2016年05月01日

メーデー

今日はメーデー、共産党では志位書記長が集まった人々を前にして「賃上げやるぞー!」と言うのは良いのだけど何故かその後に「安倍政権を倒すぞ−!」とワンセットにしている。

 

志位書記長は非常に賢いわけで自分の言ってることに矛盾があるのを知っている。

 

いま誰よりも賃上げをしたいし出来る地位にあるのは安倍政権であり賃上げなければデフレ脱出出来ずアベノミクスが間違った政策であったのがバレるし景気上昇しなければ長期政権も維持出来ない。

 

志位書記長が賃上げを主張するなら安倍政権を維持して引き続き賃上げをしていくのが一番である。なのに片手で賃上げ、片手で安倍打倒、じゃ誰が現実的に賃上げ出来るのだ?

 

そんな事分かった上で平気で大声出せるのだから、さすが共産党である。

 

今年は共産党が民進党の鼻面を掴んで振り回しているけど、一体民進党のどのレベルの人々が今年共産党と選挙で組むようにしたのだろう。

 

共産党は長年の間選挙では常に独自候補を立ててきた。負けること分かってても候補を立てることが共産党の党是のようなものだった。それが何と野党共闘だと??

 

一昔前ならあり得ん話であり共産党員でさえ鼻で笑って「あり得ん」だった。

 

共産党は日本の野党で唯一戦前は非合法化されて戦後も公安によって見張られた組織である。戦うことに関してはどの政党よりも強い。狼のような連中が羊のような民進党の組織に食い込む目的は当然共産主義の実現である。

 

そこで今回の野党共闘について考えてみると、共産党は若い世代を取り込んで元社会党(民進党)も取り込んで本気で強い野党を目指しているのではないかという事だ。

 

何故なら今この国で起こっている大変化は二極化とその固定であるが選挙で8割の票を持っているのは下流である。自民党を支える人々はどんなこんな言ってもそれぞれの地域社会での上流であり彼らの持っている票は2割である。

 

組織票と言っても医師会あたりは全員が上流であるから自民党に票を入れるだろうが建設業になると社長が社員に「自民党に入れろ!」ということは出来ても強制は出来ない。

 

つまり共産党は今の社会の大変化を見抜き多くの選挙民の受け皿となるべくまずは民進党と組み国会で議席を取り共産党として発言権を取る、そして共産党の国会発言で若者世代に受けるスピーチをする、これが狙いではないか。

 

民進党のお公家のような連中に共産党の狼が飛び込んできたら一発で食い殺される。なのに民進党は政党として民意から離れてしまい共産党と組むことが生き残る道と判断したのかもしれない。

 

これから自民党にとって最も怖い政党は共産党になる。国会でかっこ良いことを言う共産党が失望の若者世代にかっこ良い事を言って彼らが共産党に入党すれば一気に洗脳出来る。

 

共産党の洗脳はオウム教の比ではない。何せ言ってることに一定の事実があるのだから洗脳された方は本気で社会を良くするために共産党指導部の指示に従うことになる。

 

メーデー、労働者の祭典。若者には早い時期に「動物農場」と「1984」を読むことをお勧めする、洗脳に罹らないワクチン本として。



tom_eastwind at 17:53│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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