2015年08月04日

めんどくせー時代、それとも「光る風」?

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駅トイレに首相批判落書き=器物損壊容疑で捜査警視庁

 JR御徒町駅(東京都台東区)構内の男子トイレに、安倍晋三首相を批判する内容の落書きがされていたことが3日、警視庁上野署への取材で分かった。同署が器物損壊容疑で調べている。

 同署によると、2日午後1時半ごろ、同駅北口にある男子トイレで清掃員が落書きを発見した。個室の壁に油性ペンで、安倍首相を批判する内容が短文で書かれていたという。

 7月19日にも、同じ男子トイレの個室の壁にスプレーで「自民党」と書かれていた。同様の落書きはJRの四ツ谷、御茶ノ水、秋葉原、西日暮里などの各駅でも確認されており、同庁は今回の書き込みとの関連も調べる。 

[時事通信社]

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僕が仕事のおりにふれて話す未来予想図はスタッフの中でも「あふぉじゃん」とか「荒唐無稽」とか「極論」とかよく言われる(苦笑)。

 

けど、見えるんだよねー、そっかそっか、便所の落書きまで取り締まるんですね、そうだろうと思う。時の流れが一致しているから不思議ではない。

 

誰も自分を普通の国民と思ってるから普通に生活して普通に新聞読んで気に食わない記事があれば普通に食卓で家族を相手に「なんじゃこりゃ!」と文句を言うわけだ。年金、医療、生活に直結する記事は国民として文句を言うが、当然自分の働いている会社の利害関係を考えれば話の内容は常に限定される。

 

そんな時に無記名で書き込んでたのが昔の「便所の落書き」だ。それが2ちゃんねるで大発展を遂げることになる。ネットの世界では誰もが無名、書きたい放題なんだから自分の会社の悪口だって安倍首相の悪口だって、なんだって書く。だって犯人分からないんだもんね。

 

以前は政府もそういう書き込みに対して反応しなかったがここ数年でネット書き込みはそのまま逮捕の方向である。そして原始的手法である便所の落書きも捜査の対象になり捕まればたいーほである。

 

いやいや、壁に耳あり障子に目あり、監視カメラは街中に張り巡らされ、警察がこれと狙った人物は徹底的に監視される。

 

これからは居酒屋のテーブルにある箸置きとか呼び出しボタンとかすべてに監視カメラと盗聴装置が付いて、リーマンの愚痴を全部吸い上げて役に立つものは政権運営に使い政権にとって危険なものは即時たいーほであろう。こまわりくんの世界、全く、笑うしかない。

 

丁度同じタイミングで米国が日本の盗聴を行っていることがウィキリークスで公表された。日本からすれば「そうですか、同盟である当方をそこまで気を使っていただいて有難うございます」って話か(笑)。フライデーに載ったマイナー芸能人が喜んでる感じ?

 

けどお笑いはここまで。マスコミコントロールはすでに始まっており安倍首相が大手メディア社長と直接飯を食って話をして「分かってるよね」とメッセージを発信して社長連中も保身が一番なので「ははー、お大臣さまー!」となる。

 

これで公共電波は押さえて新聞も抑えた。次は下々の、ネットから便所の落書きまでを逮捕を視野に入れて大日本帝国の意見を一つにする。ここまで絵が描ける人はいないぞ、今回の内閣はすごいな。

 

うちのスタッフの誰も信じてないけど、日本の変化はこれから具現化する。一般の人々が「何かやだよね」と感じるのは2年後である。それまでに一般大衆が知らないうちに法律改正をやっておいて2年後以降に一般大衆に「え?法律、変わってますよ、あなた、そんな事言ったら法律違反ですよ」とやる。

 

上流のカネを奪い下流を突き放し国民を再度ガラガラポンで横並びにして、すべての国民にとって新しい朝が来るのだー・・・・・・・・・・残された事は、笑うしかない。



tom_eastwind at 06:37│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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