2016年04月04日

サマータイム終了

先週末で長いサマータイムも終わりいよいよ秋の気配である。朝起きると空気がひんやりしていて昼頃には夏空が広がり夕方にかけてまたひんやりとする。Aucklandは一日の中に四季があるとも言われるほど気温差が大きい。

 

日本人の間ではサマータイムと呼ばれているが正式にはDay Light Savingで日曜日の朝に時計の時間を1時間遅くすることになる。

 

そして月曜日の朝になると携帯電話とパソコンは自動修正されているのでOKだけど、車の時計、バスルームの時計、リビングルームのタイマー、キッチンの時計などすべてが手で調整が必要である。

 

ところが僕はこういう機械系に弱いので触らずに置いておく。すべての時計をアタマの中で「あ、こいつはサマータイムだから1時間引こう」とか時計ごとに対応することにしている。この方がてっとり早い。

 

中にはリモコンが正しい時間になっているのもある。これはこのリモコンがサマータイムの間中冬時間になっていたという事だ。それでもやっていけるのだからどうにかなる。

 

駐車場に車を駐めて(これは文法的にダブりではないか。馬から落馬とか)会社のビルに行くとグランドフロア(日本で言う一階)の時計が何と11時15分を指している。

 

まっさかなーと思いつつオフィスのある7階の時計を観るとこれまた11時15分である。

 

つまりこのビルの管理人の頭のなかではサマータイムが終了して月曜日の朝オフィスに来るテナントが困らないように始業前に1時間プラスにして責任ある仕事を果たしたという気持ちなのだろう。

 

努力は認めるが、君キーウィだよね、英語分かるよね、結果論からすればダメですよねとなる。

 

けどこういう点がキーウィなんだよね、良くやってくれる、けど失敗する。でもまあいいや、ビルの向かいにある交差点を見下ろす大時計はクリスマスのサンタを降ろしてからずっと午前11時を示したまま、止まっている。

 

うちのスタッフがビルの時計が間違っているのに気づいて真面目に「責任持って仕事しましょうよ」と文句を言ってた。それは分かる、その通り。

 

けど、やっぱりそれを含めてこれがキーウィなんだな、自分はそうならないようにしよう、けれどこれがキーウィなんだな「よかれと思って間違う」と思った月曜日でした。



tom_eastwind at 17:29│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔