2016年01月04日
1月4日月曜日
1月4日から仕事開始の会社が多いだろうが、今でも初日は女性社員が少し着飾って半日くらいで正月の間の溜まってた案件を午前中で整理して、午後からは皆でビールにおつまみだろうか。
世界を見ると大変だ。
サウジアラビアとイランとが決定的に割れた。中東がまとまりかけてたのにまた軍産複合体の誰かがサウジの耳元で何か囁いたのだろうか?
中東戦争はまだまだ先が見えないが去年はサウジのイラン訪問などもあり良い雰囲気であった。
ところがこれでイランを突き放せばこの地域は中国、ロシア、イラン、イラク、シリア等の共同体に対してサウジが対抗するようになるがサウジに付くのは米国。イスラエルも自国防衛のために協力するだろう。中東がまっぷたつに割れそうだ。
かと思ったら今度はロシアが米国を安全保障上の脅威と見做すと発表。シリアとウクライナで米ロ対立が明確になった。
中国では初日から株式市場が大荒れで7%下がりサーキットブレーキが発動されて株式市場が閉鎖された。
日本もそれなりに大変だ。
日本では安倍首相が今年の参院選に触れて「過半数を取る。憲法改正についても国民的な理解を深めたい」との事。経済問題が全然片付いてないのにまだ早いでしょって感じだ、焦って選挙の争点にされると野党につけ入れられる。
特に問題は経済だ。安倍首相が賃上げを叫びつつも国民全体の賃金は上がらず日銀の黒田バズーカで「2%の物価上昇を約束します!」などとの話も全然現実的になってない。
そう言えば朝ナマでコメンテーターの小林よしのり氏が「これ、やらせ?」と問題提起をしている。参加した視聴者の鈑金工の社長が「景気がよくなる感じを受けている」と言ってるが彼は現役の自民党地方議員ですぜ、そりゃ駄目でしょ。
なかなか実態景気が上昇せずに自民党側が下手な画策をしたのか。
そんな中、今年も日本で国会が始まった。誰にも未来は読めないが日本と世界を見渡して今やれる時にやれるだけの事をして事に望めば選択肢は増える。それだけで随分と心は軽くなるものだ。