2015年11月22日

偉大なる人間農場

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各国の糖尿病関連団体でつくる国際糖尿病連合(IDF、本部ブリュッセル)は15日までに、2015年の世界の糖尿病人口(20〜79歳)が11人に1人に当たる約4億1500万人に上るとの推計を発表した。

 

 先進国だけでなく発展途上国でも増加傾向にあり、40年には10人に1人に当たる6億4200万人に達する見込みだとしている。14日は国連が認定した世界糖尿病デーだった。

 

 共同電によると、国別では1〜3位が昨年と同じ中国(約1億960万人)、インド(約6920万人)、米国(約2930万人)。昨年10位だった日本は9位で約720万人だった。糖尿病に起因する疾患による死者は500万人で、6秒に1人が死亡している計算となる。

 

 途上国では糖尿病患者が十分な治療を受けられておらず、特にアフリカでは患者の3分の2が、自分が糖尿病であることを知らないという。

[ 20151116 05:30 ]

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/11/16/kiji/K20151116011518300.html

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ご飯は毎日三食しっかりよく噛んで食べましょうね、肉や野菜やカロリーバランスを考えてね。これが一般的な生活者の感覚だろう。

 

ところがこれが糖尿病を作り出している大きな原因の一つであるのは医療従事者の中では食事療法を導入する事例があることから明確である。

 

要するに現代人は食べ過ぎなのだ。一日三食ってどこから始まった習慣だ?オフィスではペンより重いものを持つことがなく朝食べたものが消化される前に昼食を詰め込む。そして昼食が消化される前に今度は夕食をドーンと食べる。消化する前に追加するのだから、これで太らない筈がない。

 

そしてコンビニ食。恵比寿のファミマは高層ビルである恵比寿ガーデンプレースオフィス棟の2階に入っている。ここには夕方前になると次々と食料が運び込まれてくる。

 

菓子パン、おにぎり、弁当、サンドウイッチ、パスタ、飲み物は「これ一本で一日野菜!」からコーラ、牛乳まで何でもあり。炭水化物ばっちりですね。

 

そして夕方になると立派なオフィスの立派なエレベーターから降りて来た首に紐つけたビジネスパーソンが次々とやって来ては各自好きなモノを買っていく。残業が遅くなるような人は菓子パン二つに弁当にざる蕎麦、2食分くらい買っている・・・てかあれを一度に食べるのか、まさかな?

 

それにしても日本人はよく働くなー、朝一番の電車で1時間かけて出勤して朝9時から夜8時位まで仕事して疲れた体にご飯を詰め込んでいく。自宅に帰ればもう10時頃、風呂入って寝るしかない毎日だ。けど、誰の為にこんなに働いているのか?

 

糖尿病とはまさに糖分を摂り過ぎて糖分の代謝が出来なくなることだが一生懸命働いて残業して糖分たっぷりの食事をすると誰が儲かるか?そりゃ小麦粉を作ってる企業である。あなたがコンビニで支払ったお金は小麦粉を作ってる企業に回る。

 

小麦粉の多くは米国カナダからの輸入だ。1950年代までは日本は小麦粉を自前で賄っていたが現在は90%が輸入である。

 

糖分は砂糖だけでなく炭水化物の中にも多く含まれてて一日三食パンや米を食えば間違いなく糖尿病一直線である。これにビールや日本酒やワインが入ると更に血糖値が上がる。

 

ところが多くのお医者さんは血糖値が何故上がるかの原因はあまり追求せず、上がった血糖値を下げる診察と薬を売ることで日本糖尿病学会から「覚えの良い医者じゃ、愛い奴じゃ」となる。糖尿病患者と「長いお付き合い」の始まりである。

 

日本でここ数年急にメタボなど言い出して健康診断リストに載せこんでから糖尿病患者が増加してる。あれも糖尿病の薬を売りたい製薬会社の戦略だろうか。まるで籠に押し込められたブロイラーのように運動もせずにたっぷり食わせて不健康に仕事させてりゃ糖尿病にもなるぞ(苦笑)。

 

これで儲かるのは

1・小麦粉売ってる会社。

2・自前で弁当を買う労働者を遅くまで働かせる企業。

3・労働者が病気になった時に待ち受けてるお医者さんと製薬会社。

 

誰もあなたの健康に気を遣ってないですね。

 

すごいもんだ、人間に飯を食わせ太らせ病気にして薬を売る。偉大なるブラザーたちの人間農場である。



tom_eastwind at 19:43│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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