2015年05月17日

人生は、抑圧ではない挑戦だ。

生活困窮者自立支援制度。見かけは良さそうだけどその背景にあるのは生活保護に行かせないための政府を助ける「政府ティネット」だな。何で困窮か?親の介護で仕事を辞めて親の年金で生活をしてたけど、親が死んで年金がなくなり50代になり今更仕事もない。不安が残るだけである。

 

けどそんな人が生活保護に頼ってると政府としては迷惑である。だから50代でも出来る老人介護を紹介するとか政府にとって口当たりの良いNHK特番を見た。政府の広報番組だな、口当たりの良い話は気をつけろって事だ。

 

けどこんな話に限らずとにかく今の日本では人生にプレッシャーやストレスを抱える男性が多いという。弱くなってるなー。精神的にも肉体的にも。もっとがんがれ!小田和正を見てみろ、生きる気力があるぞ。

 

今日はそんな、50代向けのエールです。

 

早期退職しても年金もらうまでどうやって繋ぐか。けど今の職場では部下にもバカにされて相手にされてない。仕事で実績を出そうにも景気の良いぬるま湯時代に社会人になったので一人で実績を出す能力もない。

 

家に帰れば家族に相手にされず俺が働いて食わせてるんだと言いつつもその給料は毎年減少して今では奥さんがパートタイム、昭和のお約束はどこに行ったのかって話だろう。

 

入社する頃には明るい先輩がいて明るい人生があって誰もが住宅ローンを組んで一国一城の主になり会社を退職した後は手厚い年金で守られるはずだったのに、平成の今は何だ?

 

年金は減らされ支給時期はどんどん遅くなり医療は自己負担が増えて、それでいながら給料は上がらず物価だけ上がって子どもの教育費用は全然減らない。

 

こんな中で自分が使える「お小遣い」なんて話にならないほど削られていく。こんな人生って一体何なんだ?けど、だからと言って宝くじに当たるってほどお気軽な蝶花気持ちにもなれない。

 

早期退職しても自分の個人的環境は変わらない。これから後何十年こんな人生を生きていくんだろう????一体何のために生きてるんだ?

 

こうなると抑圧がかかる。何故生きてる?生きてるから生きてるのか?それがだんだん自分を追い込む。それが自分のストレスとなる。次第に自分の体を蝕む黒い粉のように体に忍び込んでくる。

 

そして病気。おっかしいな、おれが22歳で大学出た時の未来って明るかったのにな・・・。そんな事を思いつつ体はすでに重圧やストレスでやられ始めている。次第に壊れていく体。もう家族の事も考える余裕がない。

 

ある朝、電車に乗ろうとプラットフォームに立つ。目の前の線路がどこまでも続いているように見えて、思わず「ここに行けば今の苦しみから逃れられるのかな?」と、ふと体を前のめりにする。

 

そして今日も都内の電車が「一時普通?不通」になる。

 

仕方ないのは分かる。戦えないのも分かる。けど、だからと言って死を選ぶなら、その前にほんの一ヶ月でいいから発想を変えてみないだろうか?

 

あなたに乗っかってる色んな問題はすべてあなたが選んだテストだ。この世に生まれる前に神と約束してこの世で受けているテストだ。だからすべての苦労は実はチャレンジ(挑戦)なんだ。

 

何かが上に載っかっているから重いと感じる。そうではなくてこれはテストであり載っかってるものを上に向かって持ち上げることがテストなんだと思えばどうだろう。あなたに出来る重さのものしか神様から与えられてないと思えばどうだろう?

 

例えば神はあなたにオバマ大統領のような大きな判断を要求していないよね?あなたに世界の核爆弾や米中ロ問題を片付けろなんて言ってないよね。少なくともあなたの判断で対応出来る問題しかつきつけてない。

 

あなたの目の前にあるものが大きすぎるからこれが世界で一番大きいと思うかもしれないが、それは「あなたの世界で一番でかい」だけであり、物理的にはもっと大きな問題を抱えている人がたくさんいるのだ。

 

そういう、問題や悩みやストレスや抑圧、名前は何でも良いがマイナス負荷を抱えている人に僕がお勧めするのは、それは自分が今の人生を自分の意志で受験して挑戦している、そんな気持ちに切り替えることだと思う。

 

もちろん簡単ではない。今日思って今日出来る事ではない。けれど今日始めなければいつ始める?そう、今日から一歩づつ始めれば毎日が少しづつ楽になる。半年もすれば自分に自信が出てくる。

 

実はプレッシャーをチャレンジに切り替える方法がある。言葉は絶対に積極的な言葉しか選ばない。否定的な言葉は一切使わない。これだけで人間は随分と幸せになれる。それは言葉=言霊には独自の周波数があり積極言葉は人の心を高めて幸せにしてくれる効能があるからなのだ。

 

最初は「この人、危ない系?」と思うだろうし意味分からんだろうが、一週間で良いからまず実行してみれば良い。そうすると自分が今までどれだけ否定的消極的ネガティブ思考でいたかがよく分かる。まずは言葉から変えていくのだ。

 

中村天風の話は何度かこのブログでも取り上げたが、神を信じて頼るのではなく自分の宿命を受け入れ(生まれた場所や時代、身体的欠陥、家族、周囲の環境)自分の運命を一生懸命に生きるのだ。ここで最初から「生まれた時が悪いーのか」なんて愚痴っても何も始まらないよね。

 

自分の命の宿ったものが宿命でありこれを変えることは出来ない。だから自分の命を運に任せて自分は出来る事を出来る内に最大限やる。殆どの場合一生懸命生きてれば運は向こうからやって来る。何事かをする時は60%の既に持っている実力と一生懸命にやる20%の努力があれば最後の20%は運が届けて来れるものだ。

 

自分の命がどうなるか?そんなもんは天が決めることだ、気にするな。命は天命に任せておけ、死ぬ時は死ぬんだから。自分が死ぬ前から悩んでも時間の無駄であるし、びびってたら動きが鈍くなるだけだ。さあ、今日から積極的に生きよう。

 

エール。



tom_eastwind at 14:47│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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