2015年09月28日
サマータイム
いつものように鳥のさえずりで目が覚める。人口150万都市で鳥のさえずりとカーテンを開けると目の前に緑の森が見えるのだからAucklandは贅沢な街である。これでシティの会社まで昼間なら20分だ。
昨日からニュージーランドではサマータイムが開始、1時間早まった。すると鳥もサマータイムになったのを知っているのだろうか、1時間早く囀るようになった(笑、冗談ですよ、ホントは日の出の時間が早まってるからです)。
僕にとって影響が出るのは自宅のマニュアルの時計、台所のオーブンの時計とかバスルームの時計とかである。こういうのがIoT(モノのインターネット化)になれば自動的に修正してくれるからいいんだけどな。
時計によっては訂正不要のものもある。前回サマータイムが終わった時に面倒だからそのままにしておいた時計だ。自宅の中に数個あり「あ、あそこの時計は1時間早くなってる」と分かってるので1時間引いて計算する。
ケータイとパソコンはネットに繋がっているのですぐにサマータイムに反応する。あっち側で勝手にこっちのパソコンに手を出して変えてくれるのだ。ある意味怖いな、こっちの作業をあっち側からじっと見つめてるんだから。
Amazonでは客の購買記録から次はこれ買うだろうと予測してお勧めの本を見せてくる。これなどもビッグデータの積み重ねだよね。世の中がこれだけネットでつながれば電気、ガス、電話、冷暖房、ネット、携帯電話、すべてをビッグデータの中に取り込むから今その家に誰かいるのか、いるとすれば今までのデータ利用を見て家族構成を見て個人を特定できる。
ニュージーランドという国は基本的に個人主義なので誰が何をしても気にしない。だからこの国でデータが利用されればそれは良い方向に向かうと思う。ただ日本だと嫌だなって感じ。今読んでるビッグデータ・コネクト、結局他の用事もあり週末で読了に失敗。何とか「イッキ読み」で頭のなかにデータがまとまるようにしたい。
サマータイムと言われるといつも思い出すのがジャニス・ジョプリンの強烈な歌声である。あの頃はドラッグシンガーばかりだったなー、生き残ったエリック・クラプトンはあの頃を振り返ってどう思ってるんだろう。
それにしても夕方6時だってのに外は5時頃のように明るいぞ、、、そっか一昨日まで5時だったのか。などとバカな事を思いつつ中秋の名月が今日のAucklandで鑑賞出来るのか興味津々である。