2016年04月06日

出張強盗

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財務省は、2016年度に印刷する1万円札を前年度より1億8000万枚(1・8兆円分)多い12億3000万枚(12・3兆円分)とする計画を決めた。

 1万円札の印刷枚数はここ数年、年間10億5000万枚で横ばいだった。日本銀行が始めたマイナス金利政策の影響で利息が低下した銀行預金ではなく、自宅などで現金を1万円札で保有する「タンス預金」が増えているようだ。

 マイナンバー(共通番号)制度の運用が始まり、将来、自分の資産を国に把握されたくないと考える人が増えていることもタンス預金を拡大させているとみられる。一方、5千円札は8000万枚、千円札は1億枚、それぞれ印刷を減らす。

 日銀の2月のマネーストック速報によると、世の中に出回っている現金の量(月中平均)は、前年同月比6・7%増の90兆3000億円で、13年ぶりの高い伸び率だった。特に1万円札が6・9%と大きく伸びている。5千円札の伸びはわずか0・2%だった。

 お札は財務省が印刷計画を作り、実際の発行は日銀が担う。

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世間ではタンス預金が増えて金庫の売上が急上昇している。銀行に預けたらお金減るんだったら現金で持っておく、けど金庫の購入費用と預金口座管理費用はどっちが高いのか?

 

勿論マイナンバー制度があるので高い金庫でも良しとする考えもあるだろう。

 

けどこれを狙って次に急増するのが1.8兆円を狙った中国からの出張強盗である。これはきついぞ。彼らには日本の強盗の常識が通用しない。ヒットアンドアウェー、日本滞在時間は24時間以内で強盗を成立させて中国に戻る。

 

僕は香港時代に中国人ギャングによる香港ビジネスマン誘拐殺人事件をしょっちゅうニュースで見てきたが、彼らは中途半端ではない。

 

深センでビジネスマンを誘拐して翌日身代金を持ってきた秘書をまず殺して(警察に通報してないから確認出来ない)次にビジネスマン本人を殺してその体を切り分けてビジネスマンの乗っていたベンツで北西に向かい100kmごとにその手足を捨てていくからまとまった死体が残らないので探しようがない。

 

今までも日本国内で出張中国人による犯罪が行われた事はあるが今回は特需である。

 

中国人グループはまず金庫を買った顧客リストを金庫販売会社のデータベースから盗み出す。これは簡単だ、ネットの世界では中国は強いから民間会社の情報なんてあっという間に盗み出せる。

 

次にその顧客の住所を調べてグーグルアースで場所確認して仲間を送り込み昼間と夜の人通りを調べ、家族の行動を調べる。

 

治安の甘い日本の個人住宅なんてご丁寧にご家族全員のお名前を書いた表札まであるわけで日本の法律なんて関係ない出張強盗からすれば予め住所さえ分かればどうにでもなる。

 

それから侵入経路と脱出経路の確認、金庫を開けることが出来る人が在宅の時を狙う。侵入の際は宅配を装えば良い。

 

出張強盗からすれば会った事もないし二度と会うこともない日本人だ、強盗に入って逆らえば殺せば良いだけだ。カネを奪ったらすぐに中国行きの直行便が飛んでる近くの空港に移動する。カネは空港で仲間に渡し自分は身奇麗になって中国へ戻る。数時間で成立する効率のよい犯罪である。

 

こうなると次に出てくるのはセコムである。不安にかられた人々はセコム等警備保障会社と契約する。契約は激増する。警備保障ビジネスは実際に現場で警備をする人が必要でありもろに雇用増加に繋がる。

 

こうやってお金は実体経済に流れて雇用を生みアベノミクスの経済効果バンザイ!

 

そして一年もすると金庫を買った人たちは中国人による強盗リストに載せられるよりはとタンス預金をまたも銀行に預け入れ、銀行は管理手数料という新たなビジネスを開拓出来て財務省と肩を並べてバンザイである。



tom_eastwind at 19:53│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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