2015年08月01日

G20

各国の税務当局が自国民から税金を取るための仕組み作りを毎年毎年強化していく作業が続いている。ただその親玉にいる米国が何でこんなに血眼になって税金を取り立てようとして、その税金を何に使っているか?

 

軍事費である。米国における最新兵器開発、海外遠征費用、つまりイラクやアフガニスタンに行く費用を国民に賄わせるために課税強化をしているのだ。

 

ところがそのイラクやアフガニスタンで10年以上戦争して来て何が得られた?土地もない、石油もない、若者は戦死して星条旗に包まれて帰ってきたが、それで米国は何を得たのか?

 

何もない、唯一軍事費を増やすことでペンタゴンと兵器産業を潤す以外。何じゃこの費用対効果の悪さは??まさにデスマーチ、死に向っての行進である。

 

しかし米国政府上層部にとってはそれで良いのだ。軍産複合体+イスラエルが望むのは永遠の戦争状態でありその為にジェット戦闘機を数百億円で作り撃墜されては、今度は若者が乗り込んだアパッチヘリを戦地に送り込み撃墜され若者が戦死し、そのたびに軍事費は増加する、「もっと強い武器を!」って事だ。

 

勿論上層部の子どもたちは士官になっても戦場には行かないから命の心配はない。武器を作る金は世間から税金で取り立てて自分たちが肥え太り、戦争に行くのは貧乏人の子供だから費用対効果は合っているのだ(苦笑)。自分の子供は死なない、自分は金持ちになれる、費用対効果が合わずに死ぬのは貧乏人の子供だけである。

 

「ブラックホークダウン」という映画では米軍最新鋭のヘリと兵士がモガディシオの治安維持の為に送り込まれた。結果的にヘリはロケット弾で撃墜されて搭乗していた最優秀な兵士たちが地上に落ちてそれでも戦いたった十数名で1千人近い敵を相手にしたが、これって他にやりかたはなかったのか?本来なら外交で片付く問題ではなかったのか。

 

当時も今も米国のやってることは「世界のかき回し」に過ぎない。何かを解決しようってんではなく何かを破壊しよう、その過程で軍産複合体が武器産業で利益を得て貧しい家の子供が戦争に駆り出されて戦場で命を落とし、更にその戦争でかかった費用を貧しい国民に税金として負担させようとしているのだ。

 

皆さんも中東やアフリカの戦争に関するニュースを観る時はよく考えて欲しい、この戦争で誰が利益を得たのか?テレビを観て可哀想な子供の姿に感傷的にのめり込むのではなく。

 

何の為に税金を払うんか?自分の子供が戦争に行くための費用を自分が払い政府は武器商人と結託して儲けるだけか?そんなことの為に税金を払うのか?国民の望まない戦争のために?外交は何をしているのか?

 

クラウゼヴィッツがいみじくも世界中の軍人に伝えているのは「戦争とは外交の最終手段」である。なのにまともな外交もせずいきなり相手をコーナーに押し込んで戦争を仕掛けているのは米国ではないか。

 

ここにも世界の二極化、奴隷状態になった人々と一部支配層の絵図が見える。ダマした人々と騙された人々。世界中どこでも同じだ。

 

日本では軍事費よりも土建利権だろう、鹿が走る高速道路、出口の塞がったトンネル、意味のないダム、けれどそこに予算が付けば使う。予算が超過すれば税金で払う。税金が不足すれば国民から徴税する。

 

要するにG20財務省会議ってのは世界の支配者連中が集まっていかに自国の奴隷連中からカネを巻き上げるかの議論である。何でそんな連中に各国民が真面目に付き合わないといけないのか?

 

本来の民主主義とは国民が一箇所に集まり議論をして多数決をする場所であった。しかし現実的な問題として国民が政治家に自分の意見を委託して国会で議論してもらうようにした。

 

ところがその結果が官僚による手前味噌の増税増税で自分の首を絞めるのでは一体何のための民主主義か?第一官僚の「離れですき焼き組」は自分たちが公僕であるって義務を理解しているのだろうか?

 

まったく英国の先人が言ったように「政治は腐る、長くやればやるほど確実に腐る」である。

 

じゃあ僕ら一般大衆はどうすれば良いのか?

 

1つは腹をくくって言われた通りのカネを払う事である。殺されはしない、何故なら彼らにとってあなたは大事な金の卵を産む鶏だからだ。「百姓は生かさず殺さず」である。しかし一旦逆らえば国家権力を使って潰しに来る。国家権力と戦っても個人に勝ち目は、絶対にない。

 

ならば他に方法があるのか?1つはまず国民全体が一致して政府官僚に対して「今日から僕は働きません」と全面ストライキを打つことである。立場的には政治家の方が官僚より上であるから政治家に直接「直訴」するのだ、今の官僚システムを破壊してくださいと。

 

勿論これをやれば経済は麻痺する。1年から2年は日本経済は死ぬ、何故なら官僚が「死なばもろとも」と巻き込みをするからだ。けれど明治以来100年以上続いた仕組みを壊すのだから国民もそれだけの覚悟をすべきだろう。百姓一揆では一人でも仲間はずれを出したら終わりだ、腹をくくって戦うしかない。

 

けど、誰も手を挙げなかったら?自分で考えるしかない。

 

これからの社会は2020年に向けてすべてが収斂される。この5年間にあなたがやる事が2020年以降のあなたの人生にすごく大きな影響を与える。1995年にあなたの取った行動の影響が1とすれば2015年から2020年までの各1年は10の影響である。

 

諦める?まだ早い。今日も生きているんだから。



tom_eastwind at 15:50│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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