2015年11月08日

高度12000メートルのどん兵衛

今日はひまネタです、真面目な話を期待している人は無視して下さい。

 

日本航空ではJALでスカイなどの機内麺類があるけど、キャセイ航空にはカップヌードル又はワンタンメンである。すべての機内麺類に共通するのは「葱が入ってること」だ。

 

気にしない人には気にならない話だがぼくのようにナマの葱や玉ねぎをがりってやるとその場で口から吐き出してついでに胃袋からも吐くという2段構えのトラブルになる。

 

今回の出張は毎晩の豪華な食事で胃袋が流石に疲れたので羽田から戻る時にファミマの豚汁とどん兵衛きつねうどんを持ち込む。

 

ファミマの豚汁は玉ねぎが入ってるのでは?という指摘に対しては「ファミマの玉ねぎは煮込むことによって苦味が消えて他の野菜との甘みになる」のでOK。なので僕はホテルに泊まる時は近くのコンビニで豚汁を買うことにしている。

 

ただしこれも豚汁と言ってもレストランで出てくると煮こまれてないゴロンとしたナマの玉ねぎが出てきて、こりゃOUTです。コンビニの豚汁だからこそ出せる味(笑?)です。

 

今回夜の9時過ぎに飛行機に乗り込むが疲れていたので普通の料理は食べずに夜食のビーフバーガーを注文する。これなら好きな部分だけバラしてとっとと食えるから便利だ。残骸は出来るだけ綺麗に処理する。そして豚汁を食べる。

 

食ったら後はとっとと寝るだけ。毛布をかぶってアイマスク付けて約5時間ほど寝る。乗客が寝ている間にトイレで着替えて洗面して座席に戻るとおもむろにどん兵衛をバッグから出す。麺を一旦外の大きな紙の上に出す。そしてお箸に付いてる爪楊枝で麺の間にある葱を掻き出す。

 

これはスープがめんつゆになってる関東製どん兵衛だから出来る芸当で、粉スープの関西どん兵衛にこの技は通用しない。その際は茶こしを使うのだけど今回は不要だ。

 

「そんな面倒な事をいちいち〜」とか「味しないでしょ」とか皆さんご意見おありだろうが、他人の自由を認めることと他人の食べ方の自由を認めるのは僕にとっては同意義である。

 

じゃそういう人はピーナツアレルギーの人に「ピーナツって美味しいでしょ」と言ってみれば良い。

 

5分で殆どの葱を取り除けたら朝食の準備に入ったキャビンアテンダントにお願いして「ここまでお湯を入れてもらえますか?」彼女は「これ、私の好物なんですよ」さすが香港人、お湯のことを理解してもらえる。

 

こうして運ばれて5分後に液体スープと七味を入れて僕の空飛ぶどん兵衛が完成、おいしく頂きました。

 

やはり長旅で胃が疲れている時はこういうB級が良い。うどん、ラーメン、焼きそば、豚汁、しじみ汁などはどれもコンビニで買える非常食であるが何せおいしくて手軽。まさに便利店である。

 

高度12,000メートルの空の上でどん兵衛、こういう食べ方もあるってことでした。



tom_eastwind at 14:04│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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