2016年05月23日

日本のATM

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全国十七都府県にあるコンビニの現金自動預払機(ATM)約千四百台で今月十五日、偽造クレジットカードとみられるカードが一斉に使われ、現金計約十四億円が不正に引き出される被害があったことが捜査関係者への取材で分かった。

 二時間余りのうちに、各地で百人以上が引き出しに関わった可能性がある。南アフリカの銀行から流出したカード情報が使われたとみられ、警察当局は大がかりな国際犯罪グループが関与しているとみて、窃盗容疑などで調べている。

 国際刑事警察機構(ICPO)を通じて南アフリカ当局と連携し、カード情報が流出した経緯も捜査する。

 捜査関係者によると、十五日午前の二時間余りの間に、東京や大阪、福岡など十七都府県で金が引き出されていた。いずれも限度額の十万円が引き出され、取引は計一万四千回以上に上る。セブン銀行のATMが使われ、同行の被害相談で事件が発覚。カード会社から現金を借りるキャッシング機能が使われた。

 ATMの取引記録から、南アフリカの銀行が発行した約千六百枚のクレジットカードの情報が使われていたとみられる。警察当局はハッキングなど何らかの方法でカード情報が流出し、このデータを基に偽造カードが作られたとみている。

 警察当局は各地のコンビニに設置された防犯カメラの映像を解析し、引き出した人物の特定を進めている。

 偽造カードを使ってATMから不正に現金を引き出す事件を巡っては、二〇一二〜一三年に日本を含む二十数カ国の金融機関から約四十五億円が不正に引き出されており、警視庁がルーマニア人グループの男らを国際手配したことがある。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201605/CK2016052302000117.html

 

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またも派手なカード詐欺である。組織化されたグループが日本で同時刻に一気に現金を引き出したとのこと。

 

僕は日本に行くとまず羽田空港到着ロビーのATMで一日限度額の10万円を引き出す事にしている。NZからわざわざ日本円を持参するよりも便利だからだ。

 

海外のクレジットカードを日本で使うには様々な制限がある。羽田空港ATMだと素直にお金が出るのに街に出て恵比寿のファミマに行くと使えない。ローソンもダメだ。

 

使えるのはセブン銀行ですと言われたがホテルの近くにセブン-イレブンはない。

 

ところが一つびっくりしたのはゆうちょ銀行だ。海外発行のクレジットカードでも1日10万円まで引き出し可能である。

 

郵貯のATMマシンは見るからに古くて英語と日本語が混ざって表示されて最後に「確認ボタンを押して下さい」が日本語、そして画面外にあるボタンには漢字で「確認」となってる。

 

これで利用者は分かるのか?最初は日本人についてきてもらって画面とボタンの写真をいちいち撮って枠内に英語で書きこむか。

 

そしてもっとややこしいのがBNZクレジットカードを日本のホテルやレストラン等で使う場合だ。

 

例えばホテル側は取引先銀行経由で日本のカード会社に問い合わせが行き精算されるはずなのだが、日本のカード会社は海外の田舎のちっちゃな銀行のカードとの取引をしていない事がよくある。そこで却下される。

 

カードがVISAでも日本で精算する時は精算会社UCグループになったりしてUCグループが取引がない場合があるからだ。

 

それからレストランで支払いをする場合などにクレジットカード使用控えをもらうんだけど、ここに何故か日本の精算会社?が入ってるのか、VISAを使っているのにVISAMASTERSとなってたりする。

 

海外発行、特にニュージーランドのような田舎銀行の発行しているクレジットカードは使い勝手はよくない。銀行からしても日本全体からすればほんのちょびっとの取引のためにいちいち使い勝手を良くするのも面倒である。どうせなら銀聯みたく大量にお金を落としてくれるならじゃんじゃん契約しますよって話だろうが。

 

今回の事件もアフリカの銀行のデータを買ってそれをカードに入力させて人海戦術で日本で一気に現金を引き出せる組織力は中国にしかない。

 

これでますます日本での現金引き出しは難しくなるんだろうな、全く悪貨は良貨を駆逐するである。



tom_eastwind at 16:34│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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