2015年01月22日

リタイアメントハウス

今年一番のネタになるのがぼくの中ではリタイアメントハウスである。Aucklandで老後を過ごしませんか?体が動くうちに子供と一緒に移住して今までがむしゃらに働いてきた自分を少しゆっくりさせる。食事と簡単な介護と自分の部屋を持ち好きなだけ本を読んだり友達とスポーツを楽しんだり。

 

明るい太陽と笑顔の絶えない街で言葉の不自由もなく病気の時のケアもあり子供が近くに住み週末は孫と過ごせる生活。日本とAucklandを気ままに行き来しつつ季節に合わせて生活を楽しむ。

 

今まで何年もこのアイデアを持っていたのだが去年くらいからやっと「流れが変わった」のを感じたので実行に移すことになった。すでに去年から日本の医療法人とも話を進めており、現地でのマネージメントは当社、ハウス内でのケアは医療法人と分けて運営出来るのではないか、その感触がある。

 

おそらく最初は10部屋程度の独立した個室を持つリタイアメントハウスで昼間だけ利用しても良いし投資も含めて自分の部屋を買っても良い。子供はAucklandで生活をしつつ仕事は日本が中心だ。

 

孫は地元の公立学校に通いネイティブの英語を身に付けて西洋感覚を学ばせて国際人に育てる。いずれ日本で働くにしても日本以外で働くにしても二カ国の言葉とビジネス論理が理解出来るのは強力な武器である。

 

今の時代、日本に住むだけが日本人ではない。どこの国に住もうが日本人魂があれば日本人だ。むしろ日本の変な部分を学んでしまい、他人任せで自分で判断出来ない孫になるくらいならドライだけどキーウィの方がずっとましだ。

 

一昨年まではNZで永住権が取得出来ても結局親の介護で日本に帰るというケースが殆どだったが、これからはむしろ親を呼び寄せてAucklandで一緒に生活するって選択肢がある。

 

むろん大人数ではない。10組程度でリタイアメントハウスを作り、子供にあまり迷惑をかけずけれど何かあればすぐに連絡が取れるし週末は三世代で一緒に過ごす。こういうのがいよいよ視野に入り始めた。



tom_eastwind at 19:53│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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