2015年01月14日

3日目

今朝930分に会社の椅子に座って1030分から1時間お客様との会議を終わらせて15時の時点ですでに39通のメールを送った。これから発信する予定のメールはあと30通くらいか。読み終わってないメールは約70通。新年で会社再開してまだ3日目だぞ、何じゃこりゃって感じの忙しさだ。

 

んーと、今朝のお客様の案件はNZでの確定申告を提出するのだけど、直接NZの税理士と話をしてもNZの税理士は日本の税法は知らないからNZの税法の視点でしか見ない。けどうちのお客様は日本での申告もあるので両国の租税協定を理解した上で両国の税理士にうまく説明するための下打ち合わせ。

 

1時間、具体的な決算書や確定申告の内容を確認しつつ問題点を整理して来週の税理士との会議に向けて内容を詰めていく。

 

この会議が終われば後は自分の椅子に戻り座りっぱなしでパソコンに向かいメール作成、その間にもスタッフチャットでの打合せとか入るから僕の視線はパソコンに釘付けである

 

昼飯も当然抜きでトイレに行く時間も惜しいくらいに画面に集中してそこで脳みその中の三次元宇宙を作りどこになにがあるかを見つつ配置を動かしてどうなるかを見て更に配置を戻してみたりしながらメールを書き戦術を練る。

 

ぼくが電話をあまり使わない理由の一つが、電話だと同時に二つ以上の事が出来ないからだ。すべてをパソコンの画面でやればチャットでの社内打合せ、同時にメールを書きつつチャットの相手からの返信に30秒手が空けば送られてきたメールや添付された表を読みつつ考え事が出来る。ところが電話だと音声に集中しないといけないので無駄が多いし挙句何を言ったか後で誤解を生むこともある。

 

仕事の窓口をすべてパソコンに集中させればとにかく画面を見てキーボードを叩きさえすればその先が何箇所あろうが関係ない。仕事は効率化出来る、ただし目が回る忙しさになる(笑)。

 

こういうの、1990年代の香港生活でも経験した事がある。あの時は日通旅行香港のアウトバウンド部門で机に座っている時はひたすら航空端末(アバカス)を叩きまくり朝から仕事終わりまで鳴り止まない電話をひたすら取り上げて左肩にはさみ端末の空席状況を見つつ両手でキーボードを叩きお客様の席を取りまくってた。

 

当時はぼくのポジションは営業マネージャーとは言え実質的には現場の仕切りを全部やってた。下手な広東語ではあるが現地スタッフとやり取りをしつつキャセイ航空の営業担当にも直接広東語で電話したり、とにかく出来る出来ないではなくやるしかない状況だった。

 

やりがいもあった。やればやるだけ仕事が取れる、そんな時代だった。ただほんとに忙しかったのでトイレに行く時間もない。周囲のスタッフもぼくだけに仕事が集中するのを見て「大丈夫ですか、何かすることないですか?」と聴かれると「じゃあ代わりにトイレに行ってくれ」と冗談言うくらいだった(笑)。

 

会社再開まだ3日目ではあるが初日や2日目に送ったメールの返信が重なったのだろう、今日の忙しさはほんとに椅子に座ったまま動きが取れないような状態だった。

 

昨日の夜は腹も減ってたが黒田如水のクライマックス見ながらフルーツ食べてたらそのうち空腹感もなくなって就寝、朝起きて水だけ飲んで会社に来たものだから段々お腹が空いてくる。居酒屋「富士の金太郎」に行く予定にしてたがちょっと予定がずれてしまい、だったらもういいや、このまま仕事に突入してしまえ、となった。

 

だもんでもしこの時に誰かに「何かやることありますか?」と聴かれれば「代わりに飯食ってくれ」って話になっただろうな(苦笑)。全く何のためのAuckland生活かって感じだが、今日も1日が無事に過ぎました(笑)。



tom_eastwind at 17:21│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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