2016年02月19日
目を伏せ耳を塞ぎ歩く。
歩道を歩く人に聴きたい。あなたは目を伏せ前を見ないで挙句に耳栓をして音も聞こえない状態で赤信号に突っ込んで車にハネられることは賢いと思うか?
これに対して「そいつバッカじゃん」と自分に対する皮肉とも気づかず素直に答える人が90%で、これを自分に対する皮肉と理解して嫌な顔して答えないのが10%くらいか。
歩き携帯の話である。クイーンストリートでも最近は急激に増加している。まるでゾンビーに噛まれた連中が生き返って、肩を落として手を前に出して道をふらふら歩きながら、やっぱゾンビーじゃん。
これは何も日本人だけではなくアジア人全体に目立つ現象である。人混みの歩道を目を伏せ耳栓して歩くのだから当然人にぶつかる。相手がよけてくれるとでも思ってるのか。
交差点でも歩行者信号を観てないから信号無視をした歩行者の後にすすっとついていって車にクラクション鳴らされる。
バカな話である。道を歩く時間がそれほど大事なのだろうか?メッセージ送りたければ立ち止まって壁に背中をつけてかちゃかちゃやれば良い。それを、目も耳も塞いだゾンビー状態で歩くのだからどうしようもない。
歩き携帯でどこまで時間節約出来るのか合理的に考えてみればどうだろうか。
貴方が歩き携帯でカチャカチャやって一体何秒の時間節約になるのか?
それに対してリスクとして
1・ぶつかった相手に嫌な顔をされる。
2・ぶつかった相手にその場で携帯電話をはたきおとされる。
3・ぶつかった相手がその筋の人で事務所に連れ込まれる。
4・ぶつかった相手が車で病院に搬送される。
どう考えても費用対効果が合わない。けどこういう計算が出来ないから歩き携帯をやっているのかな。
若者の携帯依存にはLINEなど「自分だけ取り残されたくない」という恐怖心があるのも事実だ。仲間外れにされたくない、いつも最新の情報で友達と話したい、そういう生き残りの術でもあるのだろう。
それにしても上に書いたように費用対効果が合わない。携帯を使うなら立ち止まる。これは親が教えるべき携帯電話の使い方だろう。何故なら世の中はあなたに道を譲る善人ばかりではないのだから。