2015年11月27日
国旗掲揚
自宅に帰り際に郵便ポストを見ると国旗変更についての国民投票用紙が届いていた。ニュージーランドでは今国旗変更についての議論がある。
議論がものすごく盛んというのではなく、何となく「このへんで変えておこう」って感じだ。NZは元々英国植民地であり国旗を作った時の理由も「英国連邦らしく」しかなく、逆に今となっては豪州との国旗とも似ており面倒くさいってのがあるのだろう。ワールドカップでやっつけた相手と似たような旗ではね〜という下衆の勘繰りもある(笑)。
ここ20年もリーマン・ショックやクライストチャーチ地震の影響はあったが基盤経済の調子は良い。その為に今年度政府収支も黒字であり来年度も黒字が予想されている。
来年実行される国民投票で旗を変えるか変えないか、変えるとしたら現在の候補の中のどれが良いかを選ぶ事になる。
日本で平時に国旗を変えるとなればそれだけで大議論になり右翼から左翼まで「美味しく議論いたしますー」ということになり何にも決まらないだろう。
ニュージーランドで特に今じゃないといけない理由もないのにやるのは、やはり政治と経済が安定している今のうち、「やれるうちにやっておこうよ」だろう。