2016年02月17日

3月日本出張予定

ここ数日Aucklandは雨模様である。下見ツアーが次々と訪れるので出来れば全部晴れて欲しいがニュージーランドを美しく見せる草や花だって水が欲しいのだから相身互いというところか。

 

今日は朝から3月日本出張の社内打ち合わせとランドバンキングのアドバイザリーボード会議で昼飯抜きで午後2時までしゃべり続けてさすがに喉が痛くなった。

 

ランドバンキング、最初は個人デベロッパーと組んでたが最近はすっかり政府案件になっている。土地区画整理を政府住宅供給公社がやってくれるのでデベロップの最初の半分以上の手間が省ける。

 

けどこのメンバーで話をしていると脳みそが疲れる。特に政府系のスキームに移ってから送られてくる書類にとにかく専門用語が多く3文字言葉で書いているから時々話についていけない。

 

なので今日は会議の冒頭に僕から皆に「僕を馬鹿扱いしてくれ、おそらく会議の途中で君らにとっては既に知っている事をアフォ面して質問するから、先に謝っとく」と言うとさすが紳士の国の末裔だ「そんな事はない誰も専門外はわからないものだ、安心して質問してくれ」。

 

その後「GSA」と表記されてたのを「これは何の略だ?」と聴いたら「はあ?」って顔された。ほらー、だから言ったじゃんか。僕にとってのGSA Ground Service Agent である。それ以外の意味があるのか?

 

会議を終わらせてオフィスに戻ると僕個人宛のメールボックスが埋まっているのでどんどん返信しないと次の仕事が進まない。なので結局今日も朝から水呑み百姓である。

 

夕方に近くのスーパーで持ち帰り食材を買って家に帰って風呂に入ってやっとバクバクと食べる。ちなみに僕は夕食はお風呂に入った後で食べる習慣で、これは家庭によって色々と違いがあるようだ。

 

3月の日本出張は2回にわかれている。最初は35日から9日まで、これは東京、名古屋、大阪、福岡と周る予定。2回めは326日から27日の東京である。

 

どちらの回も個人面談のみを設定している。個人面談と言っても何を聴いて良いか分からない方は当社のウェブサイトトップページのバナーでNZの概要を販売しているのでまずはこちらを読むことをお勧めする。

 

去年からNZ政府も日本人投資家を視野に入れており「汚い中国の投資家10人よりも綺麗な日本の投資家1人が良い」と考えている。その為移民局の対応も他国の申請者よりも扱いが良くなっているのは肌で感じる。

 

個人面談の日程表もウェブサイトのトップページに掲載しているので投資移住や三世代移住に興味のある方は是非どうぞ。

 

日本人の場合大体の方がおかす間違いが「まず自分が出られる状況になってから(23年後)」問い合わせをすれば善いと思っていることだ。

 

けどNZのビザのオペレーションマニュアルは3ヶ月単位で変わる。移民法自体も1年単位で変わる。だから今の条件を頭に入れて準備しても準備が出来た頃にはルールが変わっており使い物にならなくなる。

 

同時にビザは申請から実際に自分の体をNZに移動させるまでの時間調整が1年単位で可能である。従って現在のルールでビザが取れる内にまず取っておきその後調整しながら渡航可能時期を設定することが出来る。何よりもまずビザを取ることが肝要である。

 

家で食事をしながらニュースを観ているとこんなのがあった。

 

「ニュージーランドの民族別人口比でマオリは20%、ところが刑務所内人口比では50%。白人は30%で残りをアイランダーとアジア人が占めている」との事。

 

そう、楽園のように見えるニュージーランドでも先住民族であるマオリ問題は常に社会の根底にある。一生懸命働く白人キーウィと昼間から道端に寝そべって道行く人に小銭を求めるマオリ。その格差はますます広がっている。

 

但しこれは「作られた格差」であることも事実だ。表面上はマオリとパケハ(白人)が平等と言いつつマオリをだらけさせる政策などで実質的に常にマオリがパケハの下になるようにしている。これなどよーくこの社会を観てみないと分からないが、英国人の植民地政策の一片を感じさせる。

 

さあ明日も外部会議だ、とっとと9時前に寝よう。



tom_eastwind at 20:37│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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