2016年02月23日

移住の理由

最近あるお客様から頂いた移住の理由の回答が具体的で分かりやすかったので引用させて頂く。

 

僕らは移住希望の方にはまず何よりもその理由を聴くことにしている。これはITの要件定義に似ている。何故なら相手が言ってることではなく言いたい事を聴き取ることが必要だからだ。

 

話す方も生まれて初めて移住を考えるわけで自分の頭の中にある程度の予想を描いているかもしれないがその前提となる本人が信じてる事実が違っていたら意味はない。

 

だからその「前提となる事実=本人の認識」を読み取り全体の状況を掴むのがとても重要になる。「認識」を隠して話されると何を作ってもうまく回らないのは当然である。

 

最初に何を言ってくるか、相手も自分が望んでいる事を普通に説明してくれれば本人が考えているより簡単に移住できる方法が見つかることもある。

 

そこで移住の理由をお伺いしたある方の回答。

***

健康、家族、時間、自然、生活、学、、放射能染、境破争、日本国崩

***

 

うーん、よくもこれだけたくさん並列具体的に答えてくれたものだ。すごく明確である。そしてまさにこの通りである。

 

日本は放射能汚染がまだ続いているわけで中国からの環境汚染PM2.5などは毒薬である。空から降ってくる毒薬は逃げようがない。

 

戦争、、。これは可能性が高い。限定的であろうが日中戦争は何時でもドンパチ出来る状態であり安保法改正も済ませて制服組が力を強めている。日本は周囲を火種だらけで囲まれているから自分だけ非武装中立は通用しないのだ。

 

そして日本国崩壊。これは物理的な意味で例えば列島が真っ二つに割れるとかではなく国家の「仕組み」が壊れていくことだろう。ただそれは国民の側から見た場合だと思う。

 

日本国民にとって豊かだった1980年代までの仕組み(年金、医療、雇用保障、定年制度)は確実に壊れていくけど、政府からすればこれから政府の望む究極の「国民すべて下向きの平等」になるから全然問題ない、てか推進しているのは官僚だし。

 

国民はすべて平等、金持ちも貧乏人もいない、皆が国家のために働き結婚して子供を作ってもらう必要があるので子育て出来る程度の給与は払う。強い国を作りしっかり納税して働けなくなれば病院に行かず一人で消えてもらう。

 

生まれた子供は学校で何も考えさせない日本式教育を教え込みところてん式に社会に放り込み労働力として働いてもらい結婚して子供を作り納税して年を取ったら医療費遣わずに政府にご奉仕。

 

また親が死ぬ時に貯金などがあれば政府が回収して国家のために遣う。何故なら日本で作った財産は日本政府が「働ける場所」を提供したからだ、子供に残すなど間違いである。子孫のために美田を残さず、政府が綺麗に遣ってあげよう、である。

 

「仕組み」は目に見えないけど体にもろに影響を受ける、ある意味中性子爆弾みたいなものだ。人々を確実に蝕んでいく。

 

例えば将来の年金は支給額が削減されて労働者の税金は見えない形で増税されて(多くのサラリーマンは自分の給与明細を観てない)いつの間にか社畜で辞めるに辞められない状態になる。

 

辞めたいけど転職先もなく今の仕事じゃ貯金も出来ない。毎月一生懸命働いて(勤労の義務)入ってくる給料(納税の義務)を自分が消費者として支出すると消費税まで加算される。そして月末はお金が残らない。

 

65歳になって支給される年金は生活を維持するのさえ難しいから65歳以降も道路工事とかで国家のために働く、死ぬまで。

 

ついでに医療はこれから大改革を行い、政府が主導して表面的にはピンピンコロリの生き方を導入するだろうが実際は医療費の負担比率を変更することで病気でも医者にかかれずある日簡素なアパートの一室で・・・。

 

その意味ではまさに今の日本は官僚が中性子爆弾を作り国民に撃ちこみ、東京にはたくさんのビルも娯楽施設もあるけどそこで働く人々は常に床を向いて掃除して勤労と納税で終わり、高層ビルで上を向いて娯楽施設を楽しむのは、世の中を楽しむのは一部の支配層のみである。

 

こうやって国民は代々国家の歯車として死ぬまで奉仕を続けることになる。



tom_eastwind at 17:08│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔