2014年05月14日

古典落語

「一枚しかなくてもせんべい、一しかなくても饅頭」、いま、僕の中で江が面白い。

 

落語は言葉遊びだけではない。落語の面白さを理解してより楽しむ為には、噺の背景の史、文化、古典教育、遊郭でのび等など、世の中のことをたくさん知っていればいるほど面白くなるのが特徴だ。


えて言えばいくら日本語が上手でも日本に関する知がない人には、どこが笑いのツボか分からない。ぼくが英語のコメディを観ても言葉は分かるけど笑いのツボがキーウィのようには分からないのと同様だ。

 

「風呂敷」という噺の中で長屋に住む夫婦の会話が面白い。

 

「お前さ、“じかに冠をかぶらず、おでんに靴を履かず”ってしってるかい?いい言葉だよ全くさ、そりゃそうだろお前さ、冠をじかにかぶっちゃトゲトゲが頭に痛えじゃねーかよ、だから手拭いでも挟んでおきなって有難い言葉だ。それにさ、おでん屋で靴を履いたままおでんを食うような客じゃさ、おでん屋からすればいつ食い逃げされるか分からねーで不安じゃないかよ、だからさ、おでん屋では靴を脱いてゆっくりおでんを食いなよって事なんだよー」

 

去年たまたまあることで江戸時代に作られた古典落語を調べることになりいろいろ検索していたら何とこれがAmazonで復刻販売されていた。江戸古典落語を昭和30年代の真打ちが噺してるDVDが売られている。よっしゃ、って事で去年11月に購入して東京のホテルに送ってもらい自宅に持って帰ったのが11月末。

 

ただそれから年末年始は日本に滞在して1月中旬に戻ってすぐ2月の出張の準備でDVDを観る暇がなく、また2月は25日間日本に出張していたので観る余裕もなく3月は日本の春休みでオークランドに下見に来るお客様の対応で見る暇もなく4月はまた日本出張、結局このDVDを観ることが出来たのは5月に入ってからだ。

 

それにしても面白い!日本の江戸古典落語ってのはとにかく面白い!笑える!これはもう最高に知的な言葉遊びである。

 

なのでここ数日は毎日午後3時に仕事を自宅に持ち帰りTV-ONEの午後6時のニュースを見つつ食事をして夜の7時30分には皿も洗って片付けて寝室に入りDVD「古典落語名作選」を楽しんでいる。夜中に一人で寝室で「ギャハハハー!」なんて笑ってるのを他人が見たら「こ、こいつ、やばい!」なんて思われそうだが、どう思われようとも面白い!

 

昼間に思いっきり重いミーティングとかやって体の内部にべたーっとした疲れが残ってる時など、さっと一風呂浴びて酒でも飲みながら「落語」観られるなんて何たる「娯楽」で、溜まった疲れがスーッと抜けて翌朝が気持ち良い。

 

これも日本の録音技術とビデオ再生技術と手作業でDVDに起こしてくれた編集者と再生装置であるマックPCのおかげです、皆さん有難うございますって感じだ(笑)。

 

オークランド在住の当社会員の皆さん、生活は楽しむもの、笑うものですぜ!間もなく当社DVDアーカイブに追加されますので、是非ともお楽しみ下さい♪



tom_eastwind at 17:14│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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