2016年05月26日

インド人学生

最近はやけに明るい顔したインド人学生がクイーンストリートを歩いてるなー、増えたな−と思って移民局の統計を見てみた。

 

すると案の定学生ビザがこの約1年で3万件近く発給されている。すごい数ですな。ところがよくデータを観ると面白い、何と学生ビザでさえインド人は35%が却下されているのだ。

 

学生ビザに必要なものの一つに資金証明がある。そしてインドの新聞広告では「資金証明は当社で作ります、まず申し込みしましょう」である。何じゃそりゃ?である。

 

つまり若いインド人が考えているのは金を借りてでも学生ビザを取得してニュージーランドに入国したらとにかく働くことを考えているのだ。インドの最低賃金や労働条件を考えればそりゃニュージーランドの方がよほど楽である。

 

勿論英國や米国に留学できれば良いがテロリストチェックもあり可能性は非常に低い。豪州カナダもきつい。そうなると残された選択肢がニュージーランドという事になるのはある意味当然だろう。

 

でもって人口は12億人と中国とほぼ同様である。そうなるとクイーンストリートを若いインド人グループが闊歩するのもなるほどである。

 

もう少し中国と比較してみると学生ビザの却下率が全然違うことが分かった。中国の却下率2.76%。つまり殆ど誰もが学生ビザは取得出来ているのだ。

 

この違いは明確で中国から来る申請は実際に親が金持ちである。資金証明に問題がない。第一中国人が本気で外国で働くとなれば狙いは米国である。

 

古い映画でリーサル・ウェポンシリーズでも中国人密航団がテーマになっていた。一旦密航船に乗って上陸すればアメリカ大陸は広いから移民局に見つかる可能性は低い。

 

しかし現在の中国ではあえてムリして密航するよりも中国国内で働くほうが機会が多い。だから中国の学生ビザ申告は真性であり却下されることが非常に低いという事になる。

 

第一中国人学生はよく金を遣ってくれる。立派なアパートに住み高級車を乗り回し親の金を散財してくれるのだからニュージーランド経済からすれば有り難い限りである。

 

インド - 却下率 35.67%    (却下 16,559 件、承件数 29,862 件、46,421 )
  
中国  - 却下率  2.76%   (却下  1,292 件、 件数) 45,466 件、46,758 )



tom_eastwind at 10:33│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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