2014年05月26日

今日から日本出張だ。

昨日コロネットピークに20cmの雪が降った。けど今年初めての雪、つまり初雪とは言えない。というのがクイーンズタウンでは時々夏でも雪が降るからだ(笑)。また9月にスキーシーズンが終わるがその前に降る雪はなごり雪とも言えない。何故ならシーズン後の真夏の年末でも雪が降るからだ(笑笑)。

 

このブログでも時々書くが、ニュージーランドの中でぼくが一番好きな街がクイーンズタウンである。冬にはスキーが楽しめて夏にはウインドサーフィンが出来るし散歩道を歩くだけで楽しくなる。

 

どこまでも続く青い空と深く透き通った水をたたえる美しい湖、遠くには高さ2千メートルのリマーカブル山脈が続き夕方になればその尖ったような山肌が炎のような赤紫のようなになり玄妙な美しさになる。

 

空気は澄んで適度に乾燥しており夏でも日陰に入ればひんやりするくらい涼しい。冬の夜は暖炉の前に座り揺れ動く火をじっと見つめつつ昔のことを思い出したり未来の大きな夢を考えてみたりして、「まるで阿含宗だなこりゃ〜」なんて楽しめる(笑)。

 

そんなクイーンズタウンに比べれば北半球に行ったこともないオークランダーは「オークランドは150万人の都市!ニュージーランドの他の街とは比べ物にならない!」と言いつつ所詮緑の丘陵で牛や羊を飼育して野菜を育てて海外に売る、150万人の中途半端な田舎である事に気づいてない。最近は北半球の食糧不足で景気が良いだけで基本的に農夫の集まる街であるから明るいジョークの大好きなお人好しばかりってだけだ。

 

400万人の都会と言われるシドニーも似たようなものだ。一日中太陽がギラギラと焼き付けるだだっぴろいオーストラリアの真っ赤な土地を真っ黒に日焼けした流人の子孫の男女が「蒸かしたてのじゃがいも」みたいな顔してごつごつした両手の爪の間を泥で真っ黒にして朝から晩まで赤い大地を耕してたらたまたまスコップの先にこつんと当たったのが鉄鉱石ってだけだ。だからまともなジョークが出てこずにいつもブラックジョークばかりである(笑)。

 

でもって地面の穴掘り屋がたまたま自分の庭先にあった石を北半球ロンドンの金持ちに売ってその金でロンドンの金持ちの真似をしてサヴィル・ローでロンドンの金持ちと似たようなスーツを買い似たようなカクテルを飲んで「俺はもう流人の子孫じゃないんだ、ピカデリーサーカスあたりで素敵なディナーを楽しむロンドンっ子と同じなんだ!」と喜ぶけど脳みそはあいも変わらず流罪人の子孫・・・いたた、である。

 

この流人の子孫、今度は自分たちが虐殺しまくって挙句に荒野の居留区に追い込んだアボリジニの土地にウランが取れると分かると恥も知らずにまたアボリジニを追い出しその土地で更に金儲けをしている。

 

そうじゃないんだよねー、虐殺とかウラニウムとかブラックジョークとか、ちょっと違うんだよねー。なんつかこー、創造性とか文化とか、東京やニューヨークやロンドンやパリや香港には、南半球の田舎町にはないものがあるのだ。そしてその何かがオークランドにもシドニーにも、まだない。

 

なんかさー、ウルトラマンが怪獣相手に斜めに両手を構えた時に「なんつか、そうじゃないんだよなー、違うんだよん、何か違うんだよー!」と怪獣に向かって訴えているような感じだ。なんかさ、その「なさ」に気づかない彼らがどれだけ南半球で人口が多いとか都会とか言っても目くそ鼻くそを笑うの世界だ。

 

さて、クイーンズタウンは昨晩はマイナス13度にまで下がったとの事、今年もスキーが期待出来そうだなー(笑顔)なんて思いつつ今日から南島とは反対方向、北半球の気温26度の日本へ出張である。

 

まったくこの仕事をしていると季節感がなくなる。2週間ほど前は東京とオークランドの気温が同じで今日はオークランドが15度。8月の出張だと日本が30度でオークランドが10度だ。

 

ましてや7月の冬のクイーンズタウンスキー休暇から戻ってそのまま東京に行く場合の気温差は40度近い(笑)。だもんでぼくの家のウォークインクローゼットのハンガーには常に分厚いジャンバーの横に花がらの半袖ポロシャツも掛けてある。

 

今回は日本の初夏で服が少なくて済む。僕の荷物を見た人はよく「え?こんな少なくて2週間も旅を出来るんですか?」と思われるくらい小さい。けど実はこの荷物だけで一ヶ月でも出張出来る。大事なのは旅の全体をイメージしてどこで何が現地調達出来るか考えつつ、何を持っていくのかではなく何を持っていかないかを決めることだ。

 

結婚前の男性に例えればどんなタイプの女性を選ぶのかではない、それをするとたった一人を選ぶの選択肢が増えすぎる。それより最初にどんなタイプの女性は絶対に選ばないと決めておくことだ。そうすれば最初から絞込が出来る。現地調達は・・・お任せする(笑)。

 

今回の荷物は12年使い込んであちこち破れボロボロになったけどまだ機内持ち込み可能なガラガラ(キャリーバッグ)とこれも14年使い込んで折り畳み用のホックが2つとも壊れて一部底が抜け空港で貼られるテープでベタベタになった、けど機内持ち込み可能なガーメントザック(スーツが2着入る)、後はパソコンを入れた手提げのビジネスバッグ、これだけで動く。

 

ただし殆どの場合ぼくはガラガラもガーメントザックも預けてカバン一個だけで身動きしやすいようにしている。移動の際に片手または両手が使えるのは大事な事である、特にトイレに行く時などキャリーバッグが大きすぎてトイレのドアが小さいと閉めることが出来ない(笑)。

 

さあ、馬鹿話は終わって出張開始だ。今回は大阪2日、東京2日で主に投資家ビザで移住を検討している層を対象としたものになる。気合入れていこーっと。 



tom_eastwind at 12:55│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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