2015年12月06日

ソフトターゲット

今日もニュースで米国のテロ事件をやってた。今度のはホームグロウンテロのようだ。こうなるともうエボラ出血熱のようなもので米国中どこに飛散するか分からない。何せ昨日まで普通に振る舞ってた職場の仲間が翌日自動小銃を持って仲間を撃ちまくるのだ。

 

今回犯人が使用した武器は自動小銃アーマライト15(AR15)が二丁とハンドガン二丁。こりゃもう立派な軍隊武装である。

 

弾薬が6千発保管というがヘビーユーザーであれば珍しくない。アメリカであればバーゲンの時にまとめ買いすることもよくある。幾つかの銃を持って射撃場に行ってその気になって撃ちまくれば一回あたり数百発使う。

 

弾薬をいちいち射撃場で小売価格で買ってたら、コンビニで大量のカップヌードルを一回で買うようなものだ。

 

今回のように犯人が米国人である場合、米国で合法的に武器を購入出来る(実は米国人でなくても購入出来る方法があるようだがそれは今回無関係)。

 

その武器もアメリカ軍がベトナム戦争時代から制式銃として採用されているアーマライト15(AR15)という高速弾が弾幕を描くような強力な武器まで合法的に買える。この銃についてはメル・ギブソン主演の映画”Once we were soldiers”を見ればよく分かる。

 

この銃の平均価格は10万円程度、銀座で一回飲むより安い値段で買えて自宅で保管出来るのだ。そして犯人は実際にこの銃を保管していた。ハンドガンは一丁約5万円だ。

 

カリフォルニア州の法律では弾倉の着脱がしにくいように敢えて二重ロックにしているがそんなもん自宅に持ち帰って改造すれば米軍が使っているのと同様にトリガーの右親指を前に出して弾倉後ろのリリースボタンを押せばストンと落ちるようになる。

 

弾倉を落とした後すぐに次の弾倉を入れて左手でガチャンと引けば射撃再開である。弾倉入れ替えに必要な時間は10秒もあれば十分だ。こうなるともうほぼ撃ちっぱなしの状態である。まさに戦争だ。

 

こうして米国人は個人が武装して隣人と接する。

 

最近米国でよく売れる銃の1つがスミス&ウェッソンのボディーガード380モデルで6+1装弾。女性用に作られておりホルスターにガーター、ブラを使ったりバッグ自体にホルスターを装着したりする。銃購入者の3割が女性という時代である。

 

米国の銃規制は、ぼくはやるべきだと思う。あまりに多くのド素人が銃を持って街を歩き回り自宅に来たハロウィーンの子供を撃ち殺しているのだ。

 

けどそれは今回のイスラムテロには直接的影響は出ない。もう遅いのだ。

 

それはこの事件で中東でテロリストがよく使うAK47(オートカラシニコフ)ではなく米軍制式自動小銃であるAR15(アーマライト15)が使われたという事実だ。

 

テロリストは既に合法的に自動小銃を入手している。今更規制しても今回のテロや次回のテロに効果はない。すでに武器はテロリストに十分に出回っているのだ。

 

S・ハンターの「ソフトターゲット」という小説がある(ちなみに僕は彼の読者でありほぼ全作会社文庫にある)。米国のメガモールにテロリストが侵入して多くの買い物客を人質にしてテロを開始するという筋書きだ。

 

この本は筋書きも面白いし万が一テロに遭遇したらと考えるだけで臨場感がある。もしららぽーとにテロリストが来たら?? 手抜きマンションより怖いぞ(笑)

 

ソフトターゲットとは軍事施設のような警備のされたハードターゲットではなく誰でも入れてすぐに相手の内臓を打ち破れる場所のことである。

 

まさにメガモールなどは人に来てもらいたいから入りやすくしているわけでテロリストご一行も「いらっしゃーい」となるのだ。

 

このような世界的状況に一番アタマを悩ませているのはイスラム教徒であろう。何せ彼らの多くは「ISはテロリストだ、イスラム教徒じゃない!」と主張しても、同じような顔つきで同じような宗教を信じていれば「けど、どう違うんですか?」となる。

 

多くのイスラム教徒は人を殺しませんと言っても横にそれらしき人物が来たら僕らはどう分別出来るだろうか。彼らが日曜日の昼下がりのららぽーとのど真ん中に歩いてきて突然自分のコートを脱いで「神は偉大なり!」とか言って爆破装置押したら?

 

勿論一番悪いのはキリスト教を信じる白人グループだからやっつけるんならそいつらに個人的にテロを仕掛けろって思う。

 

けどこっちからすれば目前にいるのはイスラム教を信じるテロリストであり彼らがある日突然それまでの生活を捨てて無差別テロをやるってんならこっちも戦うしかない。つまり第二次大戦中に米国が日本人移民を居留地に押し込めたように、だ。

 

「すべてのイスラム教徒はx月x日をもってカバン一個だけの荷物を持って駅に集合すること。各自が持つ銃を含む家屋財産は一旦政府によって没収」。イスラム教徒はそこからアリゾナあたりに作る居住区に移動させて砂漠の生活に戻ることになる。

 

これなどまさにデンゼル・ワシントンとブルース・ウィリスの共演映画“Sirge”の世界だが、米国ではもしかしたら現実になるかもしれない。

そして健全なイスラム教徒が自分や家族を守りたいなら、まさに今こそ彼らが武器を持ってISと戦うべきだろう、日系二世部隊が自分たちの家族の為に戦ったように。



tom_eastwind at 16:19│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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