2015年08月25日

カツ

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人生でカツには定職につき、ゴマをすり、めし使いのように働く事がミソだと思いやさい

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ワロタ。サラリーマンが昼飯でかつ定食を注文してごますりながらじっと考える事。けど痛い事実でもあるよな。

 

人生を勝つ為にはまず定職につかねばならないのが今の日本の過半数だろう。組織に入りごまをする、コレは日本人に付き物の一種の空気である。そして体力保存の為にめし食って、ミソと野菜が付いてくる(笑)。

 

ところで僕はカツと言えばAucklandではチキンカツが好きだ。この街の一般的に流通している豚肉は日光の手前、いまいちである。NZに住む日本人主婦からも時々苦情が出てる(苦笑)。

 

それはどうでもよい。定職のごますりだがこれは空気のようなものでかつ定食には付き物である。日本人は3人揃うといつの間にかこの空気が醸成される。誰が上で誰が下でって、それを年齢、役職、企業名、資格、などなどを各自が頭脳にある「格付けソフト」に入力して即座に演算、そして敬語またはタメ口と出力する。

 

格付けソフトの分析内容は様々であるが、まずは年齢。自分より年上であれば否応なしに敬語で始まる。年上なら自動的に偉いのか?次の役職だが部長を紹介されて隣にいるのが副部長でその横にいるのが部長役で後ろにいるのが部長付きみたいな、バブル以降の変な人事の結果もあるが、腐っても鯛である。

 

企業名。これは日本社会で生きていくためには大事な要素である。今日の東芝がどれだけ不安定であろうがそれでも腐っても鯛だ。大手企業グループが持つ政府に守られた安定感である。

 

資格となると弁護士、会計士、行政書士、税理士といる。どの職種も合コンの時は効果ありだが、今の時代どれが一番飯が食えるのか?定職としては弁護士のようだが昨今は数が増えすぎて上部一割は食えるが下5割はサラ金過払い問題など過剰訴訟で暴力的に仕事を「作る」しかない。

 

定職と言いながら弁護士会で資格剥奪されれば「ただの人」になるので、大学で何年も勉強して取った一生ものの資格がなくなる?僕の人生終わり?ある意味サラリーマンより怖い職種だ。他の職種もスキーのインストラクターと同じかな、山を下りればただの人。

 

こうして日本人はお互いの距離感と位置づけを考えつつ言葉を選ぶ。敬語、謙譲語、ため口。

 

こういうのってニュージーランドにはない。例えば10歳の子供が自分の姉を姉の名前で呼び捨てにする事がある。「お姉さん」と呼ばない。人はだれも相手の年を聴かない、だってその人が発言する内容に年齢は関係ないからだ。これは宗教観の違いかなと思ったりするがよく分からん。

 

日本の定職とごまは、何も定まった職だけではなく自分が生活している地域で作られる組織でも同様である。なんとなくふわーっと集まったオフ会みたいなのでも自然と空気が共有されてそこで仲間意識が生まれる。そこでは誰かが仲間以外の敵を「あのひとさ、だめなんだよねー」となるといきなり皆が「そうだよねー」と言い出す。これは主体性を持たず協調性を重視した付和雷同型のごまである。

 

何の証明も不要で裁判も不要で敵は敵となる。そこにあるのは仲間内の空気だけだ。魔女裁判みたいなものだろう。ところがその組織を離れて別の組織で「敵」の話が出て何となく「あのひとさ、出来るよねー」と言うと同調する。面白いものだ、主体性不要協調性重要付和雷同大事、人間が自分を持たずに生きていけるってのは特技だな、オリンピックの種目で取り上げてもらえばどうだろう(笑)。



tom_eastwind at 08:49│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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