2016年01月05日
どん兵衛のコペルニクス的転回
今日のネタは最近人気になっているB級グルメでさえない「どん兵衛」の話なのでカップヌードルが体に悪いとかカップ麺は食べた事がないという人には全く無意味であり何を言っているのか意味不明だと思うので、飛ばしてください。
http://news.livedoor.com/article/detail/10991834/
どん兵衛は出張中のホテルでの非常食として重宝している。朝起きてレストランに行くための身繕いも面倒くさい、ルームサービスにしてもホテルスタッフと顔を合わせることになるので面倒、なので結局どん兵衛などのカップ麺となる。
朝、誰にも煩わされずヒゲもそらず机の上に置いたどん兵衛にお湯をかけてのツユが香る時の心地よさはほっとする。
けど、おー、10分という発想はなかったなー。
「どん兵衛を10分待って食う」というネタがどん兵衛ファンの間で大人気で日清食品も公式サイトで「ごめんなさい、こんな食べ方は考えてなかったです。5分でどうやって美味しくと考えていたのでそれ以外の時間は最初からなかった」とのこと。
お詫びと言えどこれは笑えるネタだからとても楽しくて良い。
うどんに関しては僕も以前から「麺が少し硬いかな」と思ってた。けどそばは3分なのでうどんも腰を大事にして5分なのだろうと思ってた。
そこに「10分にすれば?」というコペルニクス的転換を持ってきた人、すごい。ある意味普通の麺類が挑戦しなかった世界を切り開いてくれたのだ。
「この料理にはこの食べ方」と決め打ちすることはあるけど、自分で自分の発想を縛ってたんだな、二重の意味で勉強になりました。
という事で早速挑戦。
僕は自宅でどん兵衛を作る時は自宅の陶器の丼を使う。どん兵衛を取り出して丼に移して(関東系と関西系で違うのか)葱の場所を探す。最初から麺の中に葱が入ってると取り出しにくいが乾燥スープの中の葱であれば茶こしで振って麺の上に落として完璧だ。
今日は乾燥スープだったのでどん兵衛の麺にお揚げを載せてその上に乾燥スープをまく。これで熱湯を注いで丼の蓋に平皿を載せて10分待つことに。
その間にも生卵を半熟にしたり揚げ玉を用意しておく。10分経過してまず麺の柔らかさを確認。確かに今までと違ったつるつるな食感が強くなっている。
すかさず揚げ玉と半熟卵を落として七味を振りかけて、おお何と具沢山な非常食。今日のご馳走、さあ食べるぞ。
ところでどん兵衛側としては今回の対応どうするのだろう?調理時間を「固め5分からつるつる柔らか10分まで」とかするのだろうか?