2016年06月26日

変化対応

日曜日は自宅で今までの仕事を絵に描いて整理して並べてこれからどう進めるかを考える。とは言ってもいくつかすでに方向性の見えてるものはその速度を考える。

 

僕は仕事は勿論殆どパソコンであるが全体戦略や方向性を考える時はA4サイズの紙にいろんな要素を書き込んでそれぞれの位置に間違いないか、一つの荒野に見立てて考えてみる。

 

これから広がるもの、これから縮小するもの、現状維持のもの等、そして自分の次の立ち位置をどちらに移動させるか。

 

そしてそれぞれの要素の速度も大事だ。早すぎず遅すぎずであるが僕にはこれが苦手である。思いついたら我慢出来ずにとっとと開始するのでこれはもうかなり意識的に抑えこんで我慢することにしている。

 

週末はこうやって自己制御も含めて各種案件を見直す事にしている。こうやって紙に書いた書類に日付を入れてるが古くても大事な書類は2014年までクリアフォルダーの中に残っている。今までの変化を観て次を予測する、これが僕の変化への対応である。

 

常に自分は動いている。地球も動いている。人も動いている。一切変化せずなんてあり得ないわけでその意味で常に先を観て障害物がないか確認することが必須である。

 

但し読めない要素は常にある。例えば英国のEU離脱などはこちらがいくら考えてもどうしようもないので不確定要素として凝視しておき影響を最小限にするように手配しておく。

 

Aucklandのような小さくて変化の激しい街ではこれから成長するビジネス、安定期に入ったビジネス、停滞期に入ったビジネス、衰退するビジネスを常に見張っておく必要がある。

 

ビジネスモデルは大体5年で入れ替わる。ビジネスモデルの盛者必衰のタイミングを読むことが重要なわけでビジネスモデルのポートフォリオの入れ替え、次に何を入れるかを考えるのが大事である。

 

誰しも変化は嫌がる。面倒だし先が読めないからだ。けれど一生同じなんてのはない。どうせ変化する人生なら自分の力を付けて変化対応していくしかない。

 

外は豪雨と時折の晴れ間が広がり雷が鳴るかと思えば虹が出る。自然も変化が激しい。



tom_eastwind at 10:40│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔