2014年10月27日

複雑な気持ちの2014年福島県知事選挙

今日はニュージーランドはLabourDayというお休みらしい。昨日の日曜日にある記事を読み「え?もしかして月曜って休み?」と疑問になりNZHeraldを見てもLabourWeekendと書いてるだけで休みと書いてない。

 

金曜日の夕方、いつものように「じゃあ、良い週末を♪」と言ってオフィスを出ただけで誰もLabourDayの話なんてしてない。

 

なのに世間の雰囲気を見てると“LabourDayも当店はオープンしております”なんて看板がfarroやシティのレストランに書き出してあり、あれ?うちって何やだっけ?あ、そっか、レストランもやってるな、じゃレストランは開店しているのか、けどうちのオフィスはお休みなのか?

 

不安になったのでオフィススタッフにテキストを送ると「大丈夫、月曜日はお休みですよ」との事。テキストを受けたスタッフも「こいつ、馬鹿か?」と思っただろう(苦笑)。

 

さてフクシマ。

 

投票率40%台。自民党と民主党の相乗り。候補者が原発廃止、県民の民意を組んで誰もが原発停止か・・・。争点なしの選挙だから投票率も低いのか元々政治に期待していないのかお上がどうなろうと下々が意見表明など傲岸不遜というのか。

 

県民人口200万人で有権者が約160万人、投票率が約46%だから80万人、そのうちの約49万人が相乗り候補に相乗りした格好だ。んー、だったらわざわざ高い金と時間を使っての選挙など止めてしまえばどうなんだろ(笑)?

 

福島県の各党が県議会で談合して自分たちで県知事を選出する。例えば2回自民党が続いたら次はバランス取って民主党とかさ、自民党と民主党で話しあいだから選挙の費用がかからない(笑)。

 

その費用で県民福祉でもやれば良いのだろうが、そうなると代議士の皆さんは「いやいや、これは県議会の努力なので節約出来たカネは議員の“餅代”や“お車代”にすべきです。何?県民は反対、関係ない、議員立法で通せば“合法”だ〜」(笑笑)。

 

じゃあ311前はどうだったの?誰もが原子力発電所大賛成、スーパー安全で雇用が生れて超ハッピー、原発に反対する「戦う知事」だった佐藤栄佐久元福島県知事は県議会によって倒され収賄で告訴され2009年には東京高裁で有罪判決を受けたが何と収賄額ゼロという意味不明な内容で、法治主義には程遠い内容である。

 

ところで原発大賛成と言ってみたりそれが吹っ飛んだら大反対となり、じゃ何でフクシマで作った電気をわざわざ遠い東京に送るの?ほんとに安全なら皇居に作ればいいじゃん、そんな単純な疑問は子供しか持たないってか(笑)。

 

勿論そこには大人の理論がある。東京のように有効利用出来る土地が限られてる場所に原発作っても電気しか作らない訳でそれよりはオフィスビルを建てて外国企業を呼びこみ国内企業の本社を東京に吸い上げ東京の一極集中を強めて、生産性のないフクシマの海岸沿いには原発を作るほうが効率的でしょ、なーんて理屈が出てくるのだ。

 

原発吹っ飛んだ後の選挙が誰しも廃炉である。確かに民意だろう。しかし民意の皆さん、もう少し自分の頭で考えることをしないのだろうか?結局いつもお上の言うことだけを真に受けて自分で健全に疑問を持って考えずに事故が起こったら脊髄反射である事に疑問を感じないのか?それともそれが「仕方ないよねー」って大人の対応なのか。

 

民主主義とは国民の絶え間ない民主主義を守ろうと積極的に行動する時のみ初めて効果を発する。お上に守ってもらい自分で考えることをしない民主主義など馬鹿の集会所でしかなく、民衆の何もしない事の言い訳「だって俺一人が何か言っても民主主義でしょ、何も変わらないよね」って言い訳の拠り所でしかない。こういうのは「民衆」主義と呼ばれる。

 

民主主義ってのはほんとに時限爆弾のように扱いの難しい制度である。チャーチルの言うように最も下らない政治制度であるが、しかしそれ以外の制度に比べれば「まだましだ」って程度であるが、そうは言っても毎日の生活に政治は必要なわけであって、その意味で福島県の選挙も必要である。

 

ただこのような選挙であればお金が無駄なだけで「選挙で選ばれた」って言い訳作りに過ぎない。

 

だったらいっそ大胆に世界に向かって「見よ!これが日本型民主主義である。選挙をしてるふりをして実は政治のすべてを長老達の談合で決定する、長老たちは民衆の欲しいものをよく解ってるからお互いに空気を読んで調整し予定調和が出来上がり、空気読めない知事は失脚で、いつの間にか世の中はうまく回っているのだ」と公式発表でもすれば良い。



tom_eastwind at 20:07│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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