2016年03月28日

ソイレント・グリーン

昨晩の大阪ではお客様と会食。様々なテーマで話が盛り上がり楽しい。日本の進む方向は国民に甘くなく、これからも「民は生かさず殺さず」の政策が続く。

 

その政策に従うことはまず学校教育で右向け右を学び社会に出たら健康な体でいるうちは働くしかなく給与からは年金と健康保険料を支払い更に税金が引かれて政府に持って行かれて貯金も満足に出来ない状態が続く事を意味する。

 

年を取って働けなくなれば「家族で助けあってくださいね」で終わり。じゃあ今まで払ってきた年金って何だという話である。

 

贈与税、相続税に次いで財産税導入、とにかく政府は個人が銀行に入れてあるお金を出させようとしている。

 

そのお金の向かう先は消費や投資であるが未来が不透明なまま、つまり自分がいくらの年金をいつから何年くらいもらえるのかが不明なままでお金は使いたくない。

 

一番不透明なのは、自分がいつ死ぬか分からないという事である。こうなるとチャールトン・ヘストン主演の映画「ソイレント・グリーン」がSFではなくなるぞ。

 

政府が2%物価上昇と言っても実体経済が冷え込んだままだから上昇しない。けどほんとに上昇して良いのか?原油が歴史的安さだから今は良いが1バレル100ドルに戻れば一気に物価上昇は進み賃金が追いつかない不況になる。これが一番まずい。

 

そして消費税増税はまさにこの「賃金上昇しないまま消費税だけ上がって手取りが減る」状態を生み出す装置であり増税しても税収増えずという事態になりかねない。

 

安倍首相の消費税先送りは衆参同日選挙を狙った客寄せパンダである。財務省と官邸が何か握って(例えば消費税15%への道程とか)いるのだろう。

 

アベノミクスで株価上昇したものの、年明けから一気に下落。15,000円あたりだが企業に投資意欲がないので実体経済はなかなか上向かない。

 

今の日本は全体を俯瞰して冷静に各種事実を当てはめれば大きなパズルが完成するのだしそれを観れば誰でも状況が分かるのだけど安倍首相の「戦える国」になるまで政府はそういうことは一切言わない。マスコミも書かない。

 

50歳以上は今だ新聞テレビ中心なので政府の宣伝がそのままアタマに刷り込まれてしまい目の前で起こっている現実が見えなくなる。

 

やはり今の日本で生き残るのは自己責任です。約4時間近く話をしてますますそう感じた。

 

人々は毎日朝から晩まで走り回り目先の仕事に集中して夜遅く自宅に帰る頃には腹減ったー眠い−である。なかには朝から空港で寝ているビジネスマンもいる。

 

日本人みんなくたくただなって思いつつ伊丹空港で羽田行きのチェックインをする。

 

けど登場待合口で朝からスポーツ新聞広げてニタニタしているサラリーマンを見ると、まだ余裕あるじゃん、その新聞を引っ込めて自分の役に立つ勉強でもすればと思うが、これも要らん世話である。

 

さて羽田行きで興味あるのが、飛行機が羽田に到着したら大阪のビジネスマンはエスカレーターで右に立つのか?である。

 

答は殆どのビジネスマンが左に立って左を走る、でした。



tom_eastwind at 15:15│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔