2015年09月16日
お失礼
今日は久々に昼食だ。日本食レストランに入ってテーブルにつくと店員さんが早速聴いてきた。「飲み物は、お水でよろしかったでしょうか?」てか注文してないのに何で過去形で聴くわけ?
コンビニ言葉がどんどん社会進出しているなーと思ってたら案の定お味噌汁を持ってきて「お味噌汁になりまーす」って、じゃあお味噌汁になる前は何だったのかって話だ。
いわゆる文章としての日本語に子供の頃から親しんでないと日本で生まれ育ってもおかしなコンビニ言葉を覚えてしまう。社会人になってもそのままやるのか?てか、会社が採用するのにまず言語チェックが必要になるぞ。
使いやすい言葉ってわけではなく単純に「それしか知らない」って事だろうが、教養ってのは煮ても焼いても食えないけど知ってるだけで役に立つものだ。
ほんと、子供を見れば親がわかるという諺があるくらいだが、彼らの親も子供に対して正しい日本語を教える機会がなかったのか、それともおそらく教える能力がなかった方だと思う。
40過ぎてもおかしな日本語を使う人も目立つ。僕に対して質問してくるのに表題が「ご質問」である。自分の立場を理解しているのだろうか?なんでもかんでも「ご」とか「お」を付ければ良いと思ってるのだろうが、その時点で思考停止なのがよく分かる。
これが忙しい時についつい間違って使うのならまだしもである。例えばファミレスでお客が来たらテーブルに案内する前に「なんめいさまですかー?」と聴く時に「なにさまですかー?」なんてのは疲れてんだろうなって分かる。
じゃあ今度「お失礼いたしまーす」と言ってみろ、どんなにおかっしいか分かるから。