているのか分からない連中の言ってる事は実質的に日本を攻められやすい国にすることであり、それを真に受けた脳内蝶々が反応しているのを見るとぞっとする。もちっと歴史の勉強したら?って感じだ。

 

中国相手に戦争する根性なしで仲良くなれるか?なれるわけがない。大事な事は戦争することではなく戦争する気持ちと実力を持つことだ。気持ちも実力もなしに中国を相手にしても、そんなもん一蹴されて踏み潰されて終わりだ。

 

世界の情勢、東北アジアの情勢、これがどれだけ危険かは普通に見ていれば分かる。皆が刀を抜いて眼をギラギラさせてる時に日本だけが蝶よ花よって浴衣を着て踊ってれば、そんなもん真っ先に叩き切られる。

 

日本は経済が強いから大丈夫なんてのはあり得ない話である。例えば中国から攻め込まれたら中国とビジネスをしなければ良いなんて言う人もいるが、日本が中国に支配されたらビジネスは強制されるのだ。

 

勿論今の時代に国家間の直接全面戦争があるなんてーなんて言うのも自由だが、その言葉に責任を持てるのか?北朝鮮ではすでに相当やばい状態になっている。金ちゃんが自分の命を脅かされれば座して死ぬよりも韓国や日本を攻める。その時に戦える武器はあるのか?

 

経済を政治に置き換えることは不可能である。政治だけでは武器にならない。武器とはあくまでも相手を殺せる道具でなければいけない。

 

もちろん積極平和主義が危険であることは承知だ。しかしそれは料理を作るのに包丁が必要だけど包丁は危険なものであるってのと同じレベルだ。今の自民党に積極平和主義をもたせると戦争すると言う意見があるかもしれない。

 

けどだったら武器を持たない方がましなのか?自民党が判断ミスをするかもしれないが総合的に考えれば武器を持たないままに正しい判断をしても相手に踏み込まれたらこっちが潰されるのだ。

 

これは「どっちがましか」の議論であり最高善を追求しているのではないのだ。別に自民党政府を愛しているわけではないが、少なくとも武器は必要でありそれを有効に使えるのは自民党であるって事実だけは無視してはいけない。

 

我が国と国家を愛する気持ちはあるが、それは自民党政府を愛する気持ちではない。同じ土地で住む同じ意識を持つ人々が生き残るための手段として積極的平和主義を是認するのだ。

 

その結果としてインド洋で米国海軍と共同活動を行いお互いに助けあう事になっても、それは時代の整合性なのである。いつの日か武器がすべて不要になる日が来ればよい、しかし人間が人間でいる間は無理だと思っている。だから適正な武装をすることが実は唯一戦争の危険を減らす事なのだ。

 

このあたり似非平和教育で騙された連中には意味不明だと思うが、世界を見て欲しい。歴史を学んで欲しい。武装しなかった為に滅びた民族がどれだけいたか?

 

戦争をしたくない、だから武装して積極的に平和を守るのだ。その結果として戦いになったとしても武器を持たずに他国に侵略されるよりはましである。あくまでも比較の問題で「ましである」と言ってるだけで、何もこれが最善だと言ってるのでは無いことを理解して欲しい。

 

一時期「無防備都市」という表現が流行った。武装するから戦争を仕掛けられる、武装しなければ大丈夫という超アフォな考えであった。歴史はその超アフォに現実を見せつけた。その結果無防備都市は武装した軍隊によって叩き潰された。

 

いつも言うことだが選ぶのは自分だ。今の時代を読み今自分が何をすべきか考えて行動する。僕は今回の防衛大綱については賛成する。



tom_eastwind at 03:47│Comments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

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