2015年03月02日
2019ラグビーワールドカップ
***
ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の開催都市が2日に発表される。国際統括団体ワールドラグビーから大会運営を委託されているW杯リミテッドが、同日にダブリンで開く理事会で10〜12と見込まれる開催都市を決める。東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市など立候補している15自治体のうち、どこが選ばれるか注目が集まる。
大会組織委員会はスタジアムの規模、ラグビーの普及度、地域バランスなどさまざまな観点で候補地を評価付けした開催案を既にW杯リミテッドに提出。開幕戦と決勝の開催が決まっている東京のほかは、花園ラグビー場のある大阪府東大阪市、札幌市、福岡市などの評価が高い。
かつて日本選手権で7連覇を達成した新日鉄釜石の地元でもある釜石市については、日本協会の森喜朗会長が「特別に、という思いはある」と話すように、被災地の仙台市と共に強く推している。
W杯リミテッドはコスト圧縮のため、できるだけ開催都市数を絞り、収容人数の多いスタジアムを優先したい意向だ。理事会に出席する組織委の嶋津昭事務総長は「われわれの評価と調整して決まるが、12都市は目指したい」としている。(2015/03/01-17:54)
***
今日は社内の朝ミーティングが終わるとすぐその足でランバンキングのボードミーティングだ。現在手がけているデベロップ案件15軒のうち2軒は3月には完成して売却予定。
去年9月に手掛けて土地使用許可を申請して建設許可を得て建設にかかり早い物件は約半年で一つのサイクルが終了するから回転が良い。初期投資が約半年で元本と確定利益が戻ってくる計算だ。一旦サイクルが終了すればまた次の物件を見つけてサイクルを回す事で収益率が格段に上昇する。
但し物件によっては土地使用許可、特にサブディバイドと呼ばれる土地分割申請で付近の住民が苦情を市役所に持ち込むと「限定公聴会」が開かれて時間が取られるケースも出てくる。
約2時間にわたってバンカー、弁護士、僕、途中からデベロッパーにも入ってもらい現場の写真を見ながら聴き取りをする。この間約2時間ノンストップで話し合うのだが、とにかく話の内容をしっかり把握して常に自分の立ち位置と今目の前で起こっている全体像を理解しておかないと会話が出来ない。
初期投資額がいくらで現在保有する土地資産がいくらでどれくらいの広さか、去年から開始して現時点での見込み資産増加率等など。
英米型会議なのでまず数字ありきで次に具体的対応策を考えていくので個人の意志が入ることは一番最後。つまり、ないわけではないが議論の入り口は必ず数字から、である。
おかげで2時間経過後には結構疲れるが今日はもうひとつ案件がある。去年から企画を始めた日本人向けリタイアメントビレッジ計画だ。日本風に言えば介護付き老人ホームである。日本側からは運営ノウハウを提供してもらいAuckland側ではどのような概要でどのように持続出来るビジネスモデルにするかを検討、構築している最中だ。
弁護士に現在のAuckland側での進行状況を聴き取りつつ今月視察に行くリタイアメントハウスの資料とビジネスモデルの内容をチェックする。これが日本からリタイアメントビザでやって来た人たちにとって住みやすい施設か仕組みか、等などだ。
そんな事をやりつつも2019年のラグビーワールドカップの都市選定にも目を通す。先日僕がある自治体訪問をした目的の一つがラグビーワールドカップだ。この自治体が開催都市に入るのか世界チームのキャンプとしてつかわれる可能性はあるのか、それによって僕の動きも決まる。
オフィスに戻ると自分の行ってる事業ごとにA4紙で前線図を作り丸や四角で囲みつつ全体像を把握する。今日はどこが膨らんでどこが小さくなったか。これをやっておかないと事業バランスが分からなくなる。
こんな事をやっているうちに今日もまた一日が終了、のんびりゆっくりした青い空の下でせっせと走り回ってる日系一世物語でした(苦笑)。