2016年04月09日

景気、悪化している。

内閣府与論調査を朝日新聞がまとめている。

http://www.asahi.com/articles/ASJ486D2BJ48UTFK014.html

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「社会で満足していない点」(複数回答)では、「経済的なゆとりと見通しが持てない」(44・4%)、「若者が社会での自立を目指しにくい」(37・1%)、「家庭が子育てしにくい」(28・5%)の順だった。

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現在の日本は社会構造の二極化が始まり更に二極化が固定化をするという状況である。

 

大学に入学した時点で若者の将来の就職先は限定され(現在の求人活動では大学と学部を限定することで足切りする)更に卒業時が就職不況などで時期が悪ければブラック企業に就職して夜中まで働かざるを得ない。

 

その企業を辞めても次の就職先は見つからず一時しのぎと思って始めた建設工事現場の警備員、仕事が忙しくて求職活動もままならず。これが何年も続くことになる。

 

給料は上がらず毎日が何か気ぜわしく過ぎていく。ワンコインで買える弁当が「激安!」と言われてた時代は過ぎた。「俺って、このままなのかなー」

 

世の中の二極化は若者の実力や努力と関係なく進んでいく。これは社会の仕組みの問題であり個人が抵抗出来るものではない。

 

政府としては若者が社会の予定された場所に配置されて政府の思うように動いてくれればそれで良い。東大法学部卒業だけが名前を持ち日本の支配階層に入るべく選ばれたエリート官僚になる。

 

それ以外の若者は名前さえ不要である。社会が必要とする現場活動する中で必要な仕事をすればよい。Fラン大学を卒業すればそこにあるのは現場職。

 

政府が求めているのは自分の立場をわきまえて夏は暑く冬は寒い現場で黙って働く若者であり要するに替えのきく社会の捨て駒でしかない。東大法学部以外は大卒でも高卒でも関係ない、後は能力に応じて自分で社会の居場所を見つけろってことだ。

 

それなら最初から高校卒業して地元の工場で働いた方がよほどましであるが、それは教育産業が大学も含めて稼ぐ為に「大学だけは出とけ」と親のアタマに擦り付けさせる。それは単純に「周囲がそうするから自分もそうする」だけである。

 

そして奨学金を受け取ったら卒業後はその返済に苦労することになる。これじゃあ結婚もできんわ。

 

そう。その通り、社会の仕組みに乗っかってベルトコンベヤーのように流された先はあなたに似合った職場が待っていることになる。

 

しかしそれでも南米の子供に比べれば「まし」であろう。南米で今何が不足しているかと調査すれば一番の答は「治安」であるのだから。

 

僕から言いたい、「この際だ、開きなおって現場仕事のプロになってやる、俺は現場のプロだ!」そういう気概を持って現場を生きれば仕事が楽しくなるし目も活き活きとするし、そういう時って不思議に運が舞い込んでくる。

 

ぼくは高卒で派手な移住を3回やった。その度に現地の人々に助けられた。幸運というものは、頑張っていれば舞い込んでくるものだ。

 

自分を信じてもうだまされないぞと社会に疑問を持ちつつ選挙に行きこれからの人生を視点を変えて楽しもうではないか。

 

それと社会の二極化とは20%の人々と80%の人々に振り分けられ、それでアンケート調査したら80%の方が数が多いわけで当然「世の中、経済的な見通しが持てない」となるのは当然だろう。



tom_eastwind at 11:36│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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