2015年06月14日

弱い性

僕が他人と話をする時にもっともうざいのは議論の基本を知らずに議論をされることだ。

 

例えば「反対のための反対」。何かを生み出すのが議論の目的なのに議論の相手のちょっとした部分が気に入らないから相手の言うことすべてに反対する。とにかくひたすら感情論だ。「あの人が言ったから気に食わない」である。議論の中身はどうでもよいのだから議論に参加する必要ないんでないの?

 

それとか「一般論に対して例外を持ち出す」。これなんてうざくてうざくてどうしようもない。例えばどこかに旅行に行く時に「米国のハワイは一般的に熱帯地方であり暖かい」というと「けどハワイ島のマウナケアには雪が降るよ」

 

そんなもん知ってるっちゅうに。今の話は平地のビーチで過ごす場合の話であり誰も標高4205mの山登りをしようと言ってるんじゃない。話の腰を折られるとほんとに子供相手の疲れを感じる。

 

そして一番嫌なのが会議の際には何の発言もせず決定事項をやるぞってなった時に全然内容を理解せず何も実行出来ない連中である。自分に関係ないと思ってるから全然聴いてない。今までの人生、どうやって生きてきたんか?

 

あ〜あ、何の為に時間使って会議したのか?無力感がどかーんと乗っかる瞬間である。こいつとは二度と会議しないぞって思う瞬間でもある。

 

こういうのは社内会議の話ではない。うちの場合社員が全体的にリテラシー(識字率:何か表現されたものを理解、解釈、分析、再表現)が高いのであまり齟齬が出ることはない。しかし他社の人々と議論していると全く議論が噛み合わない事がよくある。

 

ここ3年ほど日本人が関連する外部との提携案件を扱ったが、ほんとにネクタイしているしていないに関係なくバカと会話すると疲れる。だもんで最近はすっかりシティのキーウィビジネスマンとのビジネスばかりだ。彼らの場合それなりに議論の意味を理解していて英国の伝統である契約概念があるので話が早いし決まった事はすぐに実行してくれる。

 

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今年は1995年に北京で開かれた第4回世界女性会議で女性の平等を目指した北京宣言から、ちょうど20年の節目の年。当時は10年後の2005年までに男女平等を実現させるという目標を掲げた。

 

私たちは社会全体の最大幸福を目標に掲げるべきだ。遠回りのように見えて、それが日本経済を復活させる道につながっている。

 

  1843年の創刊以来、初の女性編集長としてザニー・ミントン・ベドーズさんに率いられる英誌エコノミストは「弱い性。仕事もなく、家庭も持てず、見通しが立たない性はオトコだ」という特集記事を掲載した。

  いまだに職場で若い女性にお茶汲みをさせ、ふんぞり返っている男性は英和辞書と首っ引きで読んでおいた方が良い。

  教育の機会均等やICT(情報通信技術)の発達で男女格差は急激に解消されている。コミュニケーション能力にたけ、周囲と良好な関係を築ける女性より、将来、行き場を失うのは男性の単純労働者だと警鐘を鳴らしている。

http://blogos.com/article/116642/

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そう、上記のブログを読んで頂ければわかると思うが日本人の場合読解力は女性が圧倒的に「上」なのである。そして今の時代、まさに僕の職場では当然のように「相手が何を言っているか」を理解する能力が必要とされてて、だから男女平等で求人したとしても「男」はほぼ使い物にならず数ヶ月で辞めてしまう。

 

結果的に何が起こるか?社員の殆どが女性となる。ちなみに当社社員数は約20名だが男性は現在3名である。これは何も僕が男性を嫌いだからこういう比率になったわけではなくダーウィンの「自然淘汰」である(苦笑)。

 

当社は基本的に随時入社である。優秀なら取る。ただ今までの経験値で言えば男性から送られてきた履歴書は殆どが「痛い勘違い」である。自分が「出来る!」と信じてるから怖い。そして女性から送られる履歴書で最も「痛い」のは「あったしー、NZと日本の為にー、架け橋になりたいんでーす」的な内容である。あふぉか。戦略って言葉、知ってるか?である。

 

去年末は大阪で10名程度の当社OB飲み会をやって久闊を楽しんだが、あのチームは男性が多かったな。あの頃は男性も優秀だったって事かな。

 

男性と女性の違いは、男性は高いところの書類を取れて重いものを運べるだけだ。けど21世紀になって書類はデータ化されパソコンはノート中心になり高いところのものも重いものもどんどんなくなっていく。

 

男女平等社会の誕生とは男性が弱くなりビジネス社会から放逐される事だ。男性に残ったオフィス関連の仕事は女性が働く職場に20リットル入りの水ボトルを手押し車で配達とか女性が働く職場の天井の電球を交換するとかだ。しかしそれも水運びロボットや電球交換ロボットが出来るまでの間である。

 

これからビジネスの現場で求められるのは会話能力であり「弱い性。仕事もなく、家庭も持てず、見通しが立たない性はオトコだ」という現実が来る。

 

もしこのブログを読む貴方が普通の男性でこれから社会に出ようとしているなら割り切れ、今のうちから建設業を学び現場で鉄筋を運びコンクリを流し込み若くても一流の現場労働者になれ。少なくともこれで5年は食える。

 

次の5年は介護産業もありだし意外と農業も良い。決してネクタイを付ける仕事はせずに徹底的に割りきって現場に張り付くのだ。そうれば少なくとも「弱い性。仕事もなく、家庭も持てず、見通しが立たない性はオトコだ」なんて事は言われない。



tom_eastwind at 17:03│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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