2014年10月24日

ベッドのどっち側?

昨日は弁護士事務所で30分で3件をたてつづけに打合せする。既存案件なので一つを10分で終わらせて無駄話にならないようにさっさと進める。そんな中であるキーウィ男性と中国人女性の結婚話が出た。

 

中国式結婚というのがある。地元中国系新聞に「徴婚」と掲載して「僕NZの永住権あるよ、お金持ちさん結婚しませんか?男でも女でもOK!」なにせこの国は同性結婚がOKなんだから(笑)。

 

他にもインド式結婚ってのがあって、これは親の命令で子供の頃に結婚させられて自宅用の奥さんはいるのだけど本当に好きなのはこの人です、なんてのがあって、ややこしいのは彼らがニュージーランドで結婚する時だ。これは重婚か(笑)?

 

勿論移民局も馬鹿ではないからこういう時は申請は受理するものの審査はとてもユニークである。

 

ある審査では、結婚を申告した中国人カップルを呼び出し移民局でそれぞれ別の部屋に入れて全くおなじ質問をする。

 

「あなたはベッドのどっち側に寝てますか?」

 

これは冗談でも何でもなく本当にやってる質問だ。カップル両方とも「右」と答えると移民局は「これは虚偽申請ですね」と判断する。けれど中国人もそこは慣れたもので「いいえ違います、いつも重なって寝てます」と答える(これはジョーク、笑)。

 

ただ最初に書いた永住権や市民権を持つ中国人が自分のビザを売り物にしているのは事実だし移民局の関係者が虚偽申請書類を作って金儲けして事件になった事は数知れない。

 

世界一汚職が少ない国家で最も多い汚職が移民ビジネスである。日頃くそったれに生意気で意味不明な質問をぶつけて来るバカヤローが自分たちは金儲けの為に汚職しているのだから腹が立って仕方がない。けど彼らは役人という壁に守られて常に塀の外である。

 

国家としては本当に政治的に清貧であるが、それはあくまでも他国との比較論であり絶対的に汚職がないってわけではない。

 

ぼくはこの街で日本人として18年、現場で自分の手で様々なビジネス、医療、教育、飲食、ビザ、不動産、金融、税務、食品流通、旅行、ほんとにいろんな事を手掛けて来たが常にそこにあるのは既存権益団体の存在だ。自由に視えて意外に自由ではない、視えない壁にぶつかることがよくある。

 

そんな時に感じるのが所謂白人でも契約主義に基づいて公平平等に判断出来る人間とそうでない人間、白人以外でも利権にしがみつき暴力的に利権を支配してる連中がいて、こんなちっちゃな国でもやはり溝のマンホールの蓋を開いてみればどろどろしたものが流れているって事だ。

 

「ベッドのどっち側」笑い話でいられるうちはまだ良い。現場に来てみろ、すごいから(笑)。



tom_eastwind at 16:07│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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