2014年07月02日
治安
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【ニューデリー時事】パキスタン軍は16日、北西部のイスラム武装勢力拠点を爆撃し、前日から始まったテロ組織掃討作戦で125人以上を殺害したと明らかにした。死者の多くは中央アジアのウズベキスタンを拠点として活動する「ウズベキスタン・イスラム運動」(IMU)のメンバーとみられる。
一方、パキスタンの武装勢力「パキスタン・タリバン運動」(TTP)は16日、「全ての外国企業は即刻操業を中止し、国外に撤退するよう警告する。従わない場合は安全を保証しない」との声明を発表した。シャリフ政権への報復も宣言しており、全土で治安が悪化する恐れがある。
日本貿易振興機構(JETRO)によると、国内には南部カラチを中心に、スズキやトヨタなど日系企業67社が進出している。(2014/06/16-18:01)
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ちょっと古い記事であるが、会社員として日本国内で定年まで真綿で首を絞められるような組織の中で生きるのがいいのか、日本国外に派遣された先の工場でAK47(AKB48ではない、オートカラシニコフというロシア製の自動小銃だ)でふっ飛ばされるのがいいか、みたいな選択肢だな(苦笑)。
会社の命令でパキスタンに工場作ってそこで働いてる自動車産業の社員とその家族からすれば苦しい選択肢である。
以前日揮社員がテロで命を失ったが、日揮のような治安の悪い外国に慣れた企業でさえも標的としてロックオンされてしまえば、テロは本当に防ぎようがない。テロリストに自分が確実に目標として狙われてしまえばひたすら逃げるしかない。
昨日はいつもの縁担ぎで羽田空港でネクタイを一本買って横に置いてたカフスがすんごい良くて思わずついで買いした。でもってゲート近くの新しく出来たスタンド式のカウンターバーでウイスキーの水割りを注文してカネ払い、立ち飲みで一気飲みしてグラスをタンと置いてまるで角打ち、はは、楽しい♪日本は平和である。
羽田を出発して香港に着き、この路線でテロはないなーって思う。日本も香港もイスラム諸国に対して直接喧嘩しているわけではないし香港からオークランドも同様だ。香港空港ではラウンジでシャワーをしたり焼売食べたりわいわいと平和を楽しむ。
なんかな、イスラムと米国系の戦いはどうも米国がイスラムを怒らせる為にやってるとしか思えない。
中国の場合はとにかく領土拡大がDNAになってるからウイグル問題でドツボにハマっている。今更退くことは出来ずだからと言って攻めるにも相手の姿が見えないのだしだからと言ってウイグル人全員殺したら国際社会から非難を受ける。
引けば弱虫攻めれば批判、殺してしまえばテロリスト、これから中国人にとっては過激なテロが連続するぞ中国。
でもってウイグル人はすでにソフトターゲットを対象にテロ攻撃を実施しているわけで今後はアフガニスタンやパキスタンあたりにいるアルカイーダとか銃の扱い方や爆弾の扱い方の軍事訓練受けて本格的に中国全土でドンパチやるのだろう。
米国、ロシアは20世紀の初めから世界のあちこちに手を出して問題作ってる。アフガニスタンなんて1800年代の英国の侵略から始まりソビエトの1970年代の侵略、でもって遂には米国の侵略、けど結局誰もが失敗撤退している。
オークランドに帰る機内でフレデリック・フォーサイスがウクライナをテーマにした「悪魔の選択」を読む。とは言ってもこの本の背景は1980年代の冷戦末期、ところが21世紀の今も同じようなネタでドンパチしているんだから困ったものだ。
人間誰しも現在のウクライナのような治安の悪い国で生まれたいとは思わないだろうがそこは神様、天国の魂をこの世に落とす時はそれなりの試験を設定しているのから、神に向かって自分が生まれた国や今生きてる国が悪いとか讒言せずに胸に手を当てて「神様、私が悪う御座いました」と懺悔しなさい(笑)。
8月はまた日本、東京と大阪を周る予定。21世紀のこれからはニュージーランドの治安の良さが理解してもらえるのではないかと思っている。原子力はないしエネルギーは自前で揃えてるし水と食料は輸出出来るほどにあり、ちっちゃな国だけど自給自足出来る。羊の丸焼き食べるために他国が攻めて来るには遠すぎるし(笑)。
21世紀、治安って大事ですね。