2015年07月06日

Patchy Rain (通り雨)

Auckland初日は天気予報で降水確率ゼロとあり日本出張中によく使ってる革靴にした。前回も全前回もこの靴を出張に持って行かなかったので合計すると3ヶ月以上履いてない。何故なら出張に使わないとAucklandの冬の雨は革靴にとって大敵だから履かないからだ。

 

それが何だか今日は天気予報くん、自信たっぷりに「雨はゼロだよ」ってことなので革靴を引っ張り出してきた。

 

確かに自宅出た時は車庫の前の庭が濡れてたけど朝はいつもこんな感じ、すぐに晴れが広がるのだろうとシティに向かった。ところが会社に到着して30分もするとすんごい土砂降り。

 

おいおいナンジャコリャである。話が違う!等と天気予報相手に文句を言っても仕方ない。Aucklandは冬になると基本晴れなのに空がツギハギだらけになり雨雲がするすると近寄ってきてドッカーン!と雨降らしてさっと抜けていくのが名物だからだ。

 

こちらのビジネスマンはあまり気にしないようで雨の日に普通にスーツで傘もささずに歩いている。蒸留水を浴びているようなものだからなー、この国の雨は。てか田舎に行けば今でも普通に雨水を溜めて生活している家庭はたくさんある。空気や大地や海がきれいって事は人々が雨水で生活出来るってことを実感する。自然を大切に♪(笑)。

 

また雨脚の強い場合でも5分くらい軒に入ってれば(てかミッドクイーンストリートはすべて一階部分が引っ込んで2階部分が突き出てるのでこの区間のみを行き来する場合は雨の日でも傘が不要。

 

今日は外出しての面談は初日なので入ってない。どうせ昼飯食う時間もない。外出しなくても仕事は出来る、てか出張の後片付けもある。そこで今日は靴を濡らさずに仕事をする事に決めた。朝ミーティングの後に日本でお会いしたお客様にメールを送ったり持ち帰り検討事項を取引先の弁護士に送ったり明日は税理士との会議なので議題の要件定義とか日本居住者がNZに会社を設立した場合の問題点、税率など具体的な打ち合せだ。

 

マイナンバー制度、出国税と次々と政府もよくやるなーと思いつつだが、今回の対策は外国での会社設立だ。つまり僕はニュージーランドと日本の関係法令を見つつ両国にまたがった最適な形の会社をどちらかの国で設立する。

 

通常はソールトレーダー、パートナーシップ、カンパニーリミテッドだが、これ以外にも目的によってさまざまな形態が取れる。会社が資産運用するのは会社の利益であり個人が配当を受け取らない限り法人税のみでOKだ。

 

ただしこれも設立する際には十分の注意が必要だ。今年の法制でOKでも来年の法制を変えられるとすぐOUTになるようなスキームは長続きしない。そして作った箱の中でお金に働かせる仕組み作りが大事だ。

 

資金は日本に戻すのかそれともニュージーランドに置いたままで良いのか、個人として配当を受け取る際はどのような形が最適か、等など検討材料は多い。

 

その人の置かれた環境だけではなくその人が将来何を望んでいるのか、つまり終活まで含めた中で箱作りをする必要がある。そして一旦箱を作ればすべて終了ってわけではない。そこから先毎年変化する法律に対応して修正処置をする必要はある。

 

特に大事なのは結局お金を作る時点ではなく出口戦略だ。つまり相続まで見据えた箱作りである。今ならまだ対策を作れる。面倒だけど出来るうちにやっておかないと後になって大変な騒ぎになる。

 

Aucklandは冬に入った。テレビではギリシアのユーロ離脱が語られており一体どんな落とし所になるのか分からないがギリシアが揺れたらユーロに影響が出てこれに反応した世界の金融界が動くと全然関係ない中国あたりで不動産バブルに資金が回らなくなり突然死、そしてそれは太平洋を越えてNZを直撃する。

 

昔は米国がくしゃみをすると日本が風邪をひくと言われてた。今は世界経済がインターネットとPCで繋がれており遠く離れた田舎の半島で起こった事件があっという間に南太平洋の小島に大津波をもたらす事になる。

 

明日からは毎日北半球のニュースに目が離せない。景気がどちらに転んでも良いように準備はしているが何が起こるのか分からないのが21世紀である。



tom_eastwind at 19:26│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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