2014年07月31日

WAKANUI 牛肉の名前です。

今日はちょっと暇ネタです。

 

wakanuiは東京にあるニュージーランド牛肉を提供するステーキハウスだ。NZの元食肉公社、現在は民営化されたお肉屋さんが、霜降り信仰の日本人市場に牧草で育ったNZ産の赤肉をがっつりと食ってもらおうって狙いのパイロット店である。

 

ちょっと用事があってお店の食べログをチェックしてたら気になる書き込みがあった。それは、この店で来店客に無料でラムチョップを出してた時のこと。

 

店員からサービスで出してもらったラムチョップ、ほぼすべてのお客が手づかみで食べてたのだ。実際に写真を見ると手づかみで食ってる人がいる。ここは焼き鳥屋か(笑)?

 

けど何だか日本では手づかみで食べるのが格好良いみたいな雰囲気なのかなー、お店の人が薦めてるのかなー、けどオークランドの高級レストランでラムチョップを手づかみにしたら退席だよねー。

 

何か東京と大阪のエスカレーターの並び方の違いみたいで実にどうでもよいけど興味があったのでちょっと調べてみた。忙しいと言いながら何やってんだって感じだけど、こういうのが忙しい時の息抜きに丁度良いのです(笑)。

 

ラム肉の本場、てかどこが本場か分からないが少なくともNZAUSの本国は英国であり、じゃあ英国ではラムを手づかみで食うかって言うと、面白い事にいろんな意見があるのが分かった(苦笑)。

 

ある人は「そんなもん手づかみだろー!当然じゃん!」って言う。主に昼間に外回りで働いている人々だ。ところが何時もネクタイして椅子に座りスーツのズボンの腿と膝に常にシワを作っているような人々はお皿に載ってるラムチョップをナイフとフォークで綺麗に切り分けて食べるのだ。

 

どう考えてもwakanui1kgのリブアイビーフステーキを手づかみで食う人はいないだろう(熱いし重いし噛みきれない)が、ラムチョップはまるで夜中の小道の横断歩道の歩行者用の赤信号みたいなものか(笑)?

 

ラムチョップの場合何だか持ちやすい骨が飛び出てるし、そこにリボンが付いてたり銀紙が付いてするけど、あれは手づかみでいいよって招待状ではなくあくまでも肉の横の飾りであり食べない野菜のようなツマである。なのにそこ、つまむか(苦笑)?

 

そこでもうちょっと調べてみると面白い批評があったのが「女王陛下との夕食なのか自宅の裏庭のバーベキューなのかの違いだよ」である。なるほどなー、これは分かりやすい。ラムチョップはTPOで決めて良いって事だ。

 

女王陛下と夕食してる時に目の前のラムチョップを手に脂付けて齧るか?そんな事やったら二度とお食事には呼ばれませんねー(苦笑)。やっぱり銀のナイフに銀のフォークで綺麗に切り分けるっしょ。

 

けど自宅の裏庭のバーベキューで椅子に座って紙皿に乗ったラムチョップをプラスチックナイフとフォークで切ってたら多分頭からビールかけられるよね(笑)。

 

では東京のwakanuiはハイエンドなのか裏庭のバーベキューなのか(笑)。それは皆さんで訪問して考えてみて下さい、ラムチョップを手づかみにするかナイフとフォークで切り分けるか。

 

同時にもう一個似たようなネタがありました。それは4人くらいの集まりでお酒や料理を食べるタイミング。何人揃ったら始めるのか?ぼくは個人的には来た順に食べればー、暖かい、または冷たいうちにって思うけど、日本列島在住の方々はなかなかそうもいかないようですね。 



tom_eastwind at 19:42│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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